★血液ガスの調節★ 血液ガスの変化を監視する受容器はどこにあるでしょうか。監視される血液は、肺でガス交換を受けた動脈血です。この血液が心臓に戻り、心臓から生命維持に重要な臓器である脳に送り出す手前で監視したいものです。もし、肺で十分な酸素を受け取ることができず、酸素の少ない血液が脳に流れてしまってからでは遅いからです。 大動脈弓から分岐する総頸動脈は脳組織を養う内頸動脈と頭部の皮膚や筋を養う外頸動脈に分かれます。この分岐部に米粒ほどの小体があり、多くの神経線維がきています。これを頸動脈小体といい、これが血液中の酸素量を監視する受容器です。大動脈弓にも血液の酸素量を監視する受容器があり、これを大動脈小体といいます。これらは中枢とは離れたところで、血液中の化学成分であるガス量を監視しているので、末梢化学受容器といいます。 呼吸中枢の延髄にも化学受容器があり、これを中枢化学受容器といいます。これは血液中の二酸化炭素量を監視しています。細胞から血液に放出された二酸化炭素はただちに重炭酸イオンと水素イオンに解離するので、二酸化炭素が増加すると水素イオン濃度が増加し、pHが低下します。 末梢化学受容器から血液中の酸素が減少した情報や、中枢化学受容器から血液中の二酸化炭素が増加あるいはpHが低下した情報が延髄に送られると、呼吸指令が呼吸筋に出されます。そして、呼吸が増えると酸素が供給され、二酸化炭素が排出されます(図1)。 #呼吸 #呼吸器 #看護学生 #看護学生ママ #看護学生の勉強垢 #看護学生勉強垢 #看護学生さんと繋がりたい #看護学生💉 #看護学生と繋がりたい #看護師 #看護師さん #看護師の勉強垢 #当店オリジナル #相互フォロー #相互フォロー希望 #お問い合わせ #血液ガス

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