保育料ってどうやって決まるかご存じですか?

保育料の設定金額は、そもそも認可保育園と認可外保育園よって
仕組みや料金が異なります。

【認可保育園】
認可保育園でも公立や私立によって異なります。
公立の場合は各自治体が運営し、
私立の場合は社会福祉法人や株式会社、宗教法人などが運営をしています。
私立は園によって保育方針なども違うため、検討する際は注意が必要です。
ただ、保育料については認可保育園であれば公立も私立も同じ費用となります。


【認可外保育園】
認可外保育園の場合は、園によって費用が異なります。


最近は〈保育の無償化制度〉をよく耳にすると思います。
無償化と言われているにも関わらず、保育料ってどうゆうこと?と感じた方も多いはず。


実際は、保育料のみの無料化だけで
その他かかる費用は、これまでと変わらず発生します。

ちなみに、、、通園バス代、延長保育、給食費といった費用です。



じゃあ実際にかかる費用はどれぐらいなのか、というところが一番気になるポイントですが、
認可保育園に通う0〜2歳のお子様の場合は、約42,000円ぐらいが平均額のようです。

では42,000円はどうやって算出したのか、という点ですが
まず3つの要素で費用が異なります。

■住民税の所得割額

世帯毎の収入、給与所得控除、各種控除を引いた金額から算出されるため
所得が高いほど、所得割額も高くなります。
国の基準値によって、金額を設定しております。


■自治体
(1)の国の基準を目安として、各自治体が金額を設定していいことになっているため、どこに住んでいるかによって保育料にも差が出ます。


■兄弟姉妹の人数
兄弟姉妹の人数や年齢によっても変わってきます。
国の制度では、2人以上の子供が同時に保育園に入る場合2人目は半額、3人目は無料となります。
人数が多いと費用が高くなってしまうのは、家庭の金銭的な圧迫になりますが、
その点を考慮してくれているようです。


認可外保育園の場合は、上記で記載した通り園によって異なるため、
やはり認可保育園に比べるとどうしても高くなってしまうようです。


認可保育園か認可外保育園にするのかは
家庭によって異なってきますので
費用面だけでなく、どこに自分の子供だったら【安心して預けられるか】を意識して
選択してみてください。