母からちきお君の容体について連絡を受けた後、死んだ時のために手紙を書いて欲しいと言われ、子供達に事情を伝えて手紙を書いてもらいました。


おぬり君は「ちきおへ。もっといっぱい遊びたかったよ。楽しかったよ。お散歩よく行ったよね。もっといっぱいお散歩行きたかった。」と書いてから、しばらく泣いていました。

おぱむちゃんもつられて涙。

「ハムスター1匹になる」

ってそっちかいチーン

18時には家族全員で神戸まで行き、着いたのが19時半。


{35EA2036-A994-4D7D-AF15-D904C30B25F8:01}




先週会ったときはまだ動いてたのに、今は意識が朦朧って感じ。目も閉じないんです。何回閉じようとしても開いてくる。


呼吸数は28回正常範囲内だけど、脈は不整脈がかなり出てました。尿量は殆どなく、死はもう目の前だなと。

しかし、帰る前に抱き上げた時、左目が急に澄んできて、私の声に反応してるように見えました。あの顔は一生忘れられない。これが、私がちきお君の意識がある時に会った最後の瞬間でした。


私が帰った後、母は介護生活をして初めて、ちきお君を胸の上に乗せて寝たそうです。ピーピー言わなくて、もう最後かもしれないと思ったかららしい。




翌朝
2月24日。

8時10分、ちきおが痙攣して泡を吹き始めたとのこと。

授業が10時半まであったので、悩んだ結果授業を受けてから行くことにしました。


10時には痙攣は治り、水分10ccと栄養剤を注射器で摂取しましたが、3回目の発作が11時に起きました。

12時前には息が荒くなってきたとのこと。目は開眼しっぱなしで、母が送ってきた動画を見ても意識はないように見えました。

この後どうなるの?と母に言われたけど、人間の死についてしか習ってないからわからないよ...


現状では

目は開眼、まばたきなし(24時間以上)
尿量減少
痙攣発作が持続する(1時間以上)
息が荒い
意識が無い
体温はまだ高いらしい

私はというと、連絡を受けてから4時間半後の12時40分にようやく神戸に着きました。




つづく。