今日、夕食の買い物をしていた時のこと。

 

清算レジの所で、お財布からカードを出すのに手間取ったんですね。

いつもと違う収納場所にカードが入っていて、

 

「あれ? 無いぞ。あぁ、こっちに入れたんだったっけ…」

 

と思ったくらいの時間だったのですが。

 

そしたら、精算機が、ピポーンピポーン♪ と鳴って、「早く清算しなさい」と催促してきたんですよ。それで、

 

「はいはい、ちょっと待って」

 

と機械に向かって答えたら、レジに居た店員さんが、

 

「偉そうにねぇ! 急かすんですよ、その機械」

 

とおっしゃって。

 

「いえいえ~(笑)」

 

と笑いながら清算を済ませて、機械から出てきたレシートを切り取ったら、それを見ていた店員さんが、

 

「それにね、その子(機械)、「ありがとう」が言えないの。普通、支払って貰ったら、最後は、ありがとうございました でしょう?」

 

とおっしゃり、隣のレジにいた店員さんが、

 

「そうそう、言わない、ありがとうって! そういうのって、設定なんでしょう? 設定を変えたら、言うようになるんじゃない?」

 

と加わって、その後も、店員さん同士のお話が続いていました。

 

そうやって、一瞬いっしゅんの出来事をとらえ、客の立場になって考えられるのが、店員さん(人間)の素晴らしさだよな~と思いながらお店を出てきました。

 

今日のこの些細な出来事も、あと数年で、「以前はレジに人間がいて、そんなことがあったよね~」という回想シーンとなるのでしょうね。

 

「今」と「ココ」の良さを噛みしめて生きることが大事ですね。