先月、いつも検診で行く街の保健センター(コンスルトリオ ファミリアーレ)でしてもらった妊娠後期にするGBS(B群溶血性レンサ球菌)の検査。



*Esame di tampone と言います。
(綿棒のようなもので膣の入り口と肛門付近をこする一瞬で終わる検査、もし陽性なら抗生物質の点滴を打ちながら出産をする必要があり、かなり重要な検査)。




結果は陰性だったのですが先週の保健センターの検診で、わたしの担当の女性産科医(タイバカンス帰り、常に日焼けしており、定年間近)、わたしがこの検査をやった時期が早すぎるとガーン


 なので翌日再度来て、検査をし直せと言ってきました。


1度目の検査の日程をわたしの出産予定日から割り出し決めたのは、別室の助産師。でわたしの担当女性産科医はそれが誤っていたと。


わたしは「そっかー、じゃあまたやり直しか、メンドくさいけど仕方ないな、そういう事もあるよね」と翌日朝8時のアポでまた前検査をしてくれた助産師さんの部屋の扉を叩き


「8時にesame di tampone(GBS検査)のアポがあるのですが」と声を掛けた。


するとその助産師、「あなた前一度やったわよね?なんでまたやるの?」と言ってきました。


前日に女性産科医からこうこう言われたと経緯を話すも


「ぺるけー?!ぺるけー?!(なんで?なんで?)」と繰り返す助産師。
そして「具体的に何月何日に検査した?」と聞いてきた。


わたし、日にちを覚えてなかったので付き添いで来ていた旦那に預けていたスマホを取りに行きカレンダーチェック、2/27です。と答える。




それでもその助産師は納得いかないようで「なんで?なんで?35週でやったからもうやらなくていいはずよ?なんで?なんで?」と繰り返す。




わたし「だから、わたしの担当の女性産科医が、この検査は出産予定日の3週間以内にやらなければいけないから、もう一度やり直せと言われたので、アポを再度取って来たんです。」




内心)こういうことは患者のわたしに聞くのではなく、アポを取る前に医療者同士でちゃんとコミュニケーションとってから、アポを入れて欲しかったな。二度手間。しかもわたしが責められている気分にもなる。



しまいには「Io, non te lo faccio.」(わたしはあなたの検査をしませんよ)とその助産師。


わたし「は、はぁ。」



、、、もし産科医の言うことが正しければ、、?
2度目の検査をしないと断言され、不安になりました。(もし検査結果が陽性なら出産中に抗生物質の点滴を投与しなくてはいけない。そうでなければ胎児が重大な感染症にかかってしまう)



しかし
その場にいた助産師みんながいうには、



最新のモジュールではGBS検査は35週にやるように変更されたと。そのわたしの担当産科医(定年間近です)は古いモジュールに従っているから、
助産師の自分たちが正しいと言うのです。



多少不安は残りましたが、そういえば他の妊婦さんたちも35週くらいにこの検査をやっていたなと思いだしたのと、



「いーお、 Non te lo faccio!! 」(わたしはぁ、あなたの検査はやらないよ!)
と、もう10回くらい言われてしまったため、



「じゃあ、帰ってもいいんですか?」と若干の不安を残したまま、その場を退散してしまった私。




待合室で待っていた旦那に経緯を話すと
基本的に揉め事は起こさないタイプの旦那、




即座に助産師の部屋に向かい例の助産師と対峙。



しかしその助産師、イタリア人旦那が現れても動じず旦那にも同じセリフを繰り返す。



わたしも旦那が何を言うのかハラハラしていたのですが旦那、


「わたしたちの担当の産科医はその新しいモジュールを知らないってことですか?」

「おっけー、では、もうここには検査のため再度くる必要はないってことで、いいですね?」


「Grazie, buona giornata 」(ありがとうございます、良い一日を)


かなり言い方がきつかったけどあくまで丁寧な言葉で話していたのですが、
その後かなりキレていました。


「僕たちに2度めのesame di tamponeのアポを入れる前に、医療者同士で話し合うべきだった、患者に早朝から2度めの検査をするから来いと1人が言っておいて、いざ行ってみると違う助産師がわたしは検査はやらないと言うのは勝手すぎる、ありえない」と。



結局2度目の検査はやらなかったのですが



1度目の検査結果が陰性だったし、ネットで見ても35週〜に行う検査だと書かれているし知っている他の妊婦さんたちもその時期に行なっていた検査だし、



なにより一応経験のある助産師たちが2度目をやる必要がないと口を揃えて言っていたのでその言葉を信じようと思います。。(つまり担当の産科医が間違っていたのかなガーン)



ちなみにその助産師、わたしの行っていた産前コースをずっと担当していた人で、


最後までわたしを中国人、メイ
だと呼び続けていたあの例の助産師でしたっ。


おそらく助産師としては出来る人なのでしょうが。


結論、「やっぱり変な人だったね、Corso di allattamento (授乳コース)であの人が担当じゃないといいね」 と旦那と話してました。笑笑


ほんと、もう顔合わせたくないな〜笑笑