★血液pHの調節★ 呼吸の目的の1つは、老廃物である二酸化炭素を体外に排出することです。呼吸器の疾患により二酸化炭素の排出が障害されると、血液中にそれ(二酸化炭素)が増え、水素イオンの増加、言い換えるとpHの低下を引き起こし、血液を酸性に傾かせます(呼吸性アシドーシス)。 それでは、たくさん呼吸して老廃物を出せるだけ出したほうがいいと思われるかもしれませんね。でも、二酸化炭素を出しすぎると水素イオンが減ってpHは逆に上がってしまい、血液がアルカリ性に傾いてしまいます(呼吸性アルカローシス)。血液の正常pHは7.4前後の弱アルカリ性で、かつ7.35から7.45という非常に狭い範囲で調節される必要があります。ですから、この正常範囲を越えてアルカリ性に傾いてもかえって困るのです(図1)。 血液のpHを狭い範囲で維持するために、ヒトの身体は適切な量の呼吸をすることで、適切な量の二酸化炭素を排出しています。つまり、呼吸で二酸化炭素を排出することは、単に老廃物を排出することにとどまらず、血液pHを正常に維持するためでもあるのです。 #看護師 #看護師さん #看護学生 #看護学生ママ #看護学生の勉強垢 #看護学生勉強垢 #看護学生さんと繋がりたい #看護師国家試験 #看護師国家試験対策 #当店オリジナル #相互フォロー #相互フォロー希望 #ブログ #お問い合わせ #ph #血液

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