フランスワインに焦点を絞り、
比較的細かく産地を分けて、数ヶ月に渡り巡っていく
そんな魅力的な、
少人数でのお勉強会に参加させていただきました
第3回目でしたこの日は、
~ボルドー左岸 メドック地区
カベルネ・ソーヴィニヨンの故郷、世界で最も格式のあるワイン産地の真髄~
前回
のテーマ
“ ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ地区” に、引き続き
“ ボルドー左岸 メドック地区” とありましたもので
興味を持ちまして!
↓
今回も、参加させていただいたのですけれどね
なにぶん、
今回も紙ベースの資料は、手元にございませんのでね
たどたどしいカヌレのメモと、
ほんの数枚の写真からは、お勉強の記憶を記録に残すのは難しい。
輪をかけまして
今回は、ボルドーときましたからね
つまり
元々持ち合わせております知識とは
恐ろしく、乏しいものでございます
お勉強後、
これ以上日が経つと、危険を感じますので
ちゃちゃっと綴っておくことにします
<今回のメインテーマ>
ボルドーワインの地理的条件!
グラン・クリュとプティ・シャトーの味わい比べ!
まずは諸々、
ひとまず綴って残しておきたい、特に記憶に残ったことだけを・・・
比較的歴史は浅く、人々が整備し、人工的に作った産地。
重要なのは、河。
河の存在は、ワインの地区ごとの特徴にも影響している。
↓
ガロンヌ河とドルドーニュ河が合流し、ジロンド河となり、
大西洋へと注ぐ。
ガロンヌ河・・・砂利、砂、水はけの良い土壌。
↓
カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適している。
ドルドーニュ河・・・粘土質、保湿性のある土壌。
↓
メルローの栽培に適している。
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローを中心に、
それぞれ収穫時期の違う、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド等とアッサンブラージュし、
調和の取れた、安定感のあるワインに仕上げる。
左岸というくくりの、この日でしたが・・・
メドック地区のみ、
3種類のワインのブラインドから始まりました
とは申しましても・・・
その3種類は、初っ端から明かされておりましたので、
どのグラスがどのワインか、推測してみるだけでございます
から順に・・・ ( カヌレの独りよがりな感想でございます
)
① あまり香りが立たない。
ひっかかりが無く、滑らかで飲み易い。余韻は長くない。
途中までは、3つの中では最も好みでしたが・・・時間が経つと、かなり血っぽい。
↓
シャトー・カプベルン・ガスクトン???
② もの凄く香りが良い。味わってみると・・・最初はイガイガ。
少し経過すると、
酸もタンニンも程よく、バランスがいい。とても余韻が長い。
総合的に1番好き!1番おいしい!!
↓
シャトー・ランシュ・ムーサ???
③ 3つの中では、1番ベリー系が強い。
タンニンが強くて、ザラッとしている。そんなハズないけど、ニューワールドみたい・・・。
なかなか個性があって、難しい。1番進まない・・・。
これだけ難しいとなると、1番よく知らないガスクトン?
でも、それはいかにも過ぎるもんね! ( →いらない読みでございました。 )
↓
シャトー・ラネッサン???
合わせてくださったお料理は・・・
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
これだけサラッとしたソースで、
赤ワイン煮込みに仕上げるとは、現在の若い方の感覚だね~ と、先生が!
カシスのソースを、忍ばせてあったらしい
ホロッ!と崩れて・・・
あっさりソースで、おいしかったですよ
さてさて!
答えあわせです~。
から順に・・・
① シャトー・ラネッサン 1997 ( メドック サン・ジュリアン? オー・メドック? )
カベルネ・ソーヴィニヨン 60%、メルロー 30%、カベルネ・フラン 5%、プティ・ヴェルド 5%
② シャトー・ランシュ・ムーサ 1997 ( メドック第5級 ポイヤック )
カベルネ・ソーヴィニヨン 65%、メルロー 30%、カベルネ・フラン 5%
③ シャトー・カプベルン・ガスクトン 1998 ( メドック サン・テステフ )
カベルネ・ソーヴィニヨン 60%、メルロー 30%、カベルネ・フラン 10%、プティ・ヴェルド 5%
( ↑ カロン・セギュールの夫人がサン・テステフに所有するシャトー )
う・・・ん
ボルドー!
しっかし、わからないですねぇ~。
ボルドーは格付けがハッキリしているので、
ワインのお勉強を始めるにはもってこい!なんて話も、よく耳にいたしますが
なかなか、そうは簡単に思えない、カヌレでございます
わからないなら、わからないなりに
興味深い内容の勉強会ではございましたが・・・
何を綴って、残しておいたらいいのだろうか
何がお勉強になったところなのだろうか
そんなことさえ、わかっていない
なかなか残念な状態でございます
まっ
ある程度熟成を経た、
おいしいワインたちに出逢えたことだけは、確かなことですね~。とです