【NST専門療法士・NST】
担当:れら
がっつくてごめんなさい。
れらは臨床系に血を滾らかしているもので、
この間改定があった診療報酬(22年度 4月1日)にもあった、
栄養サポートチーム加算
についての説明も少しまじえていきたいと思います。
--------------------------------ヨシュウ------------------------------------
NSTとは…
院内で患者様の栄養ケアに重点をおいた、多職種協同での栄養サポートチームのことです。
医師・看護師・薬剤師などなど・・・
管理栄養士がそれらの職種者と一緒に、患者様の栄養状態をアセスメント・サポートしていきます。
現場では、「NSTの稼働状況はどんなかんじ?」といった感覚になります。
特に、内科系ですね。食事の管理が病状に繋がりやすい診療科において
NSTが重要視されていることが多いようです。
(例 糖尿病などの代謝内科・腎臓関係科・高血圧関係…)
ただし、全国山のようにある病院でもNSTの稼働状況はバラバラです。
NST?あー。栄養士さんのねぇ。ふーん。 というところもあれば
うちの病院はNSTの最先端をいっていて、必ず毎週医師や看護師とカンファレンスにあたります!!
といった熱いところもあります。
具体的にNSTで何をするの?どういう患者さんが対象なの?かといいますと。
入院時や手術前、手術後などのスクリーニング(検査)で、
さまざまな栄養状態を反映する検査値から、
「この方は栄養状態が悪化している。」
「このままでは手術ができないかもしれない。手術に耐えられないかもしれない。」
「このままでは退院できない栄養状態だ」
等などと判断される患者さんを対象としています。
実際にやることといえば
(゜Д゜)患者さんの食事摂取状態の把握
(゜Д゜)栄養系検査値の変化・病状の変化から食事や栄養剤の適否を検討
(゜Д゜)患者さんに必要な栄養や処置を理解していただく
(゜Д゜)入院中のスケジュールから、要所で栄養指導の時間を設けたり、管理栄養士が患者さんを訪問してお話をする
などですね。
まぁ、いわゆる管理栄養士が患者さんと多くふれあい、他職種と協力してその患者さんに介入栄養ケアを行っていく。といった一文にまとめられるかなぁと私は思います。
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栄養サポートチーム加算について…
平成22年4月1日、診療報酬が改定されました。
診療報酬というのは、皆さんがお医者様にかかったときなどに、最後にいただいた領収書にかいてある
点数のことです。1点10円。医療保険によって病院に支払われます。私たちはこの3割 (1割) を負担しますね。もちろん保険対象外の処置もありますね。たとえば私はレーシックの手術をうけていますが、あれは保険対象外のため患者の私たちが全額負担ですね。(レーシック代を保険で出してくれるものもあるらしいですが…)
とにかく、点数を取ったほうが病院には収入。ということになります。
お医者さんや看護師さん、薬剤師さんが行う処置にはたっかいたっかい点数がつきます。
それにくらべて管理栄養士が行う業務に関しては、数百点だったり数十点だったり…
だけど、注射とかも低いと数十点なんですよ。
だけど医師の手術は数万点まであります。たとえば四肢切断術で脚をきったら18710点だそうです。18万7100円。。。どの医療従事者も、一生懸命です。
もっと知りたい方は、厚生労働省の診療報酬改定を検索してみてください。誰でも見れます。
話が診療報酬にずれてしまいました・・・
そうです、4月1日の改定で、栄養サポートチーム加算ができました。
今まで、NSTに関してはしっかりとした診療報酬がありませんでした…。
褥瘡の管理や、栄養管理実施加算というものはありました。今回の改訂では、
200点/週
の点数がつきます。
これって管理栄養士がかかわる診療報酬では結構高いほうではないかなぁと思います。
在宅患者さんに栄養指導(実務つき)については、530点という高点数の設定でありますが、
病院で行われる栄養指導は、130点/回/人です。
ただし、栄養サポートチームという名前のとおり栄養サポートチームが稼動していなければこの点数はいただけません。
しかも、サポートメンバーには
医師・看護師・薬剤師・管理栄養士
がそろっていて、いずれの者もNSTに関する所定の研修をうけている必要があります。
今のままで言うと、簡単に言えばNST専門療法士という認定資格の研修を経ている者のみ
加点対象のサポートメンバーとして認められています。
所定の研修 の定義が、学生の私にはわかりにくいところなのですが、
参考程度に言えば、NST専門療法士という認定資格は、5年間実務経験をつまないととれないです。
この資格がなくとも、研修だけでも受ければよいのか、そのあたりは詳しくわかりません。すいません。
いずれにせよ、NSTが大きく注目され始め、今後の臨床現場の栄養管理にもどんどん改進がおこってきていることにちがいないのではないでしょうか。
無論、NSTが始動し始めたのは極最近ではありません。
何十年も前から栄養管理の問題に取り組んできている多くの先輩方が、今の栄養界の基盤を作り上げてきてくださったのだと思います。
もう少し詳しく判り次第、更新したいと思います。