昔聴いた曲 | なっつのブログ

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アラフィフ独り身、飲むのが好きなぐうたら女性の日記。

今日は昔聴いた曲をYouTubeで観ようとネットカフェへ。(わたしのガラケーでは通しで全部は観られないんです…)


胸がもう苦しくなりっぱなしでした。(苦笑)


昔(まだかなりかなり、幼さもすこし残ってるくらい、若いころ)もミュージック・ビデオ(以下MVと略)を観て夢うつつの陶酔感に浸って…


浸りすぎて、帰ってご飯食べてからあとは夜中まで観てたりしてて(←育ち盛りなのに)なんかこういうすこし現実逃避的にはまる感じってまずいよなぁ…と若いながら思っていたことを思い出したのですが


ほんとに今日も何曲か観て、はまって…マジで…マジで泣きそうになりました。


MV観るのも…なんか映画観てる時みたいな陶酔感があり、頭がぼうっとした感じになります。


以前も日記で書いたことのある

ドン・ヘンリーの『The Boys Of Summer』

とか
デフ・レパードの『Bringin' On The Heartbreak』

とか…。


切ない曲調のものは、MVの懐かしさも相まってめちゃくちゃに、泣きたくなるようなせつなさと、せつない陶酔感に襲われました。


あとは切なさよりも懐かしい…という感じでエルトン・ジョンの『I Guess That's Why They Call It The Blues』など観ていましたが


この曲とかはなんか基本的には懐かしい、んだけど


MVで若い男女がダンスをしたりじゃれあったりするシーンがあって


すんごい若いころ、そのシーンをどんなこと考えて観てたんだろう、あんまり覚えてないな…でもきっと、今とは全然違う感じで観ていたに違いない…と思いました。


そこに出ている男女は、リアルタイムで観てた当時は…わたしよりすこし年上のおにいさんおねーさんだったのですが


今ではこの中のふたりの方が、今のわたしよりはるかに若い。


要するに若い昔なら、その二人のシーンをなんとなく、『ああ、いいシーンだなぁ』なんて(それ観てたころは実際付き合うこともまだない頃なので)なんとなくで観てた気がするのですが


今だと現在の自分と自分の過去を交えて比較したりして観るので、もう視点が『若くて…こんな感じ、いいな。』と…


若さを見る中年の視点なのです。


『ああ、若いころこんな風に誘ってくれる男前がいたら。周りにそんなヤツはいなかった。』とか(笑)。←もちろん自分もMVの中にいたよーな女の子では全然なかったのにそれは棚上げ。(笑)


『若いって本当に…こんな風にただ好きでものすごく好きで恋する感じも、きっとできた(できてた?)よなぁ。』とか。


中年になって見ると、若いころの見方と違う。当たり前だけど。経験してなかった自分がぼんやり見る感じじゃなくって、少しでも経験してきた自分のもう戻らない過去と比較するような見方で見たりする。


若いころと同じような陶酔の仕方もするけど、若いころと見方が全然変わったところもある。


ほんとに歳取ったんだな~…。(しみじみ。)


そういえばこのMVに出演した主人公の二人は、今はどんな風になってどうなっているんだろう…


なんて思ったりもしました。


知りたいけどムリだろうなぁ。


男前だったMVの中の若い青年は、今どんなおじさまになってるんだろうな。


有名人じゃない(と思う)から、わかんないだろうけどねー。役者志望なんだろうけど、この仕事のあとどうなったのか。でもちょっと普通のひと(一般人)になってる可能性もありそうだから、それも含めてわかると面白そうなのになぁ。


そういうわたしはあれから、どんな大人になったのか。


やれやれ、とは思うものの…昔みたいに感動できたのは、よかった。…と思った。