続きです。

 

朝になり、執刀医や産科の先生たちが代わる代わる来て、「大変だったね」と声をかけてくれました。私は麻酔からの目覚めもよく、バイタルサインも安定しているということで、5本入っていた点滴は1本だけになり、酸素やモニター類も外されました。膀胱留置カテーテルと、手術部位からの排液を促すドレーンという管は残っていました。

 

覚醒してはいましたが、身体がものすごくダメージを受けたことがわかります。疲労感というか、身体がベッドに張り付くような感じがして、全く動く気にならないのです。下腹部の傷もめちゃくちゃ痛くて、看護師さんの手がちょっと当たっただけで思わず声が出るくらいの激痛です。

 

じっとしてれば大丈夫なのですが、傷口も身体の内部(子宮摘出したところ)も想像以上に痛くて、痛み止めが点滴の中に本当に入っているのか??と疑いたくなるほどでした。帝王切開を受けた人がみんな同じ痛みを感じるかどうかはわかりませんが、あんなに痛いなら、やはり自然分娩のほうがいいですね・・・帝王切開で何度も出産されている方には、尊敬の念しかありません。

 

午前中には携帯を触る許可が出て、夫とコミュニケーションをとることができました。上の子2人の様子も知れて、少しだけホッとしたのを覚えています。