嬉しいにんじん
write_edit*たま
3年生が学校農園に行ってきて色々と見聞きしてきたそうです。
お土産はクラスに一本ずつの葉つきの細くて小さなにんじん。
一クラスは細く細く薄切りにしてクラスのみんなで食べたそうです。
もう一クラスの先生は、今年本校に来たばかりで、まだ勝手がわからず学校で子供たちに給食以外のものを口にさせてはいけないと思ったのか、とりあえず観察だけさせたそうです。
夕方職員室に戻って、ペアの先生と話してたらあらびっくり。食べさせてあげても良かったんだ!
触ったり嗅いだりして観察した上に翌日ということもあってもうにんじんはしなしな。
子供たちに困り顔で
「お隣のクラスはみんなで食べたんだって、みんな、どうする?」
と、担任の先生が聞いたらみんな口々に
「でも一本じゃほんのちょっとずつだよなあ」と。
そうだよね、と先生がしょんぼりしていると、ある子がこう言ったそうです。
「そうだ!栄養士さんにあげようよ!栄養士さんなら僕たちの替わりに美味しく食べてくれるよ。」
その提案を受けてみんな、賛成したそうです。
「そうだそうだ、栄養士さんにあげよう!」
そしてこのにんじんが私の手元に来ました。
私になんとかしてクラスみんなが食べられるように料理してもらおう、とかではなく、あげよう、美味しく食べてもらおう、というその発想。
聞いたとき背筋がゾクゾクするくらい嬉しかったです。
担任の先生は
「いつも先生が、食べ物のこと大切にしてるから、あの子たちはそういうこと考えたんだと思うのよ。」
と、言ってくださいました。
そんな高尚な理由じゃなくて構わない。
でも、私が、食べ物を愛おしいと思っていて、だから、自分たちの大切な食べ物を、私に食べてもらおうと、そう思ってくれたのだとしたら、
それは、なんて嬉しいことなんでしょう。
みんな、ありがとう。
みんなの手垢がいっぱいついてるそうだけど、よく洗って、さっと蒸して、何もつけないで食べるね。
葉っぱは、そうだな、校長先生に秘密でみんな用にふりかけにしてこようかな。明日の給食、白いご飯だしね。
ありがとう。
ありがとう。
みんなも、食べ物のこと大切に思う気持ち、ずっとわすれないでね。
3年生が学校農園に行ってきて色々と見聞きしてきたそうです。
お土産はクラスに一本ずつの葉つきの細くて小さなにんじん。
一クラスは細く細く薄切りにしてクラスのみんなで食べたそうです。
もう一クラスの先生は、今年本校に来たばかりで、まだ勝手がわからず学校で子供たちに給食以外のものを口にさせてはいけないと思ったのか、とりあえず観察だけさせたそうです。
夕方職員室に戻って、ペアの先生と話してたらあらびっくり。食べさせてあげても良かったんだ!
触ったり嗅いだりして観察した上に翌日ということもあってもうにんじんはしなしな。
子供たちに困り顔で
「お隣のクラスはみんなで食べたんだって、みんな、どうする?」
と、担任の先生が聞いたらみんな口々に
「でも一本じゃほんのちょっとずつだよなあ」と。
そうだよね、と先生がしょんぼりしていると、ある子がこう言ったそうです。
「そうだ!栄養士さんにあげようよ!栄養士さんなら僕たちの替わりに美味しく食べてくれるよ。」
その提案を受けてみんな、賛成したそうです。
「そうだそうだ、栄養士さんにあげよう!」
そしてこのにんじんが私の手元に来ました。
私になんとかしてクラスみんなが食べられるように料理してもらおう、とかではなく、あげよう、美味しく食べてもらおう、というその発想。
聞いたとき背筋がゾクゾクするくらい嬉しかったです。
担任の先生は
「いつも先生が、食べ物のこと大切にしてるから、あの子たちはそういうこと考えたんだと思うのよ。」
と、言ってくださいました。
そんな高尚な理由じゃなくて構わない。
でも、私が、食べ物を愛おしいと思っていて、だから、自分たちの大切な食べ物を、私に食べてもらおうと、そう思ってくれたのだとしたら、
それは、なんて嬉しいことなんでしょう。
みんな、ありがとう。
みんなの手垢がいっぱいついてるそうだけど、よく洗って、さっと蒸して、何もつけないで食べるね。
葉っぱは、そうだな、校長先生に秘密でみんな用にふりかけにしてこようかな。明日の給食、白いご飯だしね。
ありがとう。
ありがとう。
みんなも、食べ物のこと大切に思う気持ち、ずっとわすれないでね。
