どうにか建物はできまして。
8月半ばに、荷物は移したのです。
日々、生活もできている。
そういう意味ではお引越しできたのです、が。が。が。
屋根裏部屋のように「がら~ん」と作ってしまった2階には、収納などの造作が必要で。
まだカーテンのついてない窓もあるし。
ああ、遮光を、遮光をしなくては死んでしまう!と言いながらだらだら汗をかいているうちに、9月になってしまいました。
ものの収まりどころも定まっていない家で生活することって、人間にとってはストレスです。(たとえお気に入りの新居だとしても!)
でも、我が家の犬、あきれるほど落ち着いて生活してます。
体調もすこぶるいいらしい。
緑地帯隣接地で環境がよくなったでしょ。とか。
飼い主の在宅時間が長くなったよね。とか。
プラスの要素はたくさんありますが。
新しい環境、日常の中の数多い変化。
人の出入りが格段に増えたこと。
マンション時代はベランダだったリビングの掃き出し窓の外を、人が通ること。
犬が
「受け入れられませんよ」
「そんなのストレスですよ」
って態度をとる要素も、たくさんあるのです。
そのこころもちは、この小さな生き物たちの体調にも必ず響く。
それが、転居という大きな変化に伴うリスクです。
でも、すーーーっと、自然に受け入れる。
それも、ごくごく安定したこころもちで。
それだけの許容量が、彼女にはある。
↑ダンボールだらけでも、こんなふうにくつろげちゃうのです。
↑いつの間に…どうやって入ったんでしょうね?
許容量って、犬1頭1頭で、生まれ持った器の大きさは違うものです。
と同時に、生活の中で、人との関わりのありようで、大きく育ったり、小さく縮こまったりするものでもある。
わたしのDAWNはけして許容量大きく生まれついた犬ではないし、どちらかといえば「気にしい」な気質を持っていると感じます。
生後2ヶ月で我が家に来たときは、いろんなことに激しい「いやいや」を表現していました。
しかし、パピーからの関わりを通じて飼い主としてできうる限り大きく育ててやった許容量が、今の彼女の、このゆったり安定した精神状態を作っているのです。
「うちの子」の小さい器を大きくしてやることは飼い主の大切な役割だなあと今回の転居でも自分の犬に教えられました。
犬の許容量。
人が育てるものですよ。
レッスンでそのお手伝いをしています。
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