より正確に表示 食品成分表を改訂へ | レラっタマログ。管理栄養士な2人の日々(´-ω-`)

より正確に表示 食品成分表を改訂へ

担当:たま




日本経済新聞 平成21年 9月27日 日曜日 朝刊
レラったまログ ∩(´∀`)∩-栄養成分表示


「日本食品標準成分表」について、文部科学技術省・学術審議会
の食品成分委員会(主査・野口忠中部大教授)は26日までに、
食品に含まれるたんぱく質量をより正確に示す方針を固めた。
国連食糧農業機関(FAO)が2003年に推奨した分析方法を
世界で初めて採用する。






こんなだーいぶ前のニュースを持ちだしてすみません=_=;
ちょっと、たんぱく質について調べていたら
ふと思い出し、忘れないうちにと思って。



まぁ正直むづかしいことは
たまさんにはわかりません←

ただ、国試に出そうじゃね!!?って思ってスクラッピンしといたのです。



今までの
食品成分表に載せていたたんぱく質量は
食品に含まれる窒素の量を改良ケルダール法によって定量し
「窒素-たんぱく質換算係数」
(ex>こめは5.95 五訂増補日本食品成分表p.10の表7)を乗じて算出していました。


この方法だと
食品に含まれるアミノ酸以外の窒素もカウントしているんですね。
そうするとアミノ酸以外に窒素をたくさん持つ食品は
どうしても実際よりたんぱく質量が高く出る。

(塩分濃度計がナトリウムの濃度で塩分をカウントしているため
わかめの味噌汁等、塩(塩化ナトリウム)以外のナトリウムを多く含むもののとき
やたらと高い塩分濃度を示すのと一緒です。)


なので、文科省が
「アミノ酸量から直にたんぱく質量を求めよう!」
と、FAO推奨の
アミノ酸量から直接たんぱく質量を求める方法を採用しようとしているのです。


これによって
大豆、イワシ、豚肉など多くの食品で

たんぱく質量が減って

炭水化物量が増える


エネルギー量はほとんど変わらない

↑という数値の変化が予想されています。


これはなぜかというと、
今までアミノ酸以外の窒素も含めて、その窒素量をもとに
たんぱく質量を求めていたわけですから、
新しい算定方法(アミノ酸ONLY数え)だと、たんぱく質量は、減りますね。

で、
炭水化物量は
食品量から、たんぱく質・脂質・灰分・水分などを
「差し引く」方法で算定していたため
今回たんぱく質量が減ることで
(他は増えていないから)炭水化物量は、増えますね。

でも、
アトウォーターさんが言う通り
たんぱく質 4kcal/g
炭水化物  4kcal/g
ですから、こいつらが変わっても、エネルギー量は、(ほとんど)変わりませんね。


おお、良い復習になった^^←

ちなみに記事の最後に書いてありますが
海外では、
炭水化物量を
でんぷんや糖類の量から“直接”算定している国が多く
文部科学技術省・学術審議会の食品成分委員会は
この方法の採用も検討しているそうです。




なんつー大改訂。大仕事。

今後も
要checkや――鉛筆