cucina BIANCOで月に一度行われているワインセミナーに行ってきました~
「ブドウ品種のきほん パートⅡ」
「ブドウ品種のきほん」シリーズ、今回はその2回目です
今回も白・赤それぞれ4種類ずつ ブラインドテイスティングです
白①→よく知ってる香り。アーモンドかな…。若い感じです。舌にピリッときます!…なんだろう?
白②→オイルっぽい香り。若い感じです。酸味があるな~。…リースリングかな?
白③→黄色が強~い。ライチの香り。お味はやっぱり苦手。…自信持ってゲヴェルツです!
白④→時間が経つと随分香りが変わってきました。…ヴィオニエかな?
私は①が一番好き
なんか、いかにも先月に比べ品種がわかるようになった感じですが…違います。
今回は多少、香りの例えについてヒントがあったのです
白①→2007 ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ サルタレッリ
(イタリア/マルケ州 ヴェルディッキオ)
白②→2007 リースリング ヒューゲル (フランス/アルザス地方 リースリング)
白③→2007 ゲヴェルツトラミネール ヒューゲル (フランス/アルザス地方 ゲヴェルツトラミネール)
白④→2007 ヴィオニエ シャトー・ペスキエ(フランス/コート・デュ・ローヌ地方 ヴィオニエ)
先生のお話の中から、特に記憶に残った事を書き留めときます!
*①とにかく塩っぽい、ミネラルっぽいのが特徴。フォカッチャの塩を口にしたときの感じと似ているのでは?
それもそのハズ!マルケ州はアドリア海に面している。
*②こちらも塩を利かせたお料理とよく合う!
アルザス地方の伝統料理“シュークルト”→塩漬けキャベツとソーセージを煮込んだモノ
*③どこのゲヴェルツも、この強い個性の香りはライチとバラで表現されることが多い。
アルザス地方のウォッシュタイプのチーズ・マンステール+クミンシード+ゲヴェルツはよく組み合わされる!
*④ヴィオニエはぶどうの栽培が難しく、高級な品種。中でも高級で有名なヴィオニエのワイン=コンドリュー。
本日のマリアージュ アクアパッツァ
イタリア風の煮魚 ムール貝やアサリ、白身のお魚が使われることが多いこお料理
今日はきのこやお芋を加えることで夏と秋、両方を表現されてるとのことです
レモンの果汁を加えるこのお料理、今日はレモンでなく柚子で
仕上げてあります
④のヴィオニエとよく合います!
本日使われてるお魚は“真鯛”。
アンチョビで塩味がプラスされてます。今日もおいしい
赤①→ベリー系の香り。とても飲み易い。
赤②→カシスのような香り。若そうなムラサキ?色。
赤③→個性あります!…なんだろう?
赤④→こちらだけキャンタージュされてます う~ん、何回も飲んでいるお味のハズ。なかなか茶色い!
私は④が一番好き
左から
赤①→2007 マスカット・ベリーA ルミエール (日本/山梨県 マスカット・ベリーA)
赤②→2006 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ モンティパガーノ
(イタリア/アブルッツオ州 モンテプルチアーノ)
赤③→2004 シノン キュヴェ・マリー ドメーヌ・パスカル・ランベール
(フランス/ヴァル・ド・ロワール カベルネ・フラン)
赤④→2005 “スフルサート”スフォルザート・ディ・ヴァルテッリーナ ニーノ・ネグリ
(イタリア/ロンバルディア州 キアヴェンナスカ)
先生のお話の中から、特に記憶に残った事を書き留めときます!
*①マスカット・ベリーA→糖度が上がりにくい。ピノ・ノワールに近いモノとされている。
*③シノンと呼ぶことができるのは、フランス・ロワール地方のカベルネ・フラン100%のモノだけ。
カベルネ・フランを単体で使うのはロワールでくらい。
*④ピエモンテではネッビオーロ(バローロ、バルバレスコ)。
“スフルサート”(強化した!)→ぶどうを陰干ししてから使っている。
本日のチーズ テット・ド・モアンヌ・ド・モンターニュ
スイス ジュラ州 (ジロールしてあります!)
専用の削り器でフワフワッなフリルに!くちどけが良く、まろやかな味わいになる。
今月もとても楽しい時間を過ごせました~
終わったあと…先生と雑談 「やっぱり、ワイン飲むからカヌレなんだ~」と言われ…教えていただきました
カヌレボルドー地方で生まれワインと深く関わりのあるお菓子。
元々ワイン造りのオリを取り出す工程で、卵白を使う習慣があった。
残った黄身を無駄にしないように作られたお菓子がカヌレ
今はもう、卵白は使われてないでしょうけど!との事。
そうなんだ~