※BL小説なので苦手な方はお戻りください※
6話「魔女はひそかに笑う」
体がだるい......
セキがとまらない....
仕事のしすぎかもしれない....
だがここで気を抜くと生徒会が仕事をためる....
「ゲホッ・・・、ゴホッ」
「日向?!風邪ですか?」
「あぁ・・・、ぜんぜん大丈夫だ・・・、セキばらいだ」
「・・・・、そう・・・、ならいいけど・・・・・、」
「コホッ・・・・、」
次はなんだ?あぁ.........
体育祭か.........めんどくさいな......
「森羅・・・・、体育祭はどーする?」
「とにかく影ながらに日向を応援します
お弁当をつくって・・・、一緒に食べましょ?」
「うん・・・、なつかしいな・・・、お母さんのご飯」
「うふふっ・・・、それよりこの資料終わりましたよ」
「ありがとう森羅・・・、お茶いれてくれるかな??」
「暑いですからね・・・、アイスにしましょうか?」
「そうだね・・・、よろしくたのむよ」
森羅がキッチンへ行くと同時にドアが開き
宇宙人が入ってきた.....
おいおいここは風紀委員室だぜ???
「なんのようだ?佐藤・・・、」
「エイトだ!エイトってよんでくれ日向!!」
「おいおい・・・、俺はあくまで副風紀委員長なんだぜ?
敬語使えよ・・・・、」
「いいじゃねーか!敬語俺嫌いなんだよ!!
それより森羅はいるか?!森羅と話したいんだ」
「私がどうかしましたk・・・、ゲ・・・、」
「よぉ!森羅!!!あいたかった・・・デス!!」
あの宇宙人が敬語っぽい何かを言った!?
もしかして森羅の事がすきなのか!!?
いやいや!!可笑しいだろ!!
「森羅!そのお茶俺のために入れてくれたのか?
センキュな!!」
「あ・・・、それは・・・、」
俺のお茶だがな...........
森羅は怒りを我慢して自分のお茶を俺に出すが....
俺は紅茶が飲みたい気分でな...........
すまんが俺は紅茶を入れてくる......
「日向?どこに行くんです?」
「紅茶飲まれちまったからな・・・、入れなおしてくる」
「なら私が入れなおしてきましょう・・・・・・、」
「よろしくたのむ・・・・、」
俺は自分の席に座ると資料を見る....
森羅がまた紅茶をもってくるが宇宙人により飲まれてしまい
俺の元には紅茶がとどかない....
そんな事を5回ぐらいくりかえしていた......
森羅も頬をふくらませて宇宙人を無視しつづけていた.....
「なぁなぁ!森羅!!今日の晩御飯俺と森羅で食べようぜ!」
「今日は日向と食べたい気分なんです!!」
「いいじゃねーか!アイツだって毎日一緒に食べてるじゃん!
俺と食べようぜ!!!」
「あいにくだが佐藤・・・、森羅は俺のだ・・・、手だすんじゃねー」
「なっ!!!?」
何そんなに驚いている顔をするんだ??
普通の事を言っただけじゃねーか........
「ここでキスをしろと言ったら森羅はキスをしてくれるぞ?」
「お・・・、俺だって!!森羅が抱きたいって言うのなら!」
「日向・・・・、」
「なんだしんr・・・・・・、」
目の前には森羅の顔.......
唇に暖かい感触..........
キス!!!?
「森羅・・・、てめぇ・・・・、」
「キスしてほしいんじゃなかったんですか?」
宇宙人が泣き始めているぞ......
そんなもん知るかと言うような顔で宇宙人を見る森羅
なにげにヒデェヤツだなぁ.........おいおい.....
号泣じゃねーか.....
「森羅・・・、俺にもしてくれ・・・、」
宇宙人の爆弾発言にドン引いている森羅は
本当に嫌な顔で
「嫌です。」
と言った
+++あとがき+++
森羅はカワイイよ森羅は
宇宙人が少しかわいそうに思えてきた
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