立川こはる改め小春志(こしゅんじ)の披露目。
実は、彼女のことは殆ど知らない。
かなり前に高座を拝見した。。。
という記憶があるという程度。
師匠が師匠だけに”ちゃんとした芸人”というのは分かっていた。
でも”ぶっちゃけ”、今回はゲスト目当て。
そう、立川談春と立川志らくの御両人が並ぶ会だと。
御二人が並んで話しているの見るのは初めて。
談春師匠と話をしている志らく師匠は、子供のよう。
見事に”弟”になっていた。
何年振り?
談春師匠の落語を聞いた。
「六尺棒」
長く演るの?
って気になったが、ちゃんと”定時”で高座を降りた。
いつも志らく師匠が、談春師匠の”噺”は長いって仰るから。
志らく師匠は「笠碁」。
今日の状況を鑑みて、お客へサービスしてくださった。
しかし、こないだとは師匠の様子が違う。
少し若返っているぞ!
小春志師匠は出囃子も変えたそうだ。
「二人椀久」
どの噺家も敢えて選ばなかった曲。
椀久が女を思い狂う様が、男の噺家には縁起が悪い。
が、女の自分には差し支えないと。
確かに理屈だ。
彼女のネタは「居残り佐平次」。
師匠譲りの丁寧な描写。
慣れない私には若干、冗長的。
ちゃんと終わるのかしら?と不安になった。