民族と呼ばれる人々


隔離された山の中で生きる人々


3日間タイの北部チェンライにいるアカ族の村にステイした。





自然な中での伝統的な生活を見たくてチェンライへ行った




竹の家、箸、コップ

竹で炊くご飯

足で踏む脱穀機

重さと風を使った籾殻取り







ステイ先の家を出ると




コンクリートの家

プラスチックの箸、コップ

炊飯器




ステイ先のお母さんに

うちはあえて手仕事を大切にしているんだ、と教えられた






現代化した世界で


山の中とはいえ街とざっくり隔離されているわけではない


時代に合わせて人々の暮らしも変わっていく





日本人も


伝統的な木造建築

布を無駄にしない着物の縫い方、使い方


自然を生かした知恵をすっかり忘れてしまった




それなのに

彼らは昔ながらの生活だろう、と期待して村を訪ねた私



どの人種もどの地域もあまり大差ない


現代化の波には逆らえない







ただすっかり伝統を失ってしまった日本人として


まさに変わっている最中の人々の姿を見て


失った祖国の姿を思うのも


侘しい と思うのも





急速に変わってしまう世界の中では


ちっぽけな物思いにすぎないのか






私のこの感情が


ただ波に流されるだけの今に



違った波紋を


何か立ち止まって考えるきっかけを


変わりゆく世界の人々に与えることはできるだろうか