こんばんは。4回生の渡辺栞です。
去年の全国公の帰り道、先輩が車の中でブログを書いていたのを見たときから私も何を書こうかなと自分の中で温めてきました。温めすぎてまとめきれなくなってしまいました。。すみません。
いろいろ思うことはありますが、私が1番伝えたいのは水泳を楽しんでほしいということです。気持ちはとても大事です。
水泳は個人競技です。部に所属しているのでチームでもありますが、私は結局は個人競技だと思っています。部としての活動に全て参加するのはとても大切だということはわかっていますが、時には友達や家族との約束を優先したり、不調な時は無理せずに休んだり一度水泳から離れてみる時間を作ってもいいと思っています。練習は大事。そんなことはわかっていますが、大学生です。自分が何を1番優先したいのか自分で考える力も必要だったなと思っています。私は考えるのが下手くそで4回生になった今年だけでも後悔してることがあります。医水にも所属しているので水泳部の大会と被ってしまい楽しみにしていて行きたかったマスターズの大会に行けなかったり医水のイベントに参加できなかったり。優先すべきことがわからなくなって感情が爆発してしまうこともありました。その度に私はこんな気持ちになってまでして何で水泳やってるんだろうってネガティブな気持ちになったりしていました。もう嫌とか文句を言いながらもなんだかんだ好きで続けてきた水泳を嫌いにとまでは言いませんが好きではなくなることもありました。大きな大会にみんなで行こう!この考え方は当たり前というか当然目標にしていいことだと思います。水泳の選手でレースに出て遅いタイムを出したい人なんていませんし、出たからには少しでも上を目指そうと頑張っていることはわかると思います。でも、その目標が故に空回りして人を傷つけているかもしれないことも考えてほしいです。そして、その傷ついている部員のことまで周りを見てほしいです。水泳部の皆さんは部の雰囲気が好きで入部した方もいると思いますが、泳ぐのが速い速くない関係なしに水泳が好きで入ってきた人もいると思います。好きな水泳を嫌いにならないでほしいです。私自身、今年は実習もあり満足した練習をできなくてそれ故にいいタイムも出なくて、去年の全国公でいいタイム出してやめとけばよかったと考えてしまうこともありました。意地で好きだった2フリを辛くても泳ぎ続けて、1回生が入ってくれて女子リレーで全国公でたいって目標ができたり、大会に行くまではいつも嫌な気持ちだったけど行ったらそんな気持ちになることはならなくて。やめなくてよかったと続けていたことに後悔はないです。
全国公では満足せずに焦りだけが増しました。約1週間経ち私のラストレースとなる西コメがありました。去年は女子優勝で終わりましたが今年は全く違う気持ちで1ミリも余裕がない状態で迎えました。1日に6本のレースなんて今の私の体力では限界だと思っていました。会場にいない同期や先輩方から温かいメッセージをいただいたり親が応援に駆けつけてくれたり、会場でたくさん周りの人に支えられて、自分らしく最後まで頑張ることができ、満足するかたちで終わることができました。
5歳の頃から水泳を習い始めたものの選手コースにほとんど通うことなく中学生でスイミングをやめて部活だけを頼りに長々と続けてきた水泳です。こんな私が続けて何になるのかと考えることもありましたが、今なら続けてきてよかった、頑張れた、楽しんでたな、と自分を肯定できます。
名大水泳部の方へのメッセージは恥ずかしいので省略させていただきたいです♀️
OB・OGの皆様
水泳部への応援、ご支援等ありがとうございます。温かく接してくださり嬉しかったですし、いざという時は私も後輩達のために役に立ちたいと思っております。
これからの名大水泳部のご活躍を楽しみに応援しております。自分の気持ちと健康を最優先し、これからも楽しんで頑張ってください。
ありがとうございました。
渡辺栞