ダンナの仕事場では、早朝と夕方遅くに清掃業の人が来てオフィスのゴミ箱を空にしたり掃除をしてくれているそうです。
ところが同僚の一人Dが、最近その清掃業者にまるで嫌がらせのようなメモを残しているそうなのです、、
それでダンナがあきれてそのメモの写真を撮って見せてくれました。
これはある日、その同僚Dが自分のデスクにつけておいたメモ
社員のイスに座らないで。
誰かが座ったら、私はすぐに分かるんだからね。
今すぐやめなさい！（最後の一文は手書きで付け加えてあります。）
そしてある日の清掃業の人へのメモには、、、
昨晩、私のオフィスのゴミ箱は空になってなかったわよ。（入口のドアのすぐ側にあるオフィス。）
あと従業員のイスには誰も座らないように。
座ったらすぐに分かるんだから。
、、、とまた、同じようなことを書き残していた同僚D。
自分のデスクの（イスに）座るな
と何度も書いてありますが、、、
と何度も書いてありますが、、、きっと清掃業の人はデスクの下も掃除機を掛けるためにイスを動かさなければならなかったんだろう、と誰でも想像つきますよね。
Dは自分のイスが動いていた＝誰かが座って彼女のデスクで座って遊んでいた、とでも言いたいのでしょうか
そんなバカな
でもね、実は私がブログに書きたかったことは他にあるのです。
このNastyな態度のDのこともそうなんですが、清掃業側の大人な対応の仕方が素晴らしかったのです。
Dがこのメモを残した翌日、清掃を担当した職員から返事が残されてあったそうです
清掃員に対しての忍耐を（辛抱していただいていることを）ありがとうございます。（これ、絶対皮肉っていますよ
）
）あなたのゴミ箱がちゃんと空になっているように確認いたしました。
すべての清掃員は、ご契約いただいている場所において社員の方個人のデスク上の使用は禁止されていることを理解しております。
あなたは私たちの誰かが、あなたのデスクのイスに座ったと信じられているようですが、それは掃除機をかけるためにイスを動かしたらからに過ぎないと思います。
今回のゴミ箱とイスの件は、我が清掃業社の上層部へお伝えしておきます。
今回の誤解がすみやかに解消されますことを願っております。
実は私はこの手紙を読んで、何てプロフェッショナルな対応なんだろうと感激しました。
Dのまるでイジメとでも取れるような幼稚なメモに対して、（本当は心の中ではF*** YOUと言いたくなるくらいだと思います）真摯な対応をしています。
と言いたくなるくらいだと思います）真摯な対応をしています。でも実はダンナからあることを聞いて、私は泣きそうになりました。
この清掃業者の人たちは、実はほとんどが知的障がいのある人たちなのだそうです。
Dもね、そのことを分かっていたのです。
それなのにこんなひどいメモを残していたのですよ。
これってある意味、障がいを抱えた人に対する差別だよ
自分より社会的に弱い立場の人に対して横柄で差別的な態度を取る人たち。
このDのような人、残念ながら国を超えてどこでも見ます。
でも今回は、そんなひどいDのメモに対して、相手の方が一枚上手でした。
その後Dは、空の封筒（ゴミです）をわざとリサイクルのビンに入れずに側に置いておいたそう
ちゃんと掃除をしているかチェックするためだ、とえらそうにダンナと同僚に話していたそうです。
翌日、Dがオフィスに戻ってきたら、その封筒はそのままそこに残されてあったそうです、笑。
誰が見たって、わざと置いたってすぐ分かりますよね。
そんなお遊びに付き合っているほど、清掃業の人も暇じゃない。
やっぱり彼らの方が一枚上手でした。
ダンナも言っていましたが、他の人をディスリスペクトしているDには、そのうちそれ相当なKarma（カーマ）が帰ってくるはずだ、と。
私も心からそう思いました。