※BL小説になってますので苦手な方はお戻りください

*BL注意* 先輩×後輩(主) 少しファンタジー入り※



  

   5話「悲しみの魔女」





「日向・・・・、大丈夫??」


「あぁ・・・、森羅・・・・、大丈夫・・・、でも今は岸子先輩に

会いたくない感じ・・・、」


「そうね・・・、ここまで追ってこないって事はしょうせん

それだけの恋物語なのかしら??」


「森羅は俺をおいていく?」


「何言ってるの!?アンタの母でありアンタを見守る

と決めた者じゃない!」


「そうだよね・・・、ごめん・・・、」


「謝らないで日向・・・、大丈夫・・・、私がいる・・・、大丈夫だから・・・、」








  <ナカナイデ???>





森羅の言葉にびっくりして頬をさわってみる....


自分の瞳からはツゥ...っと涙が流れる.....


あぁ.....俺って岸子先輩の事好きなんだな....


そりゃそうだよね...先輩カッコイイし......


つかいまさらだけど男に恋するとか......するとか.....




今でも岸子先輩とのキスをした唇が熱い...


憎くて....悲しくて.....苦しくて!!


でも....忘れられない.......




「ぅ・・・・、うぅー・・・・、」


「日向・・・、大丈夫・・・、ホラ・・・、明日は晴れるよ」


「ぅ・・・・、グスッ・・・・、」


「ヨシヨシ・・・・、」




しばらく森羅の胸元でないた.....


知らない間に俺は寝ていたんだろう.....


懐かしい夢をみたんだ.......




~~~




「お母さん!!見て見え!また公園であの子と会ったんだ!

これもらったの!!!」


「まぁまぁ・・・、これって・・・、パワーストーンね・・・、」


「えへへっ!これ!約束のお守りって言うんだよ!!」


「約束のお守り?」


「うん!また会えるよね?って言う意味のお守り!!」


「ママもその子に会ってみたいわぁー」


「明日じゃぁ一緒に公園に行こう!!!?」


「えぇ!!!お菓子いっぱいつくらなきゃね・・・」




あの日の夢.....


あの幼いころの夢....




「お母さん!!ホラホラ!!こっちこっち!おーぃ!!!」


「あ・・・・、日向君・・・・、」


「-----!!今日は何やってるんだ!?」


「うん・・・、本を読んでたの」


「なになに?なつめ そうせき??何じゃこれ?」


「うん・・・、お父様が読めってうるさいから読んでるの」


「よくわかんねぇけど・・・、お母さんも本を読むことは良い事

って言ってたし!!-----!!お前良い子なんだな!」


「そ・・・そうかな?」


「君が-----君?」


「え?あ・・・ハイ。」


「私、日向のママの燈子と言います!よろしくね!!」


「あ・・・、こちらこそ・・・、-----です・・・、よろしくお願いします」


「それじゃぁさっそくだけどみんなでドーナッツ!食べようかっ!」


「ハイ!!」

「うん!!」




その次の日から-----は公園に来なかったんだ....


約束のお守りなんか忘れちまったのかな??


そういえば約束のお守りってお母さんが「髪飾り」とか言って


俺の髪につけてたよな.....


部屋にまだあるかな??




~~~岸子先輩目線~~~




最近、宴に会う時間が少なくなった....


会っても避けられてしまう......


やっぱりキスが早すぎたのか??


アイツは約束のお守りを忘れてしまったのか?


それはそれでどうでもいい....


アイツがほしい......


欲望の渦が俺を巻き込んで離さない......




「宴・・・・、」


「何やってるんだよ岸子?」


「あぁ・・・、馨か・・・・、」


「もしかして日向の事か?」


「あぁ・・・、最近避けられている気がするんだ」


「アイツは男でも中身は乙女だからな・・・・、

それともうひとつ事情があるしな・・・、」


「事情?」


「お前・・・、まさか自分の事と好きになった人の事

しか考えないアホだったか??」


「??」


「ハァー・・・、宇宙人嫉妬事件!!アレ!!

アイツはアレを自分のセイだと思っている・・・、」


「なに?」


「それから少しの生徒から差別なども受けてきた

それにアイツには今、森羅っていう仕事もよくやってくれる

ヤツがいてな・・・・、アイツはほっといてもたぶん大丈夫だ」


「森羅?何年だ?聞かない名前だな」


「1年生で風紀委員・・・、だから学年で調べても無理無理、」


「森羅?下の名前か??」


「わからんけど皆、森羅と呼ぶから森羅」


「そうか・・・・、」


「なんだ?嫉妬か??宇宙人嫉妬事件みたいに事件起こすなよ?」


「あぁ・・・、わかってる」


「お前はほしいものがあれば力ずくでも奪うクセがあるからな・・・、

ソレさえなければもてると思うんだがな」


「うるさいぞ」


「ヘイヘイ・・・、まぁ日向は自分をせめている・・・、それだけは覚えとけ」


「わかっている」


「んじゃ俺は巡回してくる」


「あぁ・・・、」




馨とわかれて.........


それからは約束のお守りの事....


それと.....宴の事しか考えられなかった....



愛してる....愛してるから.....すごく愛しい.....







+++あとがき+++



岸子先輩はそういう人です。

趣味はモンハンをやりつくす事と太鼓の達人鬼(ゲーセンの)

ペルソナも流行っていたらしいが最近はやってないらしい・・・、



われらがアイドル森羅ちゃん



BL小説とかけまして!ガトーショコラととく!!その意味は!

どちらも大好きです!!!


とか言ってみただけ!反省はしているが後悔はしていない(`・ω・´)


最近友達のメールで森の魔女の話が読めない

だけど世界の話は広すぎて読めないと書かれていた


それが私の物語<Roman>です。



ここまで読んでくれてありがとうございました