ナツメグの meg です(・∀・)
もう一か月前になるんですが、岩手に旅行に行ってきました！
岩手は何度か行っているのですが、通り過ぎるばかりでした
（そして毎回煎餅を買う）
今度こそ遊びに行ってみよう！ということで、
いざ、台風の中、出発！─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
（温帯低気圧と化した台風と共に訪れた旅です
）
長い記事になったのでお時間あれば眺めていってください
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初日は車移動と温泉旅館でゆっくりするだけのゆるゆるプラン。
いきなり宮城名物を褒めることになりますが、途中のサービスエリアで買った牛タンカレーパンが美味しいです。牛タンがゴロゴロ入ってる！
けっこう大きいです。一個食べたらお腹いっぱい。
一緒に買った「ずんだシェイク」も味が濃くて美味しかったです
カレーパンとの相性は濃すぎたけれど。（どっちも濃厚）
宮城県を縦断し、ついに岩手県へ。平野から、山深い印象に変わっていきます。
雪が多いから、瓦屋根はほとんど見えないですねー
（高速沿いの地域はそうでしたが、沿岸部ではトタン屋根は錆びるので瓦も多いそうです）
そして今回のお宿、藤三旅館に到着です。
雰囲気がありますね。歴史のある旅館です。
（実際の到着時には大雨の中慌てて入ったため、これは翌朝の写真です
）
お部屋の扉を開けると…
目の前に廊下が。
予約した nut が角部屋を取ってくれました。L字型の廊下になっています。
進んで角を曲がると、椅子と机。
広くはありませんが、窓の外を眺めながらくつろげる空間です。
部屋側から見るとこうなっています。
雨の降りしきる外の景色と、窓に映る灯り。
雨の匂い。木の匂い。
雨の日の木造建築特有のにおい。
小さいころ、古い木造の家に住んでいたのでなんだかすごく懐かしいです。
雨と古い木の匂い、かすかに響く時計の音。そんな部屋で宿題したり遊んでたな。
懐かしくて爆睡
夕食の時間にはしっかり起きました。
お楽しみのご飯！
（全体を撮ろうとしたら遠い感じの写真に）
メインの白金豚の牛乳しゃぶしゃぶ（中央奥）が柔らかくて美味しかったです
アンコウと筍を合わせた焼き物（右側、醤油の器の後ろ）は、シャキシャキ食感が楽しい。
その後ろの茶豆豆腐、枝豆の風味が濃くてなめらか！右側一番奥のお刺身は、厚みがあって新鮮でした
その他にも、山菜などを使ったお料理を色々と楽しめました。
（季節により、違うメニューが楽しめます）
お米も美味しかった。
照明が綺麗です。
お食事のあと少し待ってから、温泉へ。
この藤三旅館で有名なのは、立って入る「白猿の湯」です。
浴槽がとても深いです！身長が 150 cm 台の人なら、首から上が水面より出るくらいかな。
身体全体に圧がかかる感じ。天井がとっても高くて、不思議で落ち着く空間です。
（つい撮影したくなるお風呂ですが、無断撮影はNGです）
売店に向かうちょっと薄暗い廊下は、まるで時が止まったかのような雰囲気。
ちなみにですが、建物自体は古いので廊下の床が何となくフワフワします
レトロな雰囲気を楽しみたかったので本館に泊まりましたが、新しい設備を揃えた「別邸」もあります。
翌朝。昨日の荒天が嘘のように晴れました！
晴れた日の室内。
昨日の雨の雰囲気も好きでしたが、晴れの日ももちろん綺麗ですね。
ちょっと水量多いけど。川の音がするって良いですね
一晩ですがお世話になりました！
次の目的地、宮沢賢治童話村に向けて出立です。
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何が見たかったかというと、ステンドグラスのオブジェ！
童話村の中の「妖精の小径」に展示されています。
小径に入ると…
大きな水晶？
森の中で不思議な輝きを放っています。
これ自体は光ってないはずなんですが、金色や虹色に反射するガラスを使っているのか、まるで光っているよう。
中を覗くと、模様のあるガラスが。
宙に浮かべてあるものも。
ミラーボール？
実はこのオブジェ達、ライトアップ期間は光ります。
とっても美しいそうなのでそれも是非見てみたい
今回は昼間訪れましたが、昼は昼で綺麗です。
ライトアップのような幻想的な感じとは違いますが、昼の光の下に不思議な光景がある楽しさ。
植物たちを観察するなら昼間です。キノコ発見。
まるで…
天に向かう階段みたいですね。
森を抜け、「賢治の学校」へ。
外観はこうなっています。右側にあるゲートを通って入ります。
ゲートを通る時の足元。星座かな。
中の展示は、急いで見ると本当にあっという間に通過してしまうので、ゆっくり見るのがおすすめです。
椅子がたくさんある部屋。部屋全体がオブジェのよう。
賢治作品の中だったら、どんな人が座りそうな椅子かな。
座ってみると、物語の登場人物になった気がします。
全部座って、一番しっくり来たのはこの椅子。
キャベツ
こちらは宇宙をイメージした部屋。
撮るのが難しいです
これは、実際に見ないと楽しめないと思います。
部屋一面に、星座や星が広がっています。
鏡を使ってどこまでも続くように見せてあり、ぼんやり見ていると宇宙に架かる回廊に立っている気がしてきます。
分かりづらいけど一応…
下を覗き込んだ時。
どこまでも続く、宇宙に浮かぶ道。
銀河ステーションまで行けそうです。
他の展示も、作品を思い出しながら見た方が数倍楽しめると思います！
賢治作品、図書室にあった分は多分全部読んだなー。
外のログハウスは「賢治の教室」。
作品中の植物や動物などに関する資料を、テーマ別に展示してあります。
ここは「石」の教室。
賢治作品の、ファンタジーなのに不思議な現実味のある世界。
実在の鉱物や学術用語がたくさん出てくるところが、妙にリアリティーがあって面白かったな。
言葉ってこんなに美しく紡げるんだ、という驚きが絶えなかったのを覚えてます。
展示の様子はシンプルな印象ですが、書いてある文章を全部きっちり読もうとすると結構たくさんあります。
展示の中には、撮ってみると面白く映るものも！
実際に訪ねた時にやってみて下さい
ログハウスの中にはお土産屋さんもあります。岩手土産のお菓子なども。
お店の雰囲気は落ち着いていて、やや年配の方が好きそうな物が多いかな？
銀河鉄道モチーフのアクセサリーとかあったら欲しかったんですが、アクセ系がなかったのは残念。
素晴らしいモチーフの宝庫なので、「賢治作品」をテーマにした手工芸品やアートのイベントをしたら、素敵な作品がたくさん集まりそうな気がします。
落ち着いた雑貨もいいんだけど、女性はいくつになってもキラキラが大好きなので
（うちの母もそう）カラフルで透明でキラキラするものも置いてあると嬉しいな。
※追記 駐車場内に小さな雑貨屋「白鳥の停車場」さんがあるようです。この日は疲れてて立ち寄らずに帰ってしまいましたが、素敵なお店のようです。
そして、入場時から見えていたひときわ輝くどんぐりの元へ。
すごい…！複雑な作りです。
中のミラーボールはライトアップ時に光るのかな。
とんがっててカラフルな影。
根元に植えられた植物も染まっています。
ああ、晴れて良かったo(TωT )
美しいです。
暑いくらいの秋晴れの下で、たくさん眺める事ができました。
絡まる草もいい雰囲気。
ステンドグラス＋つる草ってイメージしたことがなかったけど、世界観に合ってますね。
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おまけ。
宮城のサービスエリアで、サワークリームどら焼きが気になって一個だけ購入。
まだ凍ってる状態で食べるとアイスみたい
酸味はあまりなくてまろやかです。家でフルーツソースなどをかけても楽しそう。
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色んなものを目でも舌でも味わった旅、思い切って行って良かったです
長いところ見てくださり、ありがとうございました！
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