青梅 吹上しょうぶ公園

   R5,6,6

青梅の吹上しょうぶ公園へ行く。

青梅線の河辺駅で降りてバスの乗る。

以前ツツジの咲く時期に妹と来た塩船観音を通り過ぎて少し行くと

「吹上菖蒲公園入口」のバス停に着く。

帰りのバスの時間を確認してから駐車場になっている空き地を

突っ切って行くと直ぐに池がある。

何の池だろうと思ってみると奥の方に睡蓮が少し見える。

この先に入口はある。

入園料200円を払って中に入る。

両側を木に囲まれて川のように細長い敷地に花菖蒲が植わっている。

突き当りは森のようである。

こういう所を谷戸というのだろう。

他の人に説明をしているボランティアガイドの話によると

昔は米を作っている田んぼだったという。

花菖蒲は一列ごとに品種の書かれた名札がついて居てわかりやすい。

「江戸」とか「肥後」とかの系統も書いてある。

広い木道が整備されているのでスケッチの場所を探しながら

デジカメで写真を撮って一周して見る。

所々に休耕田があり次の準備をしているらしい。

花が終わったり咲き具合が悪かったものを全部抜き取って

バックヤードに植えてあるものと入れ替えるのだという。

それらを全部一年を通して6人のボランティアでしているというから

驚きだ。感謝である。

所々にベンチが備え付けられているので助かる。

その一つに腰かけて一枚スケッチする。



建物などないので描きやすい。


描き終わって時計を見ると15:08のバスの時刻に

40分位あるので別の場所に移動して谷戸の雰囲気が

出るように縦にスケッチする。



帰り際、花ひとつ一つ見てゆくと変わった形の花がある。

これから咲くのかと思ったらこういう形らしい。

鷹の爪に似ているのでそういう名が付いたのだとか。

時間ギリギリでバス停に急いで行くとポツポツと

雨が落ちて来た。予報は当たったのかな。