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★片麻痺がある患者は 健側を下にした体位にするのはなぜ?  健側を下にした側臥位を取ることで、 重力によって食べ物が健側の咽頭に集まり、 嚥下しやすくなるためです。 誤嚥の予防にもつながります。  安静時の顔貌(患側での鼻唇溝の消失、口角の下降、眼瞼の開大など)、 舌を出した時の傾き(舌が患側に傾いて突出)、 前口蓋弓を刺激した時の 軟口蓋の動き方(健側のみ上がる) などを観察することによって、 健側・患側を確認する必要があります。  介助をする場合は、健側のほうから行います。    ★嚥下のメカニズム  嚥下は、舌、軟口蓋、甲状軟骨(喉仏)、 輪状軟骨、輪状咽頭筋(いんとうきん) などの一連の動きによって行われます。  咀嚼(そしゃく)が終わると 舌の先端が挙上して口蓋(こうがい) に押し付けられ、 軟口蓋が咽頭後壁に接触して 鼻腔への食塊の流れ込みを防ぎます。  次に、舌全体を軟口蓋に付け、 奥舌から食塊を喉頭蓋へと送り込みます。 さらに舌根部を咽頭後壁に押し付け、 食塊を咽頭に送り込みます。 その時、喉頭蓋によって気管が閉じられ、 食物が入るのを防ぎます。  次に甲状軟骨と輪状軟骨が前上方に動き、 輪状咽頭筋が弛緩して食道入り口が開き、 食塊を食道に送り込みます。 #嚥下 #看護学生 #看護学生の勉強垢 #看護学生さんと繋がりたい #看護師国家試験 #看護大学 #看護師 #ブログはプロフィールから #教材販売中 #日本一ズルい教材 #お問い合わせ

看護学生の味方★谷口(@nursing.student.assignment)がシェアした投稿 -