看護師国試 必修問題攻略ブック '12年版
●しくみ:A5判/408頁/定価1,680円/2011年7月発行
●発行:成美堂出版
●一問のお値段:5.56円
本の内容は?
●看護の専門出版社ではないが、実用書の出版社としては有力な会社の一つ。資格試験問題集などは多く手掛けており、そのノウハウが生かされている。専門出版社ではないので内容は大丈夫か?との心配もあるかもしれないが、なかなかしっかりと作ってある。そこは一般向け書籍(ようするに読者対象が広い)で熾烈な争いをしているだけあり、誌面の見せ方等は非常にうまい。
●本書の特徴も左頁にまず要点整理、その後の右頁にそれに関する問題と解説、という一項目見開き簡潔のスタイルをとっている点。見開きで完結させるために解説のボリュームを抑えている部分も見受けられるが、その分すっきりとしたレイアウトは好印象で学習効率も上がるだろう。
●まず項目ごとに要点を整理し、忘れないうちに問題を解く、という作業は本当の意味で問題を解いたことにはならないが、どこか「隣で教えてもらいながらやってみる」的な丁寧さは感じる。どこから手をつけていいかわからない学生、数題解いて自信をなくしてしまい、他の問題集に手がつかない学生、一つ一つの問題、答えの根拠を理解しながら身に付けていく学生等にはお薦め。
●408頁というボリュームに加え、「赤色シート」「取り外せる○×問題1200」等の付録もついて1,680円というコストパフォーマンスは非常に評価できる。
ここに注意
●これを1冊終えた後には、やはり過去問題、予想題などで知識が身についているかの確認は必要だろう。必修問題の参考書は1冊で済ませたい!と思っているなら不向き。
●どんな人にオススメ?
どこから手を付けてよいかわからない、「必修問題対策初心者向け」の1冊。他の参考書に取り組めない学生はこの1冊から始めるのがよいだろう。必修対策だけではなく、低学年の学習にも使える内容。
本書の評価
【見た目・雰囲気】 ★★★★☆
【わかりやすさ】 ★★★★☆
【くわしさ】 ★★★☆☆
【お買い得感】 ★★★★☆
【総合評価】 ★★★★☆
