.国内でも臨床研究が始まった新型コロナに対する回復者血漿療法とは!?回復者... この投稿をInstagramで見る . 国内でも臨床研究が始まった 新型コロナに対する回復者血漿療法とは!? 回復者血漿とは、 特定の感染症から回復した人の血漿を指します。 血漿とは、 血液の中から赤血球・白血球・血小板 などの血球成分を取り除いたものであり、 この血漿の中には ウイルスなどの病原体を不活化する 様々な抗体が含まれます。 回復者血漿と一般的な血漿との最大の違いは、 回復者血漿は特定の感染症(例えば新型コロナ) から回復したドナー(献血者)から 得られることです。 感染症から回復した人は、 その感染症に対する抗体を有しているため、 回復者から血漿を提供してもらい、 これを新たに罹患した感染者に 投与することで治療に役立てることができます。 果たしてどれくらい効果があるのか!? 中国によると、 この結果は、 酸素投与が必要であり、 人工呼吸器が必要なほどではない、 中等症の患者グループでは有効性が示されました。 この治療は 安全面は大丈夫なのでしょうか!? これまでにアメリカでは 20000例を超える新型コロナ患者に投与されており、 副作用については 従来の輸血と同等であったと報告されています。 従来の輸血の副作用とはつまり、 アレルギー反応、 肺障害(TRALI: 輸血関連急性肺障害)、 心不全などです。 しかし、未知の感染症を含め、 深刻な副作用が現れる可能性はあるため、 慎重な経過観察が求められます。 回復者血漿療法は まだ効果があるかどうかは分からないです。 アメリカはやや勇み足で 回復者血漿療法を緊急承認しましたが、 その効果については 十分に検証されているとは言えません。 国内の臨床研究でも安全性の評価と平行して、 有効性の検証が進められていきます。 回復者血漿は、 新型コロナの回復者の方々の 善意によって集められたかけがえのないものであり、 回復者の方々の思いが無駄にならないように、 一日でも早く検証が進められ、 有効性・安全性を証明できることを願っています。 #看護学生 #看護師国家試験 #回復者血漿 #新型コロナウイルス #プロフィールからサイトに飛べます ナースピース(@nursing.student.assignment)がシェアした投稿 - 2020年Sep月27日pm9時08分PDT