こんにちは!


骨盤矯正に行ってきました。

久々の1人時間♪


じっくり進撃のこの神回の感想が書けます。


ついにきました…。


55話、白夜。



黒焦げのアルミンを引きずるエレン。


ジークが登場。


エレンを救い出すからなと告げて去ります。


ジークを追ってきたリヴァイ兵長。



あいつを追うからガスと刃をよこせと焦ります。


その時!!


アルミンが息を吹き返します。


といっても、かなり瀕死。


普通なら全身大火傷でこのままにしたら確実に死にます。



エレンは、あの注射を使ってアルミンにベルトルトを食わせるんですよ!と涙ながらに兵長に言います。



あぁ…と力なく答える兵長。


おそらく、まだエルヴィンが生きてるかもしれないと言う可能性を感じているのでしょう。



一方、捕獲されたライナー。


ハンジさんからの尋問を受けます。


全てを話してくれそうにないライナーに、ハンジさん斬りかかります。


そこでジャンが止めに入ります。

ハンジさんらしくないですねと。


そこで一旦殺すのを止めて、ミカサにエレン達の様子を見に行ってこいと指示します。


到着したミカサの目には瀕死のアルミンが。


注射は使えないと信煙弾を打ちます。



そこへまたもジークを乗せた四足歩行の巨人が!

危うく食べられそうになるハンジさんをジャンが救います。


落ち込むジャンに、私の判断だと男らしく答えて、切り替えてエレン達と合流することに。



瀕死のアルミンに注射を!と言うエレンに力なく渡そうとするリヴァイ兵長。。


やっぱりまだどこか心残りがある様子。



そこへ!なんと!!


瀕死のエルヴィンを抱えてきたフロックが登場!!



この地獄展開よ…。



渡そうとしたその手を引っ込め、注射器を胸に当てるリヴァイ兵長。


まさかエルヴィンが自分の元にやってくるとは。


これで、生き返らせることができる。


言葉はありませんが、見た人皆んながそういうふうに思ったでしょう。リヴァイ兵長の顔がそう語っています。


息があることを確認すると、この注射はエルヴィンに打つ!と迷いなく言います。


納得のいかないエレン。


さっきまでアルミンに打つって話だったのに!!


と、詰め寄ります。


たしかに…わかる。


しかし注射の使用権はリヴァイ兵長にあります。


リヴァイ兵長は邪魔をするなとエレンを殴ります。ミカサはリヴァイ兵長に斬りかかって、注射を奪おうとします。


この仲間内のこの戦い…!悲しすぎる。


こんな事って…。



その時、フロックが話し始めます。


もう死ぬしかない作戦を立てて実行したエルヴィン団長。みんなバラバラに砕け散ったと。


息のある団長を見つけた時、トドメを刺そうとしたが、まだこの人には地獄が必要なんじゃないかって思ったと。


その時、リヴァイ兵長の顔に切り替わります。


そして、ハッとした表情になります。

言葉は発していませんが、息遣いが震えています。


フロックは続けます。


そしてわかったんだ、巨人を滅ぼすことができるのは、悪魔だ!と。


そしてミカサに奪われそうになっている注射器をリヴァイ兵長から取り上げようと動きます。


ミカサはフロックを殺そうとします、その時、ハンジさんがミカサを抑えます。



この状況を理解したハンジさん、絶句。



そうだよね…もう、なんてことだ…だよね。


注射器を取り出しエルヴィンに打つ準備を始めるリヴァイ兵長。


泣き叫ぶミカサに、ハンジさんが語ります。


私にも、生き返らせたい人がいる…。


調査兵団に入った時から、別れの連続だ。と。


そこで、ハンジさんが爆風に巻き込まれた瞬間のシーンが入ります。


ハンジは、部下のモブリットに背中を押されて、井戸の中に落ちたことで一命を取り留めたようでした。



とてもじゃないけど、受け入れられないよ。


正気を保つことさえままならない…。



辛い、辛いよ…。

それでも前に進まなきゃいけない…。


そう語るハンジさんの声が震えています。



その言葉を聞いて、ミカサは涙し注射器を奪うことを諦めたようでした。



このシーン、ハンジさんは性別不明とされていますが、この諭す語りは女性だと思いました。


これが頭ごなしの「説得」だったらミカサは絶対に諦めなかったでしょう。


ハンジさんの、感情を交えての語り。


わかるよ、辛いよ、と感情に訴えて諭す…この状況で咄嗟にそうなってますから、、女性なんじゃないかな…。


そうこうしているうちに、注射の準備ができた兵長。


エレンに足を掴まれて、アルミンが教えてくれた海について話します。


アルミンは、自分とは違って夢を見ているんだ!と叫びに近い訴えをします。



その訴えをじっと聞く兵長。


ベルトルトをエルヴィンに食わせるため、みんなをその場から離します。



ここからリヴァイの思考に入り込みます。




海を見に行こうよ!と語るアルミンのシーン。


このまま地下室に行きたいと子供みたいに話すエルヴィンのシーン。


2人の夢を、考えています。



全くどいつもこいつもガキみたいに喚き散らしやがって…と心の中で言います。


エルヴィンの腕を持ち、注射をせんとしていると、、


みんな何かに酔っ払ってねぇとやってられなかったんだなぁ…


というケニーの死に際が浮かびます。



みんな、何かの奴隷だった…。



この言葉、エルヴィンに注射を打つすんでのところでリヴァイの脳内に響いてます。



リヴァイはすぐに注射を打ってないです。


そこで、アルミンのシーンがまたでます。


それだけじゃないよ、海だ!!



2人の夢を比べているのか…と思わせる感じです。



リヴァイはあれだけエルヴィンに打つ!と言っていたのに何故躊躇っている様子なのか。。


初めて見た時は少しよくわかりませんでした。



それを思い出していたその瞬間、エルヴィンがリヴァイの手を振り払います。


振り払ったというよりは、エルヴィンは幼き日の歴史の授業の時を夢見ていたようです。



この時リヴァイの顔が映し出されます。



このシーンで、色々なことが思い出されます。


エルヴィンに夢を諦めて死んでくれ、新兵達を地獄に導け!


ケニーから言われた、みんな何かに酔っ払ってねぇとやってられなかったんだなあ…


そして最後、獣の巨人は、俺が仕留める!

 


その言葉を受けたエルヴィンからの、リヴァイ、ありがとう…


そして一瞬映る、アルミンの海を語る顔と、ケニーが絶命する瞬間、注射器を胸に押し当ててきたシーン。



全てが1つに繋がった…んでしょう。



リヴァイの目元は映っていませんが、少し半開きの口が息を吸い込む息遣いと共に決意ともいえるかのようにグッと結ばれます。


ここで初めてBGMが流れて、今まで無音だったことに気付きます。


空から降る灰のような白い雪のようなものがリヴァイの顔にかかっています…。


これは、覚悟を決めたリヴァイの涙を表しているのでしょうか。。


演出すごい…。




そして、暗転。


 

巨人になったのはアルミンでした。





リヴァイは、エルヴィンに打つと言いながら、迷っていた。


2人の夢を知っているのはリヴァイだけ。


もちろん人類を生かせる方に注射を打つべきで、そこに私情を挟むわけにはいかない。


でも、2人の夢をそれぞれ思い浮かべる。



ここでどうすべきなのかという時、ケニーの言葉が脳裏に浮かぶ。




「何かに酔っ払っていないとやってられない。みんな何かの奴隷だった」



そう、リヴァイもケニーとのやり取りで自分も何かの奴隷だったということを気付かされています。



この話は47話の中でのやりとりですが、この話の最後でリヴァイはありがとうといって笑っています。



ここで私の考察は、リヴァイは英雄の奴隷から解放されたから笑って、ありがとうといったと書いてます。


これが、リヴァイの頭の中の片隅にあったんでしょう。


エルヴィンと、アルミン。


それぞれの夢。


エルヴィンは、夢の奴隷だった。


それがあったからここまでやってこれた。


死んだ方がマシだともいってます。


そして、アルミン。


アルミンは果たして、夢の奴隷だったのか?


そう思った時、ふと違うのではないかと思ったんじゃないでしょうか。



そして、自分が死んでくれといった時のエルヴィンの笑顔と、ありがとう。



エルヴィンはその時、ようやく夢の奴隷から解放されたんじゃないか。



そして、アルミンの顔と胸に押し当てられた注射器。


次の生者に、託す、というエルヴィンの言っていたことがそれだったんじゃないかと。


ケニーがリヴァイに注射器を託したように。




全て一つに繋がりました。





リヴァイが注射するのを躊躇っていたのは、リヴァイもまだうまく頭の整理ができていなかったんだと思いました。


いろんな迷い、思いがこんがらがっていたんじゃないかと。



でも、エルヴィンに手を振り払われてからの一瞬で全て繋がった。



もう、解放してあげよう。



そう思い至ったんでしょう。



この流れが正解なのかはわかりませんが、少なくとも私の中ではリヴァイの頭の中を見せられて一つに繋がりました。



だから、リヴァイはアルミンに注射を打ったんだと。


私情を挟むなと言ったけど、リヴァイは奴隷だったエルヴィンを解放してあげた。



前の記事でも書いてますが、彼のエルヴィンへの深い愛情なんだと思いました。




深い…。深すぎる。。


ケニーの言葉がこんなにも大きくリヴァイの中に入り込んでいたとは。


やはり育ての親でもありますしね。


みんな何かの奴隷だった、という言葉がリヴァイの中でも思うところがあったんじゃないかと思います。



そして、獣の巨人を仕留める約束はもうしばらくかなりそうだと言っていると、ハンジがエルヴィンの死を確認します。



リヴァイ兵長の、



そうか…



声に全てが詰まってますね…。神谷さん…すごい。



そしてここまでの物語を書ける諫山先生すごい…どうなってるの…頭の中。




 

アルミンが巨人から出てくるシーンで最後が締められますが、喜びと悲しみが入り混じりすぎて混乱の極みですよね。


初見で見た時パンクしました。



そのあとから白夜の考察をたくさん調べて、たくさん考えました。


そして、なんとか私の中で一つに繋がった事がかけました。



まとまりはないですが、、



白夜という、タイトルの意味はまだ、これというのはわかりませんが、アルミンに向けてのタイトルなのかな?と思いました。


白夜はびゃくや、かと思いましたが、はくや、というのもありました。もしかしてこちらの意味で使われたのではないでしょうか。


白夜(はくや)は日没後の長い時間にわたって薄明が続く現象。


夜明けから戦い始めて夕方になってエルヴィンとアルミンのやりとりをしましたよね。


ハンジさんは、希望の灯し火を絶やしてはいけないんだと言っています。


ここでの灯し火はエルヴィンを指しますが、エルヴィン亡き後も夜をも明るく…絶望をも乗り越える明るさを…という意味での白夜なのかと。



そういう存在がアルミンに託されたと、いう解釈かな?



ここまとまってないです、、また、書きます!



BGM最高すぎます…泣ける。




うはー、一時間くらいかかってしまった💦


急いで帰らないと!


では、また…。