今日はいよいよアメリカ市民権のインタビューの日でした星ドキドキあせる
 
私のアポイントメントはお昼過ぎでした。
 
それでダンナが、その前にレストランで朝食でも食べてから行くはてなマークと聞いてきたのですが、私はとても何かを食べたいような気持ちになれなかったので、コーヒーコーヒーだけ飲んでそのまま出かけることにしました。
(緊張すると食べものが喉に通らなくなるタイプですニコ
 
 
我が家から移民局は1時間ほどかかるので、一応余裕をもって時間前に家を出ましたリムジン後ろリムジン前
 
ダンナが一緒に行ってくれましたが、今はCovidの関係で付き添いの人は移民局の建物には入れません。
 
そんなわけで車の中で待っていてもらいました。
 
 
私は予約の15分前に入ることができましたニコ
 
中に入ると、まずは検温があり、同時にセキュリティ・チェック
 
 
その後、「待合室」で名前が呼ばれるのを待つように言われました。
 
 
キラキラキラキラ
 
実はもう10年以上前のことなのですが、グリーンカードの更新のときに移民局へ来たことがありました。
 
当時、もちろんコロナの規制もなかったので、移民局内は多くの人たちでごった返していましたランニングランニングランニング
 
そんな中、私は待合室で自分の名前が呼ばれるのを待っていたのです。
 
 
まもなく移民局のオフィサーが来て、「**さんビックリマーク」と誰かの名前を呼びました。
 
ところが、誰も返事をする気配がありませんガーン
 
オフィサーはしばらく黙って周りを見渡していましたが、、、
その人がその場にいないと分かると、次の人の名前を呼んだのです。
 
 
しばらく経ち、先ほど名前を呼ばれたと思われる人が慌てて走ってきて、
すみません、先ほど私の名前が呼ばれたみたいなんですが、実はお手洗いに行っていたので聞き逃してしまいましたあせる
とオフィサーに話していましたあせる
 
ところがそのオフィサーは、
名前が呼ばれた時に、この場所にいなかったのだからダメだよ。
残念だけど、もう一度アポイントメントを取り直しだね。
と、その人に同情することなく、冷たくつっぱねました。
 
この返答には、私も周りにいた人たちもショックでしたガーン
 
もちろん呼ばれた時にその場にいなかったことは悪いのかもしれませんが、、、
また一からアポイントメントを取って出直しだなんてビックリマーク
アポイントメントを取るのだって簡単ではないし、ここまで来るのだって大変なことです。
 
ちょっと厳しすぎるのでははてなマーク
しかも非常に冷たい態度で、もう少し優しく接してくれても良いのでははてなマーク
と、移民局に対してかなりネガティブな印象を持つことになった出来事だったのです。
 
 
キラキラキラキラ
 
 
そんな経験が昔あったので、私は移民局のオフィサーに対して良い印象がありませんでしたあせる
 
 
さて、待合室では、ちゃんとソーシャルディスタンスが取られていました。
 
 
そこにはインタビューを待っている人たちが数人いましたが、私もちょっと離れた場所に座ることにしました。
 
 
すると近くに座っていたおじいさんが、
あなたのアポイントメントは何時はてなマーク
と話しかけてきました。
 
この一言がきっかけで、周りで待っていた人たちと、たわいもない会話が始まりましたニコ
 
 
特にこのおじいさん、非常に話好きな人でしたあせる
 
しかも彼は訛りのない完璧な英語を話していたので、
一瞬、アメリカ人なのに市民権のテストを受けるのかなはてなマークと思ってしまったほどですゲラゲラ
 
実は、このおじいさんはイギリス出身で、何と52年間もアメリカに住んでいるのだそうです。
でも彼の話し方は、イギリス訛りがまったくない100%アメリカ英語でしたけどゲラゲラ
で、過去にはベトナム戦争にも行ったのだそうです。
 
そして隣の人はイラン人。
理由があってエジプトでずっと育ったけど、アメリカに来て今年で5年経ったので市民権申請を決めたと言っていました。
 
向かいに座っていた人はメキシコ人。
彼は今回弁護士を通してこの市民権を申請したそうです。
インタビューを待っている間に、この弁護士が彼に電話をかけてきたのですが、「心の準備はどう?オフィサーが質問あるようなら、いつでも電話をしてビックリマーク」と何回も念を押していました。
なぜか彼はスピーカーフォンにしていて、話が全部筒抜けでした、笑
 
 
しかしこのイギリス人のおじいさん、とにかくよく話す人でしたグラサン
 
しかも、次第に話の内容がアメリカを非難するような感じになってきましたガーン
僕はベトナム戦争でも貢献したのに、その後はアメリカから何の恩恵ももらってない。」
アメリカは、金がすべての国だ。
などなど。
しかも声がものすごく大きくて、移民局の人たちにも筒抜け状態あせる
 
私たちは皆、アメリカ市民権を申請するために待っているのに、何でおじいさんはこの場所でこんなことを話すのだろうはてなマークとちょっと不快に思い始めていたのですが、隣に座っていたイラン人が、
いや、金がすべてと思っているのはアメリカに限ってではないよ。他の国々だって同じだよ。
と話しをうまく振ったので、「よく言った、イラン人ビックリマーク」と思わずお辞儀しました。
 
おじいさんは、その後少し静かになりましたニコ
 
キラキラ
 
そして、まもなく一人のオフィサーがやってきて、私の名前を呼びました音譜
 
その人は私と同年代くらいの女性でしたグッド!
 
オフィサーが自分の名前を名乗った後に、
How are you doing today?
と聞いてきたので、
I am doing greatビックリマーク
と言った後に、
あ、でも本音を言いますと、ちょっと緊張してますあせる
と付け加えると、
大丈夫よ、緊張しなくても。インタビュー自体は結構短いし、すぐ終わるでしょう。
と笑顔で言ってもらえて、それだけでかなりリラックスできましたニコ
 
 
個室に通されてから、まずは右手を上げて(インタビューで)答えることがすべて真実である、という誓いをします。
 
そしてまず、自分のフルネーム、住所、伴侶そして子供の有無、現在の仕事のことなど一般的な質問がありました。
 
市民権取得については、オフィサーから
あなたはアメリカ生活がこんなに長いのに、なんでもっと早く市民権申請しなかったのはてなマーク
と、笑いながら質問されました。
そして私もその時、彼女と話しながら、そういえば待合室で会ったイギリスのおじいさんは、なんで今まで市民権に申請しなかったのかなぁ?とふと考えてしまいましたニコ(彼は52年間もアメリカに住んでると言っていたのですビックリマーク
 
それから過去年間の渡航歴について聞かれました。
 
 
その後はいよいよCivic testメモ
 
これは100問ある中から10問質問されるものですが、6問正解したところでストップされます。
 
インタビューで私が聞かれた質問は、次の6つでした。
Who vetos bills?  A: The President
What is the supreme law of the land? A: The Constitution
When is the Independence Day?  A: July 4th. 
How many justices are on the supreme court?  A: 9
What is the name of the Vice President of the United States now? A: Kamala Harris
What do we show loyalty to when we say the Pledge of Allegiance? A: The United States
 
確かにとても簡単な質問も中にはありますが、インタビューでは100問中どの質問が出るか分からないので、やはりこれらの質問をちゃんとレビューしておいて良かったと思いましたビックリマーク
 
 
その後はリーディングとライティングのテストメモ
 
リーディングは、How many senators are there? を読まされ、
ライティングは、We have one hundred senators. をタブレットに書かされました。
このテストに関しては、「こんな簡単で本当に良いの!?」と逆にビックリしましたびっくり
 
 
 
その後、アプリケーションでNoと答えた項目について、再度質問されます。
(この質問のほとんどが逮捕歴があるか、反政府または反社会行動を起こしたことがあるかなどの質問です)
 
そして最後に今後アメリカ市民として、国に忠誠を尽くすか?という質問をされ、ようやく終わりですビックリマーク
 
 
インタビュー自体はおそらく15分もかからなかったと思います。
 
馬馬馬
 
そして、最後の最後にまたサインをしたのですが、そこには
 
Your former nationality: Japanあなたの以前の国籍:日本
Your current nationality: USA (あなたの現在の国籍:アメリカ
 
と記されてあったのです。
 
このformer/以前のという言葉を見たとき、やはりちょっとビタースイートな気持ちになりました。
 
アメリカ国籍はもちろん自分の意思で取得するわけですが、やはり日本国籍がもう自分にとって前のもの、という文書を実際に見たときは少し名残惜しいような感じもしてしまいました。
 
でもそれは当然ですよね、だって生まれてから今までずっと「日本国籍」だったのですから。
でも国籍は変わっても、心はずっとそのまま日本人ですけどねニコ
 
 
まあ、こんな感じでインタビューは無事に終了しました音譜
最期に無事にインタビューをパスしたよ、というお知らせを手渡されます。
ちなみにまだアメリカ国籍になったわけではありません。
 
2週間後に宣誓式パーがあるのですが、それに出席してから初めてアメリカ国籍と認められますアメリカ
 
宣誓式については、オフィサーが私の都合に合わせて日時を決めてくれましたグッド!
 
私も宣誓式に出席する日は、絶対に仕事が休みの日にしたかったのでホッとしました。
(ちなみにインタビューは移民局が事前に日時を決めてしまうので、こちらの都合はおかまいなしでしたあせる
 
 
キラキラキラキラ
 
 
無事インタビューを終えてから、ようやく朝ごはんナイフとフォーク
(実はもうランチ時間でしたが、苦笑。でも朝ごはんが好きなので、私はいつ食べても良いのですウインク
 
 
実は我が家の近くにあるレストランがあるのですが、このコロナでずっとレストランが閉店していたのです汗
ここで働いている人たちはみんなフレンドリーで、料理も美味しいので、閉店したと聞いたときは本当に残念に思っていました。
 
でもか月前のロックダウン解除の後に、またオープンしたことを聞き、今日は絶対行くビックリマークと決めていましたニコ音譜
 
私は初めてジャーマン・パンケーキをオーダーしてみました。
とても薄くて大きいパンケーキです。
バターを塗ってから、レモンを絞っていただきます。
 
このパンケーキ、このレストランでは結構人気があるようです。
食べていたら、ちょうど帰り支度をしていた他のお客さんから
私もちょうどそのパンケーキ食べたところよ。美味しいわよね~!
と話しかけられましたニコ
確かに普通のパンケーキに比べて軽くて食べやすく、美味しかったです。
 
ダンナは例のごとくホットチョコレートを頼み、チーズとハムのオムレツもオーダー。
(オムレツは写真に撮りませんでした。)
サイドにスクランブルエッグにカリカリのベーコン。
 
 
そんなわけでアメリカ国籍を取って、一番最初の食事はやっぱりアメリカンな朝食でした、笑。
 
 
アメリカ 星 アメリカ 星 アメリカ
 
ちょっと長くなりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございますわんわん