★換気能力の評価とその障害★ 換気能力は、(1)空気が気道をスムーズに出入りできるか、(2)必要な空気を取り込めるように肺が膨らむか、の2つの視点で評価します。 (1)を調べるためには、最大の速度で強制的に肺活量をすべて呼出したときの肺活量を測定します。この肺活量は努力肺活量といいます。そして、呼出開始後1秒間の呼出量として1秒量を調べます。1秒量の努力肺活量に対する百分率(1秒量/努力肺活量×100%)を1秒率といいます。正常では70%以上あります。つまり、吐き始めて最初の1秒間で吸い込んだ空気の7割以上を吐き出せるということで、これが下がるということは、気道に狭窄があり、吐き出しにくいことを意味しています。呼息時に気道が閉塞して吐き出しにくくなった肺気腫や気道の浮腫やけいれんで呼息が困難になる喘息では70%未満になり、このような状態を閉塞性換気障害といいます。 (2)を調べるには肺活量を調べてよいのですが、性別や年齢、体格によって肺活量は異なるので、測定値そのもので評価することができません。肺活量は測定しなくても、性別、年齢、体格から計算して肺活量を予測することができます。これを予測肺活量といいます。実測肺活量の予測肺活量に対する百分率(実測肺活量/予測肺活量×100)を%肺活量といいます。同じ体格の人でも水泳をしたり吹奏楽で肺活量が多くなっている人は、100%を越えることもありますが、80%以上が正常です。一方、肺線維症のように肺が伸展しにくくなったり、片肺を摘出した人は80%未満になり、このような状態を拘束性換気障害といいます。 1秒率と%肺活量の組合せで換気障害を分類することができます(図5)。 #換気障害 #呼吸 #呼吸器 #看護学生 #看護学生ママ #看護学生の勉強垢 #看護学生勉強垢 #看護学生さんと繋がりたい #看護学生あるある #看護学生の日常 #看護学生と繋がりたい #看護師 #看護師さん #看護師の勉強垢 #看護師勉強垢 #看護師国家試験 #当店オリジナル #ブログ #相互フォロー #相互フォロー希望 #お問い合わせ

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