nurseredcatのブログ

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私が看護学校に通っていた時は、すべての生徒は同じテストを同じ時間内に一斉に受けるのが当たりまえでした。今、看護大学でパートで教えていますが、状況がかなり違うのにびっくりしています。

 

新しい学期になると、受け持つ生徒の中に学業に少しでも影響がある病気、欠陥がある生徒がいる場合、その生徒の内容がメールで送られてきます。これは生徒たちが自分で判断して書類を提出するもので、私たち教師はそれを考慮に入れて成績をつけなくてはいけません。耳が聞こえない、字を反対に読んでしまう病気などはもちろん、テストを受けるときに極度に緊張しちゃう生徒、テストに人一番時間がかかる生徒にも特別な配慮がされます。テストは同じ日に違う部屋で個人で行われて(監視付き)、時間も2倍に伸ばしてあげることになります。

 

また、論文などの宿題やテストでスペリングが間違っていても、その生徒が自分はスペリングを間違う欠陥を持っていると申請してたら教師はスペリングがひどくても成績を悪くすることはできません。以前、宿題でスペリングが間違っていることを指摘したら、”私はスペリングが悪くてもいい”という申請してるからいいの”と言い返されたことがあり、びっくりしました。

 

他にも英語が第2か国語の生徒はコミュニケーションを取るのが苦手な生徒が多く、それも成績には反映しないようにします。私は学生の時文法もスペリングも苦労してがんばってきたのに、こんなシステムがあったら楽だったろうなーと思います。

 

これは私が教えている学校が州立だからかもしれませんが、どんな状態の生徒も差別しないように、平等に扱う方針をとっているからかもしれません。学校に通っているときはいいですが、実際にナースの資格テストはみんな一斉にテストを受けることになるし、こんな風に融通がきかない社会にでてやっていけるのかなって心配です。

 

ちなみに性犯罪者が学校に通うことになったらその生徒の内容がメールで送られてきます。性犯罪者の人にも平等の学業を与えるところがすごいですね。