この週末は朝霧アリーナに3日間(勝手に)缶詰で
2018年度のWUSV(ジャーマン・シェパード犬協会世界連盟)世界選手権 日本代表選考会の観戦&(勝手に)応援でした。
毎度「警察犬みたいなヤツ」と雑~にご紹介しているシュッツフント(Schutzhunt)競技ですが、これあくまでドッグスポーツ、でして。
訓練系シェパードの祭典。なんです。
あっちを向いてもこっちを見ても、さまざまなラインの訓練系シェパードだらけ。
きら~ん!と輝く瞳でいたずらっぽい顔していたり、威風堂々王者のようだったり、おぼっちゃまっぽい子に高飛車女子もいる。
犬種標準を満たしてさえいれば、あとはそれぞれの繁殖者の「好み」や「哲学」を反映して作出される彼ら。
大きさ、体型、顔つきも本当にバラエティーに富んでいて、それだけでも楽しいのです。
2015年から毎年この選考会にうかがっています。
最初の年、ちゃんと観戦できたのは「服従作業」だけでした。
わたしたちのIRO試験も、もともとが同じ「国際作業犬試験規定」に即したものなので、「服従作業」では共通するものが多いですから。
でも、今ではシュッツ独特の「防衛作業」もかな~り楽しんで見られるようになってきた。
まず競技の内容を把握すること、次に、そこで求められるものの質を理解すること。
特に後者にはけっこう時間がかかってしまいましたが、経験者や競技者のみなさんにうるさいくらい質問を浴びせつづけた結果
昨年まで見落としがちだったエレメントにも目が向けられるようになり、ますます興味深く観戦できるようになってきました。
若い犬たちが明るく軽やかな表現でこの負荷のかかる作業に挑んでいく姿を見ると、わくわくと心躍ります。
大きな犬たちが、がっしりと強い身体をフルに使って勇敢に作業するさまは、本当に圧巻で。
そういう作業の時は、ヨーロピアンになりきって
『ブラボーーーー』
って、叫んじゃう!
長く見続けていると、犬の成長とともに変化する課題に飽くことなく取り組むハンドラーの姿をまぢかに見せていただけることもあります。
この競技会でその取組の成果が思うように出ても出なくても、その結果を受け止め、検証し、ここから次の1歩をスタートする。
そうやって、ペアとして磨き上げられていく。
ああいいなあ、それこそがドッグスポーツ、自分の犬と挑む価値だよなあ、と思うのです。
次のお楽しみは、この選考会で選ばれた犬たちが今年10月の世界選手権本戦でどういう作業を見せてくれるか?です。
デンマークなので、見にはいけません
ネット配信で!くーーっ!
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