サインバルタは5日空けるくらいになった。
4日経ってもなにもなかったのでこのままいけるかと思ったけどやはり無理だった。
やはり離脱症状で少し気持ち悪くなってきたので昨日飲んだ。

前の記事のあと、鬼滅の刃全巻集まった。
街の書店で注文しとけば数日で届いた。
いちいちその日書店に買いに行って、やっぱり無いよお~!を繰り返さなくていい。
なんかamazonですら新品が高騰してるけど、そんなとこで買わなくていい。
電子版と紙の漫画、どちらもいい。
電子版だと1面ハッキリ見られるし、いつでもどこでも見られる。
漫画だと見開きが見易い。
そして昨日、楽しみにいていたアニメ版を一気見。
以前原作読んでない時にテレビ放映時は1話切りして見てなかったが、その後同僚に薦められてAT-Xで録画しておいたのだ。
13話くらいまで一気に見たんだけど...。
うん、とても綺麗、だね、絵も動きも綺麗、なんだけど...。
なにか違った。
やはり原作のほうがいいと思った。
前に原作読んでないときアニメで1話切りしちゃってたのはこの辺りが原因だったのかな。
アニメだけだったらここまで好きになってなかった。
特に、最終選別の鱗滝に恨みを持つでかい鬼の台詞、大事な台詞が飛ばされてて、その後の炭治郎の哀れみの眼差しの重みや鬼が持つ鬼狩りのイメージと炭治郎との対比がなくなってしまってる。
「目を閉じるのは怖い」の前後のとこ。
え、なんでそこ、削った?
だ...台無し...。
ここ出さなくてどーすんの。
ここがあってこそ、その後が感動するんじゃん。
絶対回想とかで後になって出てくるシーンではないので、ほんとにここで出さなきゃいけなかった台詞。
なんか違う。
原作者が伝えたいことと、アニメ監督の伝えたいことがズレてる気がする。
あと、心の中で思ってる台詞だからグッと効いてくる台詞すら、全部口で言わせちゃってる。
え?なんで人に聞こえるように喋っちゃってんの?
命のやり取りで喋る暇もない時にも技名喋る。1人で寝る前の考え事すらも喋る。
いやそれ...ダメだから...。
あとヒメジマさんが全然数珠をジャリジャリしてくれない。
お館様宅の白洲も絵がひいてあるみたいで砂利の質感がない。
無駄に口を動かす喋らせる動きは出すのに、なんでこういうとこ拘らんの?
どうしてこうなった。
もちろんいい演出もあるしすごいと思う場面もある。
でもテーマとして一番大事なとこ削ったり見てておかしいと違和感感じるのはキツイなあ...。
映画も期待してたけど、ガッカリしそうだな...。
前回映画で絶対寝落ちる私でも無限列車編は絶対寝ないとかほざいてた私も、これでは寝落ちる確率が高まってきた。
このままいくと煉獄杏寿郎のキャラもなんか違ってそう。
いや実際アニメでの杏寿郎は既に違和感あるんだが。
あの母上との思い出や、猗窩座とのやりとりも、アニメで壊れてしまうのか。
あとテンポが漫画だとトントン行くのに、アニメ間延びしてて飽きる。
ハイ恒例の2倍速ー。
これも1話切りした理由だった。
アニメ版ファンの方々、アニメ製作してる方々も、本当にごめんなさい。
でもこれが正直な感想でした。
正直とてもがっかりした。
アニメで大して面白くなかったという人は、原作漫画をお薦めします。
多分自分もアニメだけ見て漫画の方読んでなかったら、鬼滅の刃って何が面白いの?ってなってたと思う。
実際、検索してみると「アニメ見てみたけど社会現象になるほどか?」って感想の人いて、私もそのクチだったから、そういう人にも是非漫画を読んでほしい。
今ならスマホアプリのジャンプ+で今年の1号から13号?迄無料だし、フルカラー版鬼滅の刃が最後に載ってるよ!
本誌ではもう最終決戦中です。
ほんとに展開早い。
この、テンポを落とさず、駆け抜ける凄さ。
人気漫画を続けさせようとする編集に媚びない潔さ。
最終回、雪と火の粉の舞う夜に、我が子の前でヒノカミ神楽を踊っている炭治郎が勝手に目に浮かぶけど、さらにそれを超えてくる気がする。
あと、今日駅でお母さんに手を引かれる幼稚園くらいの男の子が、鞄にでっかい煉獄杏寿郎ドット風刺繍みたいなやつぶら下げてて、よもや!
母上の手作りでありますか!
あともひとつ関係ないけど、全身防護服でゴーグルした買い物袋下げた人が、電車に乗ってた。
コロナなー。

以下最近の鬼滅の刃ちょっぴりネタバレ。






無惨との戦闘の疾走感スピード感すごい。
ギリギリの命のやり取り。
禰豆子到着したらどうなんの!?
無惨に吸収されちゃうの!?
それとも戦闘に参加すんの!?
日の出だ!ってところで次回へ続く。
来週のジャンプ楽しみすぎるのなんてドラゴンボール以来、四半世紀ぶりかも。
定期講読すでに始めてます。
毎週ハラハラするわ泣かされるわ。
いま無料で読めるところのバックナンバーで印象的なのが、縁壱の、炭吉の子供を高く抱き上げ、笑顔を見、笑う声を聴いた時、虚ろな瞳に光が入り、初めて溢れたあの涙。
あのひとコマで、あらゆるすべての感情が渦巻いての涙なんだよなあ、と...。
世界と人は、命は、こんなにも美しく愛しいのに。
自分の子供も生まれていたら、抱き上げたら、こんなふうに笑っただろうか、喜んだだろうか。
鬼さえいなかったら今頃は炭吉一家のように家族と手の届く距離で暮らせただろうか。
幼い頃優しかった兄はどうして闇に堕ちたのか。
自分がこんな力を持っていなければよかったのか。その力があってさえ、結局のところしくじった。
いつかは兄をも手にかける時が来るかもしれない。でも、この美しい世界と命を守るためなら厭わない。
そんな様々な書ききれないほどの膨大な想いが、あの一瞬のひとコマで伝わってくる。

そして黒死牟が最期まで持っていた笛。
兄は弟が持つ才能を、家族を捨てても欲しかった。
弟は才能など要らず、ただ家族が欲しかった。
この切なさがもう。
逆に生まれてたら上手くいったのかな。
杏寿郎と猗窩座、童磨とカナヲもそうだったけど、対極の存在としての対比表現がほんとにうまい。
明明後日、はやく来い!