さてさて 後編も綴っちゃいましょ・・・。
ムッシムパネンでの、「2010年 ボージョレ・ヌーヴォーを楽しもう!!」 の会
いくつか気になっていたボージョレは、
やっぱり、後半に登場致しましたしね・・・
⑤ボージョレ・ヌーヴォー 2010/マルセル・ラピエール
フランス・ボージョレ
ガメイ
カヌレメモ
自然派の父と呼ばれ、フランス自然派ワインの礎を作った偉大なる生産者。
彼のワインを飲んで自然派ワインの素晴らしさを知った、ワイン愛好家や醸造家は数多く存在します!
皆さまの日記を拝見していても、大変多く見受けられました
マルセル・ラピエール、
今年の解禁を待たずして、お亡くなりになられたのですよね
ヌーヴォーをいただけるのも、今年の分で最後なのだな・・・と、
やはり、特別な思いでいただいてみましたよ
優しくて、繊細な味わい
特有の甘みが少なく、「おいしい~!」とつぶやいてしまうワインでした
時間が経つと、ジャムっぽさも感じ取れてきてしまいましたが
今回皆さまから、1番好評なヌーヴォーだったのではないかと・・・
さてさて
前編で綴らせていただいたシェフのお料理たち
もうちょっとその詳細を、綴らせていただいちゃいましょう~
目に飛び込んできた、例のブリオッシュの山から
コロンっと、カワイイでしょ~
なんとッ
この子→ ブルーチーズ入りのブリオッシュなのです
ブルーチーズを探しても見つからないくらい
心地よく、ブルーチーズの風味が広がる程度に仕上がってるのです
ようやっと、ブルーチーズ発見
底の部分が、なんとも言えぬ歯応えで・・・めちゃくちゃおいしいの~
今回カヌレの、最もお気に入りとなってしまった1品でした
そして、ムッシムさん
平素から、ゴルゴンゾーラのタルト・ミモレットのパイ
パルメジャーノ・レッジャーノのパイ・カマンベールのパイ
ワインにピッタリなチーズのパイが、種類豊富にあるのですよね
とっても惹かれつつ・・・
カヌレ、いただいてみたことなかったのです
今回いただいた、ミモレットのパイ
甘みも感じ取れるヌーヴォーと共にいただくには、
最も万能ちゃんな1品だったのでは?と、思いましたよ~
おいしい~
さてさて!
お次は、カヌレが( ←いえいえ、かなり多くの方が ) 最も期待を寄せていたヌーヴォーです
去年→ 時間の経過別に、心置きなく満喫して・・・
皆さまと、共に感動した1本だったのですよね
⑥ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール 2010/フィリップ・パカレ
フランス・ボージョレ
ガメイ
カヌレメモ
ブルゴーニュの造り手さん。自然派の代名詞とも呼ばれる注目の醸造家。翌年以降も素晴らしい熟成をする為、
あえて「ヌーヴォー」でなく、「ヴァン・ド・プリムール」と表記しています!
こちらはですねぇ~。 やっぱり別格でしょ・・・。
色合いも薄く
開けて間もないうちは、ヌーヴォーの特徴をあまり感じさせないくらいですよね
おいしい~
皆さま→ 去年の以上にジャム香を感じさせず、逆に少し酸味があるのでは と・・・。
時間の経過を経ていくと・・・
だんだん、ヌーヴォーっぽさも出てきましたよ
そうでした~
去年
の解禁日→ 「パカレのヌーヴォーは、フレッシュな内にいただくのが1番おいしい」
そんな意見の方が、多かったのでしたよね
さてさて
別の日にいただいたにも関わらず、知らないところで同じ感激を受けていまして・・・
昨日mieさんと、
思わず盛り上がってしまったお料理です
シェフのお手製、パテ・ド・カンパーニュ
カヌレも今まで味わってきたパテの中で、最も好みのものだったかもしれません。
さすがは、ケーキ屋さんのシェフ
上にはブラックペッパーと共に、オレンジのコンフィが乗っちゃってますよ
お肉は、鴨肉・白レバー・鶏ムネ肉・豚肉を使ってらっしゃるとのこと
一見、ガツンときそうなタイプのパテに思えますが
やはり、オレンジのコンフィとの絶妙な組み合わせなのでしょうかね
ほんとにおいしいパテに出逢えました
そして・・・
舞茸のキッシュ
きのこ&キッシュラバーなカヌレには、たまらない1品ですよ~。
ふんわり温かい状態で出してくださるので・・・
ホールで次々焼き上がってきても・・・
瞬く間に、無くなっていってたのですよ~
⑦ボージョレ・ヴィラージュ プリムール “ピュール” 2010/ドメーヌ・ランセストラ
フランス・ボージョレ
ガメイ
カヌレメモ
シリル・アンゾロ→ 自然派ワイン注目の生産者。2009年、PUR(=「純粋な」)という言葉に新たな命を吹き込む。
全ての物事をシンプルにダイレクトに表現したい!という思いから、白黒のエチケット!
あれあれ~
またボトルとの写真、納め損なっております
なので・・・エチケットだけ、HPよりお借りしました
正直、カヌレとしては大変めずらしい現象・・・
自らが、ビックリです
けれども全く、酔っ払ってはいませんでしたのでね
「お祭りムード!」に浸れちゃってる、隠し切れぬ証拠でございます。
「おそらく1番濃いタイプのヌーヴォーではないかと」と注いでくださった、こちらのヌーヴォー
確かに特有の甘い香りも強く、でも濃厚で
一気にヌーヴォー感覚に引き戻された1本でした
チーズも用意してくださってました
こちらは、「殺菌したカマンベールチーズ!」とのことでしたよ
お気に入りのブルブリちゃんと一緒にね・・・
うん!
カワイイ~
⑧ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール “ポント・デュ・ディアーブル 2010
ヴィニフィエ・パ・ジュンコ・アライ
フランス・ボージョレ
ガメイ
カヌレメモ
ル・ポント・ディアーブル→「小悪魔の橋」という、樹齢60年の単一畑のボジョレー・ヴィラージュ。畑の所有者はジョヴェール家。
新井順子さん→去年に続き、ヌーヴォー2回目の挑戦!
新井順子さんのおいしいワイン、
これまでにも、いただける機会に恵まれていたと思うので・・・
とっても楽しみにしてしました
今回のヌーヴォーの中で、最も果実味が感じられたように思います
ほんと、ちょこっとピノ・ノワールを感じさせるような・・・
微発泡で、こちらとても好みのヌーヴォーでした
ちなみにカヌレは、
これまでにいただいた新井順子さんのワインの中でも
茶葉さんが、幾度か持ってきてくださった、
「ぺティアン・ロゼ 2004/ドメーヌ・デュ・ボア・ルキャ」
のおいしさが、忘れられません~
そして、そして・・・
待ちに待った、新作のスイーツですよ~。
マーズ
美しい~
華やかで、とってもおいしそうでしょう~。
ムッシムさんの説明より
フランボワーズムースとシナモン風味のヘーゼルナッツムースが、チョコスポンジを挟み、
間に忍ばせたバラのジュレが、両ムースの香りを引き立てる絶妙なマリアージュ。
ロイヤルティーヌでサクサクの食感も楽しめます。
ベリーの香りが心地よい「ガメイ」の赤ワインに良く合います。
もう~、めちゃくちゃおいしいです
驚くほど軽~い口当たりの、ヘーゼルナッツのムース
底の部分のサクサクした食感
たまらないスイーツでした
「軽いタイプのガメイの方が、よく合うかもしれませんね~」
と、おっしゃってましたよ
ちなみにこちらの大きいホール版
↓
ムッシムさんの今年のクリスマスケーキとして、スタンバイしているそうですよ
こちらで最後と思いきや・・・とっても興味深いお話が
⑨ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール 2009/フィリップ・パカレ
フランス・ボージョレ
ガメイ
先ほどいただいたパカレの、2009年のヌーヴォーです~
貴重にも、貴重にも、皆さま総勢で1本のみ
おそらく1年後に、こうして飲み比べしてみようと
1本だけ、大切に保管しておいてくださったのでしょうね
2010年と2009年
色合いは、さして違いがないようですね
こちらはですねぇ~
もう、文句なしに・・・うん!おいしいです
そうそう!
「ティエリー・ピュズラーのヌーヴォーを飲みたかった~」 って声が、多かったのですよね!
今年はどうやら、リリースするのが難しかったようですね。
こんな感じで、「2010年 ボージョレ・ヌーヴォー解禁日」
すっかり満喫致しました
皆さまと共に、ワイワイお祭りモードを楽んで
とっても楽しいひとときでしたね
ご一緒してくださった皆さま、ありがとうございました
カウンターに並んでいる、シェフ手造りのワインを後ろに見つつ・・・
こちらは一体、
どんな機会に抜栓されるのでしょう~
ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日
↓
当たり前のように毎年やってくる、1年に1度の日となっておりますが
こうしてまた、遠く離れたフランスで
今年も新たな農作物が、無事に生まれた!という、あり難い話でもありますよね
皆さまと楽しんだ、今年の解禁日でした~