★酸素の運搬★ 酸素は2通りの方法で血液によって運ばれます。肺胞から拡散した酸素のほとんどは、赤血球内のヘモグロビン(ヘム色素の鉄)と結合して酸素化ヘモグロビンとなって運ばれます(図5)。 血液中に物理的に溶解して運ばれる酸素はごくわずかです。組織では赤血球内の酸素化ヘモグロビンから酸素が放出され、分圧差で細胞に拡散します。 ★二酸化炭素の運搬★ 一方、二酸化炭素は3通りの方法で運ばれます。細胞から放出された二酸化炭素の70~80%は赤血球内にある炭酸脱水酵素の作用で水と結合し炭酸になります。炭酸は重炭酸イオンと水素イオンに解離します。二酸化炭素は重炭酸イオンの形で赤血球の外に拡散し、血漿中を運搬されます。残り20~30%は赤血球内のヘモグロビンと結合して運搬されます。このとき、二酸化炭素はヘモグロビンのグロビン蛋白質を結合し、酸素が結合する部位(ヘム色素)とは異なるので、酸素の運搬に支障をきたすことがありません。そして、物理的に血液に溶解して運ばれる二酸化炭素も、酸素よりは多いですが、わずかです。 細胞が放出した二酸化炭素が肺で排出されるためには、重炭酸イオンから二酸化炭素に戻らなければなりません。ですから、また赤血球内に入り、水素イオンと結合し炭酸になり、さらに水と二酸化炭素に分解され、血液から肺胞へ拡散していきます。 たとえば、熱帯魚を飼育するときは、エアポンプで絶えず水槽内に酸素を供給しています。酸素に比べ二酸化炭素は20倍くらい水に溶解できます。 二酸化炭素(炭酸ガス)が溶解している水を炭酸水といい、水に圧を加えて二酸化炭素を溶解させています。ボトルの蓋を開けると圧が下がってガスが特徴的な気泡をつくり、溶解した二酸化炭素が逃げていきます。炭酸水は自然界にも温泉でみられます。炭酸泉に使っていると、皮膚に気泡がついてきます。 #看護師 #看護師さん #看護師の勉強垢 #看護師国家試験 #看護師勉強垢 #看護学生 #看護学生ママ #看護学生の勉強垢 #看護学生勉強垢 #看護学生さんと繋がりたい #看護学生と繋がりたい #当店オリジナル #相互フォロー #相互フォロー希望 #酸素 #二酸化炭素 #お問い合わせ #ブログ

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