もちろん名前を聞いて、すぐに思い浮かべたのがこの人です
実際には、お会いした弁護士は既に70歳を過ぎている陽気なおじいさんでした
実はこのベッカム弁護士、ダンナとその妹が亡くなった両親の財産相続の際にお世話になった弁護士なのだそうです。
一般的に弁護士も、ある意味「セールスパーソン」と言えると思います。
というのは弁護士にもよりますが、話すだけでも分単位でお金を請求したりする人がほとんどだからです。
でもこの弁護士はダンナの両親が生前からお世話になっている人だったらしく、その時から何かと親身に相談に乗ってくれた唯一の人だったそうです。
それで将来、自分たちが遺言書など弁護士のお世話になるときがきたら、ダンナは絶対にこのベッカム弁護士にお願いすると決めていました
しかし、このベッカム弁護士、既に70歳を過ぎていて、いつリタイヤしてもおかしくない状態
それで彼がリタイヤする前に、是非私たちも遺言書を作ってもらおうということになったのでした。
実際に彼に会ってみると、ダンナが言っていた通り、本当に親しみやすくて話しやすい人でした。
ただ遺言書作成については、かなりテクニカルなことをいろいろと教えてもらい、頭がパンク状態となりました
今回1時間近く、彼とお話させてもらいましたが、コンサルテーションに至っては無料。
(実際に遺言書を作成するときには、もちろん料金が発生します)
しかも今週だけで、既に彼には20件のアポイントメントが入っているそうで、「まだまだリタイヤはできないよ」と元気に話していたのが印象的でした
ところで、私は今回「弁護士事務所」に初めて入ったのですが、実はこのオフィス自体は建造100年以上経つという一軒家なのです。
そしてオフィスの中には、この弁護士のコレクションと思われるのですが、第二次世界大戦中のものが多く飾られていました。
彼の数々のコレクションについては、話を伺う時間がなかったのですが、、、
しかし私たちが一番驚いたのは、そこにナチス関連のものも飾られてあったこと
きっとナチス関連のものは、見て気分を害される人たちも多くいると思います。
実際に当時使われていたものを目のあたりにすると、やはり複雑な気持ちになりますね。
ナチス時代に行われたユダヤ人集団虐殺は、私も学生時代に当時撮影された音無しのビデオで観ましたが、、、
いまだに脳裏に焼きついています
ちなみに戦後は、白人至上主義をかかげているネオナチス集団の存在もかなり問題になりました。
もしユダヤ系のクライアントがこれを観たら、やはり複雑な気持ちになるでしょうね。
今回は、私が驚いたナチスのコレクションしか写真を撮っていませんが、実は彼のオフィスには他にもいろんな戦時グッズが飾られてありました。
そのため彼が特別にナチスの思考を援護している、ということではないと思います。
このようなものを飾ることで、もしかしたらリマインダーとして二度と悲惨な状況を繰り返さないようにという願いが込められているのかもしれません。
、、、という考えであることを願います
ところで話はまた遺言関係に戻るのですが、今回、弁護士からいろいろと参考になる資料をもらいました。
その中で、将来、もし自分が亡くなったときのために、残された家族(例えば、私にとっては息子)のために銀行口座や車や家の権利証書、生命保険の情報、現在保持しているアカウントのパスワードなどなど、大切な情報についてノートなどに書き記し、それをセーフ(金庫など)に残しておくことも必要だと思いました。
(これについては、下を参照してください)
やはりダンナの両親も同じように、自分の子供たちのために大切な情報を書いたノートを残しておいてくれたそうです。
その情報のおかげで、本来ならいろいろと時間がかかることも手続きが迅速にできて助かったとダンナが話していました。
本当は、このような「終活」なんて、まだ考えなくても良いのかもしれませんが、、、
でもやっぱり明日のことは誰にも分かりません、、、
事故に遭わない、病気にならない、という保証はどこにもないんですよね
(病院に勤めているからかもしれませんが、本当にそう感じます)
そのために今から少しずつ、自分たちができる準備もしていきたいと思いました。
それと同時に、以前話していたミニマリストになることも少しずつ目指していきたいです。
でもこれについては、まだまだ先は長い感じです、苦笑。
一時間のミーティングが終わってから、家族でブレックファストを食べにいきました。
お気に入りのファミリーレストランにて
オムレツはやっぱり美味しかったです
もしかしたら、私の一番好きなブレックファストかもしれません。