あけまして | なっつのブログ

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アラフィフ独り身、飲むのが好きなぐうたら女性の日記。

おめでとうございます。

かなり遅ればせながらですが。

現実での知り合いには全く知らせていないボヤキブログなので、この距離感で挨拶も変かなとは思いますが、新年最初に書く日記に挨拶なしもないだろうということで。


見知らぬ誰か、だけれどそのひとの目に触れることで救われてる部分がある。…とこう書くと(わたしが)イタイなあ…まあでも、ブログは自分ひとりで成立しているものでもないから。


まあでもわたしの理想は、ここでボヤかないでも済むくらいに現実で充実した忙しい日々を送ることなのですが。理想は。


昨年末は淋しかったからだと思いますが日記を書く間隔が短くなっている。

今年はもうちょっとスローペースになると思います。わたしは長文書くのが好きなんですがその時間をほかに回さねば、と思うので。


前置き、長っ(笑)


さて。


そんな淋しかった年末ですが、年始もやはり淋しかった。(笑)


わたしは世間がお休みの時期にお仕事、の客商売なのですが、お正月は仕事の後にひとりで初詣に行きました。(さ、さびしい。笑)

ひとりのこの年齢の女性って…。あんましいないよな、やっぱり。
元日の夕方(というか夕食時というか)だったので人がそこまでいなかったんだけど、淋しい女って見られてんだろなーと自意識過剰になってなかなかお祈りに身が入りませんでした。
自意識過剰もなにも事実なんだけどね。(苦笑)

おみくじちゃんと引いてきました。吉。うん、いかにもな感じ。(笑)待ち人は来ないそうです。がびょん。〓


年末年始、かなり淋しくつらいなあと思っていたわたしは、以前買った美輪明宏さまの本を思い出してちょこっと読んでました。


今日のTV番組観ても思ったんだけど。

人を愛するって大事なんだな、といまさらながら思ったり、


愛されなかったのはやっぱり自分が足りなかったからなんだろう。
と落ち着いて、納得しました。


年齢考えると、もう「幸せな結婚」みたいのはどー考えても無理かな、と思いもするし、そのことでまだやたら焦りはしますが。

焦ってもやはりしようがないのです。


わたしは自分が幸運な方だと思っていたので、そこまで明らかにマイナスな人生を送るとは思っていなかったのですが


子供がもう無理かも、はわりと明らかにかなしいことかな、とは思います。
この年齢で結婚してなくて特定な相手すらいないのも、負け犬と呼ばれる状態なわけですしね。

でもね、あがいて子供を作る、ということがたぶん、できない。

納得しないと苦しくなってしまう。

これ甘ちゃんてことかなー…(←いや、そーだろ。)

でもね、卒業してから就職して、中年のおっさんの自覚のないセクハラ的な言動に耐え、それでも辞められず仕事を続けてしまう自分。(何年かでおっさんは辞めていきましたが)

仕事は不本意に我慢することが多かった分、(わたしの名誉のために言うと、エロいことをされて我慢したとかそーいうのは、ないです。ただその頃は、そのおっさんにしろ取引先の人にしろ、若い女性をからかうのが礼儀と勘違いしてるよーな不愉快な発言やプレッシャーかけがわりとあったと思う。セクハラ、という言葉がちょうど言われ出した頃で、今よりゆるかったのです。)

恋愛だけは不本意な我慢は絶対しない。好きでもない人とは絶対、絶対付き合わない、とその時強く強~く思ってしまったので


それである意味非寛容というか。柔軟性や包容力に欠けた面はあったかな、と思います。まあ…なにさまやねんって面もあるかな。


ちなみに今思うと、あの男の子が自分には一番よかったかも、と振り返って気づいた男子もいます。もう20代半ばの昔の話ですが、その頃は全く恋愛対象でなかった男子(友達)だったので、こっちに向かって来てくれてたのに全くなんとも思わず「お友達だよ」と断ったのですが


ああいうタイプの子と結婚してたら、わたし幸せだったんだろなー、と今なら思います。

ゴジラ(松井秀樹とゆーより、怪獣の方のゴジラ)に顔が似てる男子でしたが(笑)

その分(というのか?)
美男子モテ男くん達にはないよーな豪快さがあり、リラックスして話せる男子でした。『兄ちゃん』みたいな感じでダメ出しもしてくれてたし。


背もそんなに高くはなく、わたしより7,8センチくらいの差じゃなかったのかな。

今とは違うその当時の仲間達との飲み会の時、私と彼が座席的にツーショットになり、たまたまその飲み屋さんのほかの席に私のいる会社の女性が来ててその様子を見ていたらしく


『こないだ飲み屋さんで見かけたひと、彼?』と後日聞かれた時に


『(あんなゴジラのよーな男子)全然、彼じゃないよ。』(プライドの高い私がゴジラみたいな人と付き合ってたら面白いと思ったんでしょ、意地悪)←本音です。ひどいけど。

と、いう気持ちで思いっ切り否定しましたが


いや~、今となってはなんて見る目がない面食いな女だったんでしょう、わたし。

若い頃ほんっっとに面食いだったんだよねー。アホやなー。(笑)

その同じグループ内のまーモテるだろーなって美男子くんが好きでした。

美男子くんは例えると今の…日本じゃないアジア系のがっしりした俳優、みたいなカオというか。
ん~、すごい抽象的な例えだけど。


美男子くんもすごく男らしく頼もしいひとだったけど、今ならわかる。

わたしが地のままでいて、いちばん楽しく過ごせるのは、ゴジラくんだったんだろうな。ロマンチックな男女の恋愛、みたいな部分はなかったかもだけど、いい部分も悪い部分もお互い普通に出せて受け入れられる相手だったかも。

なにより変なナルシストな部分が彼にはなかったもんね。いい男の子だったな。


その後、すぐアホな元カレに行って(当時は今よりいいとこがあった)好きで好きで何年も費やすことになったりするから


ほんとにアホやなー。<(゜◇゜)


でもそうね、こんな風にもう全くその事は過ぎ去ってしまってから
あとで歳取って(あくまでも想像の域は出ないけど、まあ考えてみると。)こっちの方がよかったな、ってわかることもあるから

ヘンよねー、人生って。


ちなみに上で挙げた元カレ以外の二人はどっちも28…か9くらいで結婚したんじゃなかったかな。(わたしよりすこし年上だった)でもその時も、特にかなしいとも何とも、ほんとになんとも思わなかった。


その頃のわたしは若かったし、とにかく女として見て欲しい、女として愛してほしい、みたいな欲が強くて、結婚願望があまりなかった。

女としての自分に自信がなかったから、とにかく女としてそそるよーな対象であることが一番の価値だ、と思っていて、家庭を築くなんて全く、考えてませんでした。


…モテるタイプの人が好きで、そーいうひとに女として認められたら自分の価値が上がる、という価値観でした。いい男を手に入れられたら自分の価値が上がるって部分があったと思う。


あと、彼らからも捨てられたり、みたいなことがなかったからその分、なんの執着心もなかったんだと思います。



話がつい横道に入って長くなりましたが


私が今日TVや本を観たり読んだりで思ったのは


もう彼のいるいないはある意味どうでもいいから


20代から積み重ねていない自分はもう、間に合わない。間に合わないけど


これ以上痛い女にはならないよう、にはあがいてみよう。ということでした。

この歳からじゃ遅い、無理だ。

でも米粒とゆーより砂粒のようでも経験もいいところも、全くないわけではないはず。

だからこれ以上イタイ女にならないよう食い止めねば、食い止めねばというかすこしでも年齢に見合うようになりたい、と思います。


よい年でありますよう。

おやすみなさい。〓〓