んもぉ~、泣いちゃったよぉ。
というスタッフから電話があった。
その言葉だけで、何個のイヤな事を想像できたことか。
それは昔。
あたしがまだ、新人と呼ばれてた頃。
Macがまだ、1台100万前後して、
今より100万倍、機能が悪かった頃の話。
その時に世話になってた会社の、
歳老いた社長に、夢のような道具があると熱く語り、
おねだりが成功して、Macは事務所にやってきた。
昔のMacは喜怒哀楽が大げさで、
ちょっと面倒な作業をさせると
爆弾を出してイヤだという事を主張した。

それだけならまだしも、
Macは泣きが入ることもあり、、、でもそれは、
パソコンの死を予感させるくらい大変な事で、、、
泣き虫Macはたしか、、、

こんな顔↑、、、いやっ、こんな可愛くなくて、、、
ミッフィの口みたいな、バッテンな目をしてて、、、
あたしはこの顔を、
人生でたった1度だけ、見せられた事がある。
そうそう、↓こんな顔してたぞ。たしか。

話には聞いてても、なかなかしてくんない
貴重な表情なので、ついつい、、、
みんなで記念撮影しよう♪とクチ走り、
社長の息子に首をしめられた、、、っけ。
その話は、うちのスタッフにも話してあったが、
スタッフのiPod nanoが泣いたので
急いで電話をしてきた様子。
仕事でミスってないので、ホッとはしたが、、、
今の時代に何故、、、と調べてみると、
おやまー、出ている人もいるらしい。へー。
スタッフの声が昔のアタシと同じような、
若干、ウキウキした声だったのが気になるが、、、
それは多分、
新しいiPodに買い替える計画を
すでに持っているから、、、かもしれない。
首、しめたろーか。