年末が近づいてくると、私がどうしても食べたくなるのが、ずばり「お餅」
実は幼少の頃はお餅がそれほど好きではなかったのです。
でも毎年お正月になると母が餅つき機でお餅をついてくれて、あんこ餅やきな粉餅を食べていました。
そのときはあまりお餅の美味しさって分からなったように思います。
しかし歳を取るにつれてやはり昔食べたものが恋しくなってきます。その一つが「お餅」でした。
しかも母が作ってくれたあの「つきたてのお餅」がたべたい
私にとってはお餅にまつわる思い出のおかげで、きっと無償に食べたくなってしまうのだと思います。
話はちょっと変わりますが、英語化された日本の言葉って結構ありますが、実は「Mochi」もその一つです。
今はどこのグローサリーストアにも「Mochi」なるものは売っているのですが、その大半が中にアイスクリームが入ったもの。
日本の「雪見だいふく」のようなものが「Mochi」だと思っている人たちが多いです。
先日アジア系のストアでも「よもぎ餅」を見つけたので食べてみましたが、私が思っていたものとは違っていました。
それでずっと「餅つき機」を買うしかないのかな、と思っていましたが、日本からの輸入品になるため値段もとても高いのです。
そんなときスタンドミキサーでもお餅が作れる、ということを知りました
先日のブログでも紹介したのですがHow to Make Mochi with a Stand Mixer
(このサイトとてもおすすめです。他にも和菓子などいろんなレシピが分かりやすく紹介されています)
サイトを見つけてから、どうしても作りたくなったのでまずは「もち米」を探して近くのお店を周ってみましたが、やはり見つからず
そんなわけで今日の朝はまたアジア系のグローサリーストアまではるばる行ってまいりました
そして「もち米」を無事見つけました
![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
そして早速餅作り
まずはサイトのレシピに従ってもち米を洗ってから炊飯器で炊きます。
実はもち米を炊いたのは初めてなんですが、炊いた時点で通常のお米と違ってとてもねっとりしているのが分かります
お米が炊き上がる直前にミキサーのフックとボウルにお湯を入れて回し、熱くしておきます(その後お湯は捨てますよ)。
その中に炊き立てのお米を入れて攪拌します。
(音がちょっとうるさくてすみません)
サイトのレシピに事細かくどのように攪拌するのかを説明しているので、それに従いました
何度も作業を繰り返していたら、ちゃんとお餅になりました
お餅作りで一番大変なのは(私の意見ですが)成形です。
というのはお餅はとにかくどこでもくっつきます
サイトでもお餅はよくくっつくので、まさにそれとの闘いですよ、と注意されていますが、本当にくっつきます
そのため今回レシピに従ってコーンスターチ(片栗粉で代用しました)を振って餅を丸めたのですが、代わりに「餅粉」を使っても良かったかな、と思いました。
とにかく、人生初めて自分で作った餅(大げさですが)をとりあえず実食してみました
あんこときな粉の2つです。(きな粉には砂糖を混ぜました。)
パクッ
んまーーーーーーーーい!!!!!
この美味しさを直接伝えられれば良いのですが、しかしブログなので、かなり大げさに書いてみました。
ちゃんと伝わりましたでしょうか?
正直言って、私の人生かつてここまでお餅に感動したことはなかったと思います。
つきたてのおもちは柔らかくて美味しくて、とにかく何10年も前に実家で食べたおもちと同じ味がしました。
食べながら懐かしい思い出が頭の中をよぎって、涙がでてきました(笑)
息子も学校から帰ってきて、早速おもちを食べましたが、やはり美味しかったようでパクパク食べていました
ダンナはお店で売っているフェイクなMochiとこの本物の餅の違いがあまり理解できないようでしたが、日本で育っていないのだから仕方ない。(正直申しますと、これで家族間の競争率が一つ減ったので良かった。本物の餅は私と息子でいただきますよ)
残りは中に餡子を入れて「大福もち」にしてから一つ一つラップで包んでおきました。
その後また一つ大福をこっそり食べてしまったことは、このブログだけの秘密です。あ、息子も食べました。
その日は久しぶりに母にフェイスタイムをして、早速「もちトーク」で盛り上がりました。
母もまさかスタンドミキサーでお餅が作れるとは、と驚いていたようです
今日はあんこときな粉の2つの味で食べてみましたが、母は「あべかわ餅」も作っていたのでそれも今度試してみます。
そしてもう一つ試したいのは「ずんだ餅」。
アメリカでは枝豆はどこでも売っているので、もしかしたら餡子より手軽に作れるかもしれません。
お餅のおかげで何だかいろんな夢が広がってきました