※はじめに※

今回の留学期間で、外務省が危険と指定する地域およびロシア連邦国内への渡航はしておりません。また、カザフスタン入国後は出国までカザフスタン国内に留まっていました。


 


Здравствуйте! Как дела,наши друзья!  Я Одзаки. Я очень потолстел чем раньше в  Казахстане . Сегодня я пишу о Казахстана. 

おはようござこんにちこんばんは。みなさんいかがお過ごしでしょうか?おざきです。カザフスタンにいる間に太ってしまいました。今日はカザフスタンについていっぱい紹介して行こうだ思います。容量が重すぎて何度もデータが飛んだため、何回かに分けて投稿します。


さて、まずはみなさん、カザフスタンって国はご存知でしょうか?日本人は多分知らない、そしてカザフスタンから帰国したと言った際には「おざきくん、両足あるんだね、まぼろしじゃないね、よかったね」(K.Aさん)と言われてしまうんです。悔しい、めっちゃ悔しい。あんなにいい国だったのに。治安もめっちゃ良いし、人々もいい人ばかりで優しいし、飯もうまいし肉もうまい。最高でした。

まずはカザフスタンのイメージを2分ほどで圧縮したカザフスタン国歌のYouTubeを見てください。これを見ずにブログや続きを見るなんて許しませんから。推しのディマシュが歌っていて、カザフスタンの伝統、自然、人々のイメージをうまいことまとめてるのでかならず、必ず見てください。ほんまお願いします。



さて、イメージがついたところでカザフスタンの地理的な紹介に入りましょう。


国旗↓


国章↓


国土及び周辺国↓


首都:アスタナ 冬めっちゃ寒い 最大都市はアルマトイ

人口:2000万人  

国家元首:カシムジョマルト・トカエフ 街中だと親の顔よりトカエフさんの顔を見る。

↓トカエフさん



公用語:カザフ語を国家語とし、ロシア語を公用語と定めている。多くの国民がロシア語とカザフ語のバイリンガルである。両言語とも広く通じる。カザフ語の文法は日本語に近く、ロシア語の文法は英語を超ややこしくした感じ。

民族:カザフ人6割、ロシア人2割、その他ウクライナ人、ウズベク人、ドイツ人、ウイグル人、朝鮮系などの少数民族。みんなお互いめっちゃ仲良かった(後述)。

気候:夏40度くらいまで行く時もあるし、冬は北の方だとマイナス50℃行く時もあるらしい。クスタナイ出身のミラスくんが言ってた。

国土面積:めっちゃ広い。アルマトイからアスタナまで電車で1日半くらいらしい。アルマトイ第二駅の駅員さんが言ってた。

宗教:イスラム教(ゆるゆる)、ロシア正教

歴史

カザフ人はもともとモンゴル人みたいな遊牧民でした。ロシア帝国のシベリア方面への進出により、徐々にロシアの影響が強まり、ロシア帝国領となる。ロシア革命の際もこの影響を受け、ソビエト連邦の構成国となる。この時までに定住がすすむ。1991年のソビエト連邦崩壊と同時に独立を果たす。独立後は国内の豊富な資源を生かして経済成長を遂げる。


真面目な話はこの辺にしておきましょう。

まず、なんでカザフスタンに留学に行ったのか?もともと、ロシア語は好きで高校の頃から勉強していました。高校の時は、ロシア政府による奨学金での留学プログラムでモスクワに行こうと考えていましたが、(ロシア式の語学教育が自分に合ってると考えてたため)名大入試当日にプーチンがやらかしてくれたせいでそれは不可能になりました。

大学始まってからはてんやわんやでそんなこと忘れていましたが、色々やったりして、自分のやりたいことはなんだ?と思いましたのがロシア語留学。現在ロシア語が広く使われて、なおかつロシア語話者が不当な扱いを受けない国はどこかと絞ったところ、とうやらカザフスタンとキルギスになり、そこから教育設備の整っていて、日本から飛行機で乗り換えが少なく行けるのがカザフスタンと言うことで、こちらに軍牌があがり、アルファラビ名称カザフ国立大学に留学することを決めました。某水球インカレ2位大学から受け入れも多く行っていたので安心でした。


↓アルファラビ名称カザフ国立大学メインキャンパス


アルマトイ市には3週間ほど滞在しました。平日は午前授業、午後課題、休日は現地のチームで水球したり観光したりしてました。

↓大学の入り口


生き方としては関空から仁川国際空港、クソ長トランジットを経てアルマトイ国際空港にひとっ飛びしました。飛行機の中は僕以外全員カザフスタン人、キルギス人、ロシア人でした。前の席に座ってた2歳児にдядя(おっさん)と言われ、そのお母様に「あんた大学教授なの?」とか言われた時には私の老け顔がインターナショナルであることを自覚せざるをえませんでした。アルマトイに着き、空港内の表示がキリル文字だったのでめっちゃ興奮したのを覚えています。ロシア語の容赦ない入国審査をパスしたのは今でも誇りに思っています。

空港から一歩出るとほんまに寒かったです。翌日、大学に行くために外に出るとめっちゃ雪が積もっていました。雪なんかと縁のない僕としては雪遊びしたい欲望を必死で抑えていました。

さて、市内の移動はバスと地下鉄を使いました。30円でバスも地下鉄も一回乗れます。クソ安いです。バスの中は運転手さんのお好みミュージックセレクトがバンバン流れていて、僕はというとスマホの充電が切れておばちゃんの話し相手になってました。欠点はというと、ラッシュアワーにバスに乗るとバス内外の40度近い温度差と密集のためにサウナ状態になることです。しかも渋滞やべぇ。ラッシュ時は歩きか地下鉄に限るぜ。

↓爆音☆爆走クラブバス(アルマトイ市営バス)



地下鉄に関してはかなり新しかったです。地下深すぎてスマホが圏外になるくらいです。エスカレーターで改札からホームに行くまで4分かかります。エスカレーターだけですよ?!

ちなみにテロ対策か、改札前には飛行機ばりの手荷物検査があり、駅構内での撮影は禁止でした。


↓"アルマトイ市営"地下鉄「モスクワ」駅

なんでやねん


仕事の早い僕ちゃんは、観光にも当然行きました。アルマトイ市内ですと、カクテペ(山上遊園地、子供むけ遊園地)で市内を見下ろしたらМЕДЕУ(メデウ)という世界で一番記録の出やすいスケートリンクで人生初のスケートに挑戦するなどしました。追加で2000テンゲ払って初心者講習を受けたのですが、カザフ語で何を言ってるかわかりさんでした。

↓МЕДЕУ




他はArasanという健康ランドにも行ってきました。サウナとプールの施設です。トルコ式、フィンランド式、ロシア式サウナがありました。サウナの後は整うという概念があるようですが、ロシア式サウナは違います。目が痛くなるほどの、暑い蒸気を浴びたと思ったらこんな葉でしばかれまくるという拷問を受けます。もうね、整うとか通り越して疲れるんですよ。そこからさらにロシア人のおっさんに冷水プールにぶち込まれるおまけ付きです。いい経験でした笑

↓草ァ!痛ァい!