ポリカーボネイト製のチョコ型、ご用意してみました。
勝手な持論なんですがね。
チョコ型はCKがコスパいいし、
キャンディライターやキャンディコートみたいな
なんちゃってチョコで作ると、、、
CKで十分。ってか逆に
CKは使いやすいよ、って事を伝えたくて、、、
プロっぽいポリカーボネイト製を
取り扱う気は無かったんですが。
あっ、ちなみに。
シリコンなら簡単じゃん、という意見、、、
私はシリコンの、洗ってもベタベタして
細かいホコリがつきやすい性質がイヤでして。
使用前に洗うと水分がついてブルーミングの
原因になりやすい、、、プレゼントした後に
カビみたいになったら最悪だから。さ。
それに、同じチョコを使っても
厚みや大きさによって、味って変わるの、、、
深めの凹みに、そのままチョコを流すだけの
歯にヤバくて恐ろしい素人チョコは
愛がある人しか消化してくれないでしょう、、、
だから、CKのような
やわらかいプラ系だけを扱ってました。
なのに、どうして今、ポリカーボネイトかといえば、、、
来年。月9じゃ、嵐の松潤が
チョコレートのドラマをやるらしいじゃん?
じゃ、きっと。本気の道具を使うだろう、、、
ってことは。CKのは安物で使いづらい、
とか言われる可能性もあるか?
だったら。両方取り扱っといて、
それぞれの良さをお伝えしなくては、、、
という思考変更でございます。
では。
うちのチョコシエ爺ィジのHELPのもと、
ポリカーボネイト型の使い方を紹介してみます。
まずは型にテンパリングした
チョコレートを流し入れます。
テンパリング方法はググるなり、
本を買うなりして、checkしてみてください。
ちなみに爺ィジは、機械を使ってます。
お玉かなんかで、ごそっと
凹みの上に、チョコレートをぶちまけ、、、
その後、凹みに入らない
余分なチョコを刮げ落とすんですが、、、
ここで、Atecoのスクレーパーみたいな
ズズッとチョコを削ぎ落す道具が
必要になる訳でございます。
いやっ、正確に爺ぃジの言葉を伝えますと
「一発でチョコは払うほうが裏側が奇麗なんだよ」
と、長めのパレットナイフを薦め、、、
少し固まりかけたもの、こそぐときに
スクレーパーだそう、、、
得意げ顔な爺ィジの、アドバイスでございます
凹みにチョコが収まった時、
机に型をコンコンと打ち付けて、、、
チョコの中に空気(バブル)を抜きます。
表面にちっちゃな穴があいてるチョコは
素人丸出しで不細工、ちょー格好悪いので
この作業は忘れずにドーゾ♪
本気のチョコレートは基本、
冷蔵庫に入れたりせず、20度前後の部屋で
自然に冷やし固まるのを待つそうですが、、、
今日は、2~3分冷蔵庫に入れて
サッと固める方法をとってみました、、、
もし冷蔵庫を使うなら、温度を少しだけ
下げることが目的なので、時間をはかりつつ
冷やしすぎないよう注意。です。
そして、ボンボンチョコを作るときの
楽しい楽しい、最大の見せ場、、、
内側のチョコ、外に外す。ドバーッと、、、
こうすると、型の側面だけに
チョコが残るので、カップのような
チョコレートができます。
家庭でこれをやるとなると
ドバーっの受けとめ方やチョコの量を
事前にしっかり検討する必要があります。
ちなみにウチは、業務用の少し大きめな
チョコポットを使用して
余分なチョコを無駄にしません、、、
チョコは高いですからね。
凹み以外についたチョコレートも
スクレーパーできれいに取り除いてね、、、
テンパリングしたチョコレートは
ガナッシュなどが混ざらなければ
また、テンパリングして使えるので、、、
細かい欠片まで集めて、再利用。です!
型の側面についたチョコが固まったら
内側に、柔らかいチョコ(ガナッシュ)を
絞り袋を使って、絞っていきます。
凹みの8割くらいに
ガナッシュを絞っていきまして、、、
全部に入ったら、また、型を机に落としながら
ガナッシュを平らに、、、
最後は、テンパリングしたチョコで
フタををします。
チョコレートが冷え固まったら
型を逆さにして、机にコンコンと
ぶつけて、中にチョコをはずします。
はずれない型は、スクレーパーの角を
凸側からコンコンと、何度かたたくと
コロンッ、、、って外れます。
それでも外れないとき、、、
テンパリングが失敗している、
型が汚れている可能性がありまして、、、
失敗、かも
テンパリングさえしっかりしてあれば
ほんと、簡単に型からはずれます。
仕上がりもほらっ、ツヤツヤで美しい、、、
なにせ、テンパリングってもんは、、、
多めに量を用意しないと作業しづらくて
勿体ないと思っちゃう瞬間が多い、、、
CKのキャンディコートやキャンディライターは
カカオを使ってないナンチャッテ系で、、、
甘みは強いけど、テンパリングが不要で
冷凍庫でギュッと冷やせるから
作業効率がいいので、デコも楽しみやすい。
甘さをおさえたいのであれば
中身の具の甘みを減らして調整すりゃいいし、、、
今年は。この甘みを抑えることができて
デコが楽しみやすいものを、と
オリジナルの型を作ってみました、、、
これはまた、次でご紹介しますね