どーも！（・◇・）/~~~
前回の偉人編その②の続きです！①はともかくそっち読んでからじゃないと意味不明だから、そこヨロシクψ(｀∇´)ψまた長文になりそうだから、今回は前振りなしでーす！（オマケなんかは書くかもだけど）そんじゃ、どうぞ！
《共通点その⑥ 革新派》
信長は楽市楽座を作ったり、誰もなし得なかった天下統一の礎を作ったり、南蛮と交易をしたりと革新的で行動的な人（ある外国人が地球儀を持ってきた際、他のものが理解できなかった中、それを理解し日本がちっぽけな島国にすぎない事も理解し、「これが世界か。」と嗤ったってエピソードがある。彼の目には、狭い島国の国取り合戦より先の、広い世界と未来をみてたんだろうか。明智光秀や保守派な人にはそれが怖かったのかもしれない。）として有名だけど、ドラキュラ公も既存の身分秩序をぶち壊した君主（この時代、身分は絶対であり、たとえ罪人であっても貴族には貴族の、庶民には庶民の、奴隷には奴隷の刑罰があったんだけど、有象無象の別なく全て同じように裁いた。また、身分や家柄ではなく議員や軍人も能力のあるものを重んじた。信長にもそういうとこがある。敵と認めたら、たとえ相手が大寺院の僧侶でも容赦ないが、味方は身分や家柄よりも力を重んじる。）だったそうな
まぁ、やる事は過激だけど、ある意味では平等だったってことで、正義感つよい人々なのかも
だから、畏怖される反面、支持してついてくる人もいたんだな（ただ、保守派な人にはやっぱり冒涜者のように思われたのかな。殺された？原因もそれが一因してるらしい）
《共通点その⑦ 国際派》
武将で国際派っていうと、ゲームで「Let'party!」だの「Are you ready?」だの言ってるから伊達政宗のイメージがあるのだけど（まぁ、彼も国際派だけど）、実は日本の元祖国際派は織田信長！外国との交易が盛んではなかったこの時代、ポルトガルなどと貿易を行っていました（だから、たぶんソコソコ南蛮語イケるんじゃない？英語はわからないけど）
で、ドラキュラ公はそのさらに上をいきます
ルーマニアは前の地方文化・言葉編で書いたように方言なんかが微妙に異なるんだけど（べらんめえ、関西弁、東北弁なんかと同じと思ってくださいな）、母国語のワラキア語だけじゃなく、モルドバ語、トランシルヴァニア語（ハンガリー語に近い）の会話はそれぞれの地方の庇護にあった時代があるから朝飯前！後、ルーマニアにはドイツやギリシャ商人が多かったんだけど、ドイツ語ギリシャ語ともにイケます！後、隣国との交渉なんかも特に問題ないんで、ハンガリー語、セルビア語、スラヴ語、ブルガリア語もイケます
後、正教徒圏の国の当主（彼自身は、途中でカトリックに改宗したりしてるけど、実は無宗教なんじゃない？って節が。っていうより、生きていく上で段々と信仰心が薄れたって言うべきか）なんで当然ラテン語喋れるし（てか、ルーマニア語はラテン語とスラヴ語の混合によって生まれたという説あり）、法王のスパイや法王の使者とも普通に会話できてるんで、イタリア語もソコソコ喋れます
後、トルコに人質に取られてた時代があるからトルコ語も喋れるし、そこで学ばされたんでアラビア語も喋れます…。個人的にも語学や文学への興味は強かったようで、喋れたかはわかんないけど、英語となんと漢文読めたらしい（蔵書で英書が結構あるようです！なもんだから、『吸血鬼ドラキュラ』で彼がロンドンに住もうと思ったキッカケはなんと“イギリス文学に憧れて”…あんたは忍者＆武士好きのエレーンさんか
ロンドンって事は、ドラキュラ“伯”は《実際のドラキュラ公は読んでないと思う。だってその頃もう生きてないから。シェークスピアくらいは読ん…でないかな。吸血鬼だったらあり得るかも⁇》マザーグースや『Alice in wanderland』、『Peter=pan』や『Winny the pooh』も読んでるかもね(^◇^;)スウィーニー・トッドや切り裂きジャックも知ってるかも。ん？でも、彼が住もうとした場所って郊外だよねまさか、『シャーロック・ホームズ』に憧れてた⁈そういえば、本人吸わないのに城に葉巻パイプあったりすんだよね(￣◇￣;)）！つーことは15ヶ国語は操るって事に…伊達政宗や夏目漱石も真っ青だね(^◇^;)
《共通点その⑧ 若い時はかなり破天荒》
若い頃の信長が“尾張の大うつけ”なんて言われるほど破天荒なのは有名だけど（2人とも晩年も十分バサラ者だけど。具体的にどうカブいてたかというと、髪を不良髮とされる茶筅髷にして派手な着物をもろ肌って格好で、馬で三尺槍持って駆け回ってたらしい…今でいう暴走族の頭みたいなもん⁈極めつけはお父さんの葬式で遺影に焼香を投げつけた「親父！死ぬのは早すぎるわぁ‼」って感じで…
さらに、浅井三姉妹の長女・茶々は実は浅井長政じゃなくて信長の子説も家系図に名前がないし、生まれた年の計算が合わないのださらに、うつけには不義密通・近親相姦を行った者の隠語の意味もあるとか…）、実は若い頃のドラキュラさんも相当破天荒もといやんちゃすぎる少年だった
13歳から16歳まで、弟と共にトルコの人質になってたんだけど、ただ大人しく従ってる様な性格じゃない（まぁ、軍人の息子っていうプライドが高かったのかも。それにお父さんバルカン十字軍隊長でもあったし、彼は跡取りだし「君主の息子ともあろう者が異国の、それも異教徒の一司令官たちに屈するなんざ冗談じゃねぇ！」とか思ってたのかもしれない…それこそ、武門の恥！って奴か……べらんめえ口調なのは、アタシがお江戸好きなのとワラキア人の気性がちょっぴり江戸っ子っぽいから）！どっちもモルドバ一の美姫（お母さんはモルドバ公の妹）と誉れ高かった母似の顔立ちなんで（髪と目の色は違うけど。彼は漆黒のくせのある髪に暗褐色の眼、弟・ラドゥは栗色の巻き毛に緑の眼）美少年であった事は確かだろうけど（つか、かなりの女顔だったらしいから、下手すりゃ美少女って言っても通るかも。アタシが描く“彼”が女の子みたいなのもそれが一因してる。
だから、当時バイ《ゲイの進化系みたいなもんで、男も女も愛せる男》が多かったこの国では危ないかも色白華奢だし…《弟は皇太子だったメフメトの愛妾だった他、砦の上官相手にも男娼まがいなことして兄と絶縁したけど》晩年、彼はヒゲなんだけど、あれは付け髭疑惑出てて、過去のトラウマ故に警戒してって説がある）、美男公と呼ばれた弟に対して彼にその手のあだ名がないのはひとえに激しすぎる気性によるところもあるらしい…。当時のトルコの宰相の記述一部抜粋よると、「女の様に美しい見目に反し、荒々しい気性で手が付けられない。弟は大人しく従順なのに、兄の方はこちらにあからさまに敵意を向けて扱いづらい。」といった内容が書かれている(￣◇￣;)
具体的にどういったことをしてたかっていうと…“脅そうがなだめようが相手に従わず、見張りの隙をついては脱走を図る。剣や馬の稽古は異常に熱心だが、折りあれば師範をぶちのめしてまた脱走を図る。反省部屋みたいなものに閉じ込めたら、食事を拒否して自殺しようとし、うごくなくなったところを医者に見舞わせたら、回復し次第その医者をぶちのめしてまた脱走を図る。”リピート……半年で教育係に任命された宦官が音を上げて、兄の方は殺してしまえと訴えたらしい…
若干13歳でこれだから、末恐ろしい少年だよね(￣◇￣;)
まぁ、こんな性格だったからこそ、戦乱の世で当主としてやってこれた、のか？
《共通点その⑨ 女嫌い説が出てた》
今はそんな事はないんだけど、この2人には昔は女嫌い説が出ていた（なわけないじゃん。2人とも妻子持ちだし、奥さん美人らしいし。《信長には妾もいたし、この人も美人だったらしい。ドラキュラさんは二回結婚してるけど、最初の奥さんはわずかな記述に“身分はズバ抜けて高くはないが三国一の美姫と言える美貌”ってあるし、政略結婚させられた2人目の奥さんも絵皿にある肖像を見る限り美人…。》女嫌いどころか面食いな気すらするんだけど？単純に世継ぎ残す為に婚姻したにしちゃあ子供多いし、手が早いようだけど？好色ではないけどやることはやってるんで←露骨だ。すいません…
女嫌いってこたぁないんじゃない？）
なぜそんな事を言われたかっていうと、2人とも結婚が遅かったから！理由はよくわからないけど（まぁ、あんな性格だし、父親という後ろ盾がないから、娘を嫁がせるにはそれなりの力量がなきゃってことなんだろうけど）、どちらも20代くらいで結婚してて、当時としては割と晩婚…また、信長は濃姫との間になかなか長子が生まれなかったんで、不仲説まで浮上した挙句（本当は、濃姫が骨盤が狭かった為に子供産みづらい体質だっただけなんだけど…でも、世継ぎ産めず、斎藤道三という強大な後ろ盾亡き後も、見捨てずに側に置き続けてたんだから、実は奥さん大事にしてたんじゃない？）、蘭丸はお稚児だという説まで浮上して踏んだり蹴ったり…んなこたぁないって…
ドラキュラ公は、最初の奥さんの記述は少ないけど（最近になって発見されたものが多く、そのために彼女は評議会が目合わせただけで、2人目の妻・マリアの方がが愛されてたと取られていた…）、今まで縁談を「状勢的にそんな余裕はない」だの「まだ早い（むしろ遅いんだけど）だの何かにつけて退け続けてた彼が唯一首を縦に振った相手なので、元々知り合いで恋愛結婚だったんじゃないか説が出てます
（コッポラの『ドラキュラ』のエリザベータもたぶんそういう設定。ちなみに、アタシが描いてる追憶編のヒロイン・ミーナもその奥方の設定。
詳しくは過去記事を検索参照。）
ちなみに、彼の従者の人（最近になって彼が残した日記や書簡などの記述が多く発見された。結構、要所要所で細かい記述を残してくれてるので助かる(^◇^;)アタシのドラキュラ漫画でもシャルマって名前で登場してます。
篠田真由美女史の作品でいうとこのシャムスですな。奥さんの侍女共々、主に振り回されていたようです(^◇^;)）の日記によると、婚姻の際に式だけ出て後は夫婦でトンズラしたとか！（ルーマニアの結婚式は3日ほど。一日目はいわば結納で、2日目は式、3日目は披露宴といった感じ。んが、ほとんど用事が済んだら、１日目は近親らと、2日目は客人を招き、3日目はさらにそこに親類縁者を招いて宴会となり踊り狂うわけで、主賓は嫌でも接待に追われる事にちなみに、奥さんは下戸で、ドラキュラさんは酔わない体質らしく《だから吸血鬼は酒強い》、いわば「酔っぱらいの相手なんてやってらんないっ！あと頼んだ‼」って感じに押し付けて逃げた…）
で、結局主賓がいないのがバレて事態まとめるの大変だったし、2日目は新郎新婦が踊って締めるので（夫婦共同作業みたいなもんで、ケーキ入刀のかわり）、探すのにも苦労したとか……
「子供じゃないんだから、すっぽかすとか勘弁して下さい…」とのグチとか「式の最中に2人してなにやってんだか…もういい歳なんだからそろそろ落ち着いてほしい…こっちの心臓が保たない…」みたいな呆れも書いてあったりする
なんであれ、彼女の死後、“12年も幽閉されてたにも関わらず脱走をする素振りすらなく（トルコであれだけ反抗してた人が）、無実を証明しようともせずに囚われ続け、改宗というバルカン全体を敵に回すようなリスクを伴う政略結婚をのんだ”のはどう考えても自暴自棄になったとしか思えないんだが…そんだけ、前の奥さんを愛してたから、ショックがてかかったってことじゃないだろうか
《共通点その10 死因が今ひとつ不明》
信長が本能寺の変で亡くなった事は有名だし、歴史の授業で習ったことがあるだろうから、あえて語る必要はないかもだけど、ハッキリした死因は実はよくわかっていない。
明智光秀に討たれたと言われてるけど、黒幕がさらにいたのか、彼に斬られたのか、彼の部下に斬られたのか、はたまた刺客がいたのか、炎の中焼け死んだのが（自ら火を放ったとも）、切腹して首を取られない様に遺体を燃やしたのかは不明…
遺体は見つかってないので全ては炎の中
墓所にもその骨すら無いとか
ドラキュラ公も没年はわかっていて、墓所もあるんだけど、いつどこでどうして亡くなったかはわからず、墓所には案の定、遺体はおろか骨も無いとか（それによって吸血鬼説が出ても不思議じゃないか。一説には湖に沈められた説もあり。だから吸血鬼は流れ水が苦手とも）死因は諸説あり、味方の裏切りにより暗殺された、正教関係者に処刑された（ちなみに、『ヘルシング』だとこれ）、弟と戦った時に浴びた《と言っても弟がつけた傷じゃないが》傷が元でしんだ（『ヴラド・ツェペシュの肖像』はこれ）、トルコ兵に化けていたら誤認射撃を受けた、多勢を相手に単身突撃して壮絶に死んだ（アタシの『last sunrise』ではこれ）などの説が主。中には不治の病を患っていて身体が動かなくなる前に自ら命を断った説もあり。ライトノベルなんかだと、異形に蝕まれてて 自我を無くす前に我が身もろとも異形を殺したなんてのも…（たしか、『ブラッディー・クロス ～鮮血の十字架』だっけ。ネットでも読めたはずなんで気になる方は検索して！結構面白かったんでオススメ！）映画ではどうなのかは知らないけど…
今なお論議をうんでいる事柄なんだそうだよ(^◇^;)
さてっと、『意外と身近なルーマニア！』シリーズはこれにて一応終了です(￣▽￣)ルーマニアに興味と親近感は抱いていただけたでしょうか⁈
これで少しでも“吸血鬼伝説発祥の地としてだけじゃないルーマニア“に興味を持っていただけたらこれ幸いψ(｀∇´)ψ
（さらにルーマニアの魅力を知りたい方は相当過去記事『ルーマニアにあこがれて』を読んでみてくださいなψ(｀∇´)ψ）余談だけど、個人的に信長は『太閤記』に出てた信長と『GOEMON』に出てた信長がカッコいいと思うなぁ～ヴラピがドラキュラ公の生涯を映画化するらしいけど（今構想中らしい。キャストが中々決まらないみたい）、できればMで始まる映画で共演したH氏かG氏（日本人だけど）、あるいはトム・クルーズ（ラストサムライ観た）とかカッコいいなぁ~なんて思っとります(￣▽￣)
次はルーマニアのおもしろエピソード記事『勢いで語れ！ルーマニア！』を書こうと思いまーす
ぶっちゃけ、かなりありますし、濃いです！ドラキュラ公もおもしろエピソードにことかきません
そのうち書くんで乞うご期待！
～オマケ～
最後に、全部カナで書かれた歌詞カードを元に『ロゴスなきワールド』を解読してみた
ドンビーとか、音？をそのまんま書いたものが多かったんだけど、自分なりに「これじゃね？」って英語を当てはめて訳をつけてみたよψ(｀∇´)ψ
そんじゃ、石井妥師で『ロゴスなきワールド』。解読歌詞、対訳付きでどうぞ！
『ロゴスなきワールド』解読
Don't be cool-vibration,revolut fantazy.
Tell me fool talk show day and rain.
Every time in the rating.
Don't stop horrow show in a darken.
Just take! la la
Oh-no have a wanting have a rate-show.
Take me wanna taken revolution.
No have a want is have a rate-show.
Ｄo be fond have warry star.
（スキャット）
Devil beam to the crashing,revout primacy.
A just bulge.
Just take ran!
Oh-no have a wanting have a rate-show.
Take me wanna taken revolution.
No have a want is have a rate-show.
Ｄo be fond have warry star.
（スキャット）
『ロゴスなきワールド』訳
しらけた迷いで空想に背くな
日差しと雨が馬鹿話を語る
どんな時も格付け
薄暗いホラーショーは終わらない
受け入れちまえ！
手持ちのレイトショーじゃ物足りない
変革を起こせるなら
望むレイトショーすら持ち得ない
盲信的な希望を追いかける…
シュビドゥビドゥ シュビドゥビダッタラ
悪魔の光線ぶつけて神の権威に背け
はみ出しちまえ
さあ、走り出せ！
手持ちのレイトショーじゃ物足りない
変革を起こせるなら
望むレイトショーすら持ち得ない
盲信的な希望を追いかける…
シュビドゥビドゥ シュビドゥビダッタラ
シュビドゥビドゥ シュビドゥビダッタラ
iPhoneからの投稿
前回の偉人編その②の続きです！①はともかくそっち読んでからじゃないと意味不明だから、そこヨロシクψ(｀∇´)ψまた長文になりそうだから、今回は前振りなしでーす！（オマケなんかは書くかもだけど）そんじゃ、どうぞ！
《共通点その⑥ 革新派》
信長は楽市楽座を作ったり、誰もなし得なかった天下統一の礎を作ったり、南蛮と交易をしたりと革新的で行動的な人（ある外国人が地球儀を持ってきた際、他のものが理解できなかった中、それを理解し日本がちっぽけな島国にすぎない事も理解し、「これが世界か。」と嗤ったってエピソードがある。彼の目には、狭い島国の国取り合戦より先の、広い世界と未来をみてたんだろうか。明智光秀や保守派な人にはそれが怖かったのかもしれない。）として有名だけど、ドラキュラ公も既存の身分秩序をぶち壊した君主（この時代、身分は絶対であり、たとえ罪人であっても貴族には貴族の、庶民には庶民の、奴隷には奴隷の刑罰があったんだけど、有象無象の別なく全て同じように裁いた。また、身分や家柄ではなく議員や軍人も能力のあるものを重んじた。信長にもそういうとこがある。敵と認めたら、たとえ相手が大寺院の僧侶でも容赦ないが、味方は身分や家柄よりも力を重んじる。）だったそうな
まぁ、やる事は過激だけど、ある意味では平等だったってことで、正義感つよい人々なのかもだから、畏怖される反面、支持してついてくる人もいたんだな（ただ、保守派な人にはやっぱり冒涜者のように思われたのかな。殺された？原因もそれが一因してるらしい）《共通点その⑦ 国際派》
武将で国際派っていうと、ゲームで「Let'party!」だの「Are you ready?」だの言ってるから伊達政宗のイメージがあるのだけど（まぁ、彼も国際派だけど）、実は日本の元祖国際派は織田信長！外国との交易が盛んではなかったこの時代、ポルトガルなどと貿易を行っていました
（だから、たぶんソコソコ南蛮語イケるんじゃない？英語はわからないけど）で、ドラキュラ公はそのさらに上をいきます
ルーマニアは前の地方文化・言葉編で書いたように方言なんかが微妙に異なるんだけど（べらんめえ、関西弁、東北弁なんかと同じと思ってくださいな）、母国語のワラキア語だけじゃなく、モルドバ語、トランシルヴァニア語（ハンガリー語に近い）の会話はそれぞれの地方の庇護にあった時代があるから朝飯前！後、ルーマニアにはドイツやギリシャ商人が多かったんだけど、ドイツ語ギリシャ語ともにイケます！後、隣国との交渉なんかも特に問題ないんで、ハンガリー語、セルビア語、スラヴ語、ブルガリア語もイケます後、正教徒圏の国の当主（彼自身は、途中でカトリックに改宗したりしてるけど、実は無宗教なんじゃない？って節が。っていうより、生きていく上で段々と信仰心が薄れたって言うべきか）なんで当然ラテン語喋れるし（てか、ルーマニア語はラテン語とスラヴ語の混合によって生まれたという説あり）、法王のスパイや法王の使者とも普通に会話できてるんで、イタリア語もソコソコ喋れます
後、トルコに人質に取られてた時代があるからトルコ語も喋れるし、そこで学ばされたんでアラビア語も喋れます…。個人的にも語学や文学への興味は強かったようで、喋れたかはわかんないけど、英語となんと漢文読めたらしい（蔵書で英書が結構あるようです！なもんだから、『吸血鬼ドラキュラ』で彼がロンドンに住もうと思ったキッカケはなんと“イギリス文学に憧れて”…あんたは忍者＆武士好きのエレーンさんか
ロンドンって事は、ドラキュラ“伯”は《実際のドラキュラ公は読んでないと思う。だってその頃もう生きてないから。シェークスピアくらいは読ん…でないかな。吸血鬼だったらあり得るかも⁇》マザーグースや『Alice in wanderland』、『Peter=pan』や『Winny the pooh』も読んでるかもね(^◇^;)スウィーニー・トッドや切り裂きジャックも知ってるかも。ん？でも、彼が住もうとした場所って郊外だよねまさか、『シャーロック・ホームズ』に憧れてた⁈そういえば、本人吸わないのに城に葉巻パイプあったりすんだよね(￣◇￣;)）！つーことは15ヶ国語は操るって事に…伊達政宗や夏目漱石も真っ青だね(^◇^;)《共通点その⑧ 若い時はかなり破天荒》
若い頃の信長が“尾張の大うつけ”なんて言われるほど破天荒なのは有名だけど（2人とも晩年も十分バサラ者だけど。具体的にどうカブいてたかというと、髪を不良髮とされる茶筅髷にして派手な着物をもろ肌って格好で、馬で三尺槍持って駆け回ってたらしい…今でいう暴走族の頭みたいなもん⁈極めつけはお父さんの葬式で遺影に焼香を投げつけた
「親父！死ぬのは早すぎるわぁ‼」って感じで…さらに、浅井三姉妹の長女・茶々は実は浅井長政じゃなくて信長の子説も家系図に名前がないし、生まれた年の計算が合わないのださらに、うつけには不義密通・近親相姦を行った者の隠語の意味もあるとか…）、実は若い頃のドラキュラさんも相当破天荒もといやんちゃすぎる少年だった13歳から16歳まで、弟と共にトルコの人質になってたんだけど、ただ大人しく従ってる様な性格じゃない（まぁ、軍人の息子っていうプライドが高かったのかも。それにお父さんバルカン十字軍隊長でもあったし、彼は跡取りだし「君主の息子ともあろう者が異国の、それも異教徒の一司令官たちに屈するなんざ冗談じゃねぇ！」とか思ってたのかもしれない…それこそ、武門の恥！って奴か……べらんめえ口調なのは、アタシがお江戸好きなのとワラキア人の気性がちょっぴり江戸っ子っぽいから）！どっちもモルドバ一の美姫（お母さんはモルドバ公の妹）と誉れ高かった母似の顔立ちなんで（髪と目の色は違うけど。彼は漆黒のくせのある髪に暗褐色の眼、弟・ラドゥは栗色の巻き毛に緑の眼）美少年であった事は確かだろうけど（つか、かなりの女顔だったらしいから、下手すりゃ美少女って言っても通るかも。アタシが描く“彼”が女の子みたいなのもそれが一因してる。
だから、当時バイ《ゲイの進化系みたいなもんで、男も女も愛せる男》が多かったこの国では危ないかも
色白華奢だし…《弟は皇太子だったメフメトの愛妾だった他、砦の上官相手にも男娼まがいなことして兄と絶縁したけど》晩年、彼はヒゲなんだけど、あれは付け髭疑惑出てて、過去のトラウマ故に警戒してって説がある）、美男公と呼ばれた弟に対して彼にその手のあだ名がないのはひとえに激しすぎる気性によるところもあるらしい…。当時のトルコの宰相の記述一部抜粋よると、「女の様に美しい見目に反し、荒々しい気性で手が付けられない。弟は大人しく従順なのに、兄の方はこちらにあからさまに敵意を向けて扱いづらい。」といった内容が書かれている(￣◇￣;)具体的にどういったことをしてたかっていうと…“脅そうがなだめようが相手に従わず、見張りの隙をついては脱走を図る。剣や馬の稽古は異常に熱心だが、折りあれば師範をぶちのめしてまた脱走を図る。反省部屋みたいなものに閉じ込めたら、食事を拒否して自殺しようとし、うごくなくなったところを医者に見舞わせたら、回復し次第その医者をぶちのめしてまた脱走を図る。”リピート……
半年で教育係に任命された宦官が音を上げて、兄の方は殺してしまえと訴えたらしい…若干13歳でこれだから、末恐ろしい少年だよね(￣◇￣;)
まぁ、こんな性格だったからこそ、戦乱の世で当主としてやってこれた、のか？
《共通点その⑨ 女嫌い説が出てた》
今はそんな事はないんだけど、この2人には昔は女嫌い説が出ていた
（なわけないじゃん。2人とも妻子持ちだし、奥さん美人らしいし。《信長には妾もいたし、この人も美人だったらしい。ドラキュラさんは二回結婚してるけど、最初の奥さんはわずかな記述に“身分はズバ抜けて高くはないが三国一の美姫と言える美貌”ってあるし、政略結婚させられた2人目の奥さんも絵皿にある肖像を見る限り美人…。》女嫌いどころか面食いな気すらするんだけど？単純に世継ぎ残す為に婚姻したにしちゃあ子供多いし、手が早いようだけど？好色ではないけどやることはやってるんで←露骨だ。すいません…女嫌いってこたぁないんじゃない？）
なぜそんな事を言われたかっていうと、2人とも結婚が遅かったから！理由はよくわからないけど（まぁ、あんな性格だし、父親という後ろ盾がないから、娘を嫁がせるにはそれなりの力量がなきゃってことなんだろうけど）、どちらも20代くらいで結婚してて、当時としては割と晩婚…また、信長は濃姫との間になかなか長子が生まれなかったんで、不仲説まで浮上した挙句（本当は、濃姫が骨盤が狭かった為に子供産みづらい体質だっただけなんだけど…でも、世継ぎ産めず、斎藤道三という強大な後ろ盾亡き後も、見捨てずに側に置き続けてたんだから、実は奥さん大事にしてたんじゃない？）、蘭丸はお稚児だという説まで浮上して踏んだり蹴ったり…
んなこたぁないって…ドラキュラ公は、最初の奥さんの記述は少ないけど（最近になって発見されたものが多く、そのために彼女は評議会が目合わせただけで、2人目の妻・マリアの方がが愛されてたと取られていた…）、今まで縁談を「状勢的にそんな余裕はない」だの「まだ早い（むしろ遅いんだけど）だの何かにつけて退け続けてた彼が唯一首を縦に振った相手なので、元々知り合いで恋愛結婚だったんじゃないか説が出てます
（コッポラの『ドラキュラ』のエリザベータもたぶんそういう設定。ちなみに、アタシが描いてる追憶編のヒロイン・ミーナもその奥方の設定。
詳しくは過去記事を検索参照。）
ちなみに、彼の従者の人（最近になって彼が残した日記や書簡などの記述が多く発見された。結構、要所要所で細かい記述を残してくれてるので助かる(^◇^;)アタシのドラキュラ漫画でもシャルマって名前で登場してます。
篠田真由美女史の作品でいうとこのシャムスですな。奥さんの侍女共々、主に振り回されていたようです(^◇^;)）の日記によると、婚姻の際に式だけ出て後は夫婦でトンズラしたとか！（ルーマニアの結婚式は3日ほど。一日目はいわば結納で、2日目は式、3日目は披露宴といった感じ。んが、ほとんど用事が済んだら、１日目は近親らと、2日目は客人を招き、3日目はさらにそこに親類縁者を招いて宴会となり踊り狂うわけで、主賓は嫌でも接待に追われる事に
ちなみに、奥さんは下戸で、ドラキュラさんは酔わない体質らしく《だから吸血鬼は酒強い》、いわば「酔っぱらいの相手なんてやってらんないっ！あと頼んだ‼」って感じに押し付けて逃げた…）で、結局主賓がいないのがバレて事態まとめるの大変だったし、2日目は新郎新婦が踊って締めるので（夫婦共同作業みたいなもんで、ケーキ入刀のかわり）、探すのにも苦労したとか……
「子供じゃないんだから、すっぽかすとか勘弁して下さい…」とのグチとか「式の最中に2人してなにやってんだか…もういい歳なんだからそろそろ落ち着いてほしい…こっちの心臓が保たない…」みたいな呆れも書いてあったりする
なんであれ、彼女の死後、“12年も幽閉されてたにも関わらず脱走をする素振りすらなく（トルコであれだけ反抗してた人が）、無実を証明しようともせずに囚われ続け、改宗というバルカン全体を敵に回すようなリスクを伴う政略結婚をのんだ”のはどう考えても自暴自棄になったとしか思えないんだが…そんだけ、前の奥さんを愛してたから、ショックがてかかったってことじゃないだろうか
《共通点その10 死因が今ひとつ不明》
信長が本能寺の変で亡くなった事は有名だし、歴史の授業で習ったことがあるだろうから、あえて語る必要はないかもだけど、ハッキリした死因は実はよくわかっていない。
明智光秀に討たれたと言われてるけど、黒幕がさらにいたのか、彼に斬られたのか、彼の部下に斬られたのか、はたまた刺客がいたのか、炎の中焼け死んだのが（自ら火を放ったとも）、切腹して首を取られない様に遺体を燃やしたのかは不明…
遺体は見つかってないので全ては炎の中
墓所にもその骨すら無いとかドラキュラ公も没年はわかっていて、墓所もあるんだけど、いつどこでどうして亡くなったかはわからず、墓所には案の定、遺体はおろか骨も無いとか（それによって吸血鬼説が出ても不思議じゃないか。一説には湖に沈められた説もあり。だから吸血鬼は流れ水が苦手とも）
死因は諸説あり、味方の裏切りにより暗殺された、正教関係者に処刑された（ちなみに、『ヘルシング』だとこれ）、弟と戦った時に浴びた《と言っても弟がつけた傷じゃないが》傷が元でしんだ（『ヴラド・ツェペシュの肖像』はこれ）、トルコ兵に化けていたら誤認射撃を受けた、多勢を相手に単身突撃して壮絶に死んだ（アタシの『last sunrise』ではこれ）などの説が主。中には不治の病を患っていて身体が動かなくなる前に自ら命を断った説もあり。ライトノベルなんかだと、異形に蝕まれてて 自我を無くす前に我が身もろとも異形を殺したなんてのも…（たしか、『ブラッディー・クロス ～鮮血の十字架』だっけ。ネットでも読めたはずなんで気になる方は検索して！結構面白かったんでオススメ！）映画ではどうなのかは知らないけど…今なお論議をうんでいる事柄なんだそうだよ(^◇^;)
さてっと、『意外と身近なルーマニア！』シリーズはこれにて一応終了です(￣▽￣)ルーマニアに興味と親近感は抱いていただけたでしょうか⁈
これで少しでも“吸血鬼伝説発祥の地としてだけじゃないルーマニア“に興味を持っていただけたらこれ幸いψ(｀∇´)ψ
（さらにルーマニアの魅力を知りたい方は相当過去記事『ルーマニアにあこがれて』を読んでみてくださいなψ(｀∇´)ψ）余談だけど、個人的に信長は『太閤記』に出てた信長と『GOEMON』に出てた信長がカッコいいと思うなぁ～
ヴラピがドラキュラ公の生涯を映画化するらしいけど（今構想中らしい。キャストが中々決まらないみたい）、できればMで始まる映画で共演したH氏かG氏（日本人だけど）、あるいはトム・クルーズ（ラストサムライ観た）とかカッコいいなぁ~なんて思っとります(￣▽￣)次はルーマニアのおもしろエピソード記事『勢いで語れ！ルーマニア！』を書こうと思いまーす
ぶっちゃけ、かなりありますし、濃いです！ドラキュラ公もおもしろエピソードにことかきません
そのうち書くんで乞うご期待！
～オマケ～
最後に、全部カナで書かれた歌詞カードを元に『ロゴスなきワールド』を解読してみた
ドンビーとか、音？をそのまんま書いたものが多かったんだけど、自分なりに「これじゃね？」って英語を当てはめて訳をつけてみたよψ(｀∇´)ψ
そんじゃ、石井妥師で『ロゴスなきワールド』。解読歌詞、対訳付きでどうぞ！
『ロゴスなきワールド』解読
Don't be cool-vibration,revolut fantazy.
Tell me fool talk show day and rain.
Every time in the rating.
Don't stop horrow show in a darken.
Just take! la la
Oh-no have a wanting have a rate-show.
Take me wanna taken revolution.
No have a want is have a rate-show.
Ｄo be fond have warry star.
（スキャット）
Devil beam to the crashing,revout primacy.
A just bulge.
Just take ran!
Oh-no have a wanting have a rate-show.
Take me wanna taken revolution.
No have a want is have a rate-show.
Ｄo be fond have warry star.
（スキャット）
『ロゴスなきワールド』訳
しらけた迷いで空想に背くな
日差しと雨が馬鹿話を語る
どんな時も格付け
薄暗いホラーショーは終わらない
受け入れちまえ！
手持ちのレイトショーじゃ物足りない
変革を起こせるなら
望むレイトショーすら持ち得ない
盲信的な希望を追いかける…
シュビドゥビドゥ シュビドゥビダッタラ
悪魔の光線ぶつけて神の権威に背け
はみ出しちまえ
さあ、走り出せ！
手持ちのレイトショーじゃ物足りない
変革を起こせるなら
望むレイトショーすら持ち得ない
盲信的な希望を追いかける…
シュビドゥビドゥ シュビドゥビダッタラ
シュビドゥビドゥ シュビドゥビダッタラ
iPhoneからの投稿