こんにちは。
松山です。
生徒さんに「看護面接の極意シリーズ」が全く更新されていないと指摘され、
更新しております。
よく面接官に突っ込まれるという表現を聞きます。
それは受験生が質問に対して、さらに掘り下げて深掘りしてくるということです。
もちろん質問によって様々な突っ込み方があるのですが、
パターンは限られています。
●具体的にはどういうことか。
●なぜそう考えるのか。
●そこから何を感じ、何を学んだのか。
●その言葉をどう捉えているのか。
(※例えば、あなたにとって「寄り添う」とはどういうことですか、など)
特に上記、
「具体的にはどういうことか。」
「なぜそう考えるのか。」
その二つは考えて、深掘りしておくことが望ましいです。
例えば、実際の面接の場面を想定してみましょう。
面接官:「あなたが日頃、他者とコミュニケーションを取る上で気を付けていることは何ですか。」
受験生:「相手の話をよく聴き、相手が話しやすい雰囲気を作るように心掛けています。」
面接官の立場に立ってみてください。この回答を聞くと、具体的に、相手の話をよく聴くとはどういうことか、話しやすい雰囲気を作るために何をしているのか、を知りたくなってきませんか。
簡潔に答えることはもちろん悪いことではありませんし、面接官に突っ込まれることも悪いことではありません。あなたのことをより知りたいというサインですから。
なので、その面接官の突っ込みに対する答えを用意しておく必要があります。
ただ面接のために答えを用意しておくだけでは不十分です。
より自然に答えられるように、常日頃から論理的に物事を考え、伝える訓練をすべきなのです。
その為には、見た事柄、考えている事柄に対して、自分で自分にツッコミを入れるようにしてください。
「具体的にはどういうことか。」
「なぜ自分はそう考えるのか。」
本当に些細な日常のことで大丈夫です。
今日の通勤は、電車で行くのか、自転車で行くのか、迷った結果、自転車で行くことを決断したとします。
なぜ自分は電車ではなく自転車を選択したのか。
「体を動かせるし良い運動になるから、帰りに途中のスーパーで買い物が出来るから。」
などの理由を自分で自分に説明するわけです。
もちろん相手がいれば、その相手に説明すると尚良しです。
とにかく、具体的に考える、理由や根拠を説明する、言語化するトレーニングを日頃からするべきなのです。