このパンデミックが始まる以前、一か月に一度の割合でランチを共にしていた友達がいました。
コロナウイルスのため、ここ3か月ほどお互い会っていなかったのですが、先月また彼女が自宅へ招待してくれたので、今月は我が家へ彼女を招待してランチを一緒にすることにしました
彼女はPescatarian(魚は食べるけど肉類は食べない)なので、ランチに何を作るか迷ったのですが、先日トレーダージョーズで見つけたレッド・カレーのペーストを使って海老とカリフラワーのタイ・カレーを作ることにしました。
そこにサラダとごはんで手軽なランチができました。(写真を撮るのを忘れました)
友達はこのタイ・カレーをとても気に入ってくれて、レシピを教えて!と言ってくれたのですが、必要なのはレッドカレーのペーストとココナッツミルクのみなので、はっきり言ってレシピなんてものはないのです、笑笑
しかしタイ・カレーは本当に簡単だし、具材に何を入れても良いのでとても便利です
今度はイエローやグリーンカレーなども試してみたいと思います。
友達がとても素敵なクリスタルのVaseに庭で摘んだお花を活けてもってきてくれました
私はクリスタルなどのガラス類が大好きです。
ちなみにキッチンの窓際にも何個かアンティークの瓶を置いています。
朝や昼下がりになると、太陽の光があたってキラキラして綺麗です
さて、本題です
一か月ぶりの彼女とのランチ・ミーティング。
ランチはたまたま家にいた息子も一緒に食べることになり、3人でいろんな会話に花が咲きました
(いつの間にか、おばさんたちの会話にも普通に参加している息子に成長を感じます、笑)
そして話はやはり、今世の中を騒然とさせているコロナ・ウイルスのことへ。
私は看護師なので、周りの人はよく(現在の)私の仕事状況について尋ねてきます。
今日も彼女から、
『病棟にはやっぱりコロナの患者さんが入院してきたりするの?』
と聞かれました。
『うん。先週も陽性の患者さんを受け持ったよ。』
と正直に彼女の質問に答えました。
すると、彼女が(一瞬ですが)微妙に驚いた顔をしたのが分かりました
その瞬間、(ああ、余計なことを言ってしまったかも⁈) と思ってしまいました。
それで続けて、
『ちゃんとPPEをつけての完全装備で患者さんのケアをしているから、(自分に)感染することはまずないから大丈夫。』
と慌てて説明しました。
すると彼女が
『(その患者さんのケアのあと)Chloeはコロナのテストを受けたの?』
と聞いてきたので、
『陽性の患者さんのケアをしたからと言って、そのたびに(こちらが)テストを受けることはないのよ。
でも何らかの症状がでたときとか、またはPPE装着せずに陽性の患者さんと接した場合はもちろん自宅待機して、テストも行うけどね。でも通常、病棟ではちゃんとPPEを装着しているし、患者さんから(医療従事者に)直接感染が起こったことは(うちの病院では)今のところゼロだから大丈夫!』
と説明したら、彼女も分かってくれて
『Uncomfortableな質問をしてしまったね。ごめんね。』
と逆に謝ってくれました。
私は、彼女が普通は聞きずらいであろうことを素直に質問してくれたことはありがたく思いました。
しかし、いくら彼女が気の知れた友達だから、と言って
『陽性の患者さんをケアした。』と、(しかも直接会っている最中に) うっかり話してしまったことをとても後悔しました。
世の中みんなこのパンデミックに対して危機感、心配、そして機敏になっている中、この彼女の反応はおそらく自然なものだと思います。
私ももし彼女の立場であれば、同じ反応を示していたかもしれません。
このパンデミックが始まったころ、私の同僚は仕事後いつも夫と別な部屋で寝ることにしていた、と話してくれました。
私も現在は仕事上のあらゆるGermsを家に持ち込まないようにするべく、スクラブも仕事が終わると即着替えて靴も履き変え、とにかく手洗いも頻繁にして最新の注意を払っています。
そのため、「病棟で感染する」ということは私の中ではまず考えられません。
しかし医療施設で働いていない人からすれば、もちろんそんなことは分かりません。
『陽性患者さんのケア=濃厚接触者=あなたの病棟での感染は大丈夫?』
と言った疑問が自然に湧いてくるのだと思います。
現に医療従事者の感染もニューヨークなどで多くありました。
でも彼らは本当に気の毒なことに、当時PPEが十分に足りていなかったのも事実なのです。
ちゃんとしたResource(PPE)があれば、感染を防ぐことは可能です。
だから公共の場でもマスクをつけることと手洗いで、誰でもできる大きな感染予防になると思います。
さて、デザートには久しぶりにアップル・クリスプを作りました
(写真では、上のトッピングしか見えないけれど)覚書のためレシピを載せておきます(分量はアメリカ式です)
7-8個 グラニー・スミス種のリンゴ (小さめだと8個、中くらいの大きさであれば7個)
3 tablespoons 小麦粉
1/2 cup ココナッツ・シュガー(黒砂糖でも代用可)
1 tb レモンジュース
1 tsp シナモン
リンゴは皮をむいて芯を取り、小さくスライスします。
そこに上記のスパイス類を一緒に混ぜて9X13インチの型に敷き詰めておきます。
1 stick (1/2 cup) バター
3/4 cup 小麦粉
3/4 cup オールドファッションのオートミール
1/3 cup 黒砂糖(またはココナッツ・シュガー。お好みで)
1 tsp シナモン
1/8 tsp シーソルト
1 cup 刻んだピカンナッツ
小麦粉にシナモン、シーソルト、黒砂糖を混ぜ、そこに冷蔵庫からすぐ出して固いままのバターを入れます(バターは小さく切ってから入れると混ぜやすいです)そしてバターをフォークで(または手で)つぶしながら『そぼろ状』にします。
そこにオートミールとナッツを入れてよく混ぜてから、リンゴの上に乗せます。
350度のオーブンで45分くらい焼いてできあがり
温かいうちにバニラのアイスクリームを乗せて食べると美味しいです。
友達のために作ったのですが、大半を息子と夫が食べました