この一年、自分にとって、最も大切だった作品。
ついに最終回を迎え、今日はGロッソで生公演も観てきた。
前作の「機界戦隊ゼンカイジャー」は観たことのない世界観を楽しんだ。
そして今作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は観たい世界観を楽しんだ。
これでもかと言うほどに。
大人たちが寄ってたかって、真剣に、コダワリを尽くして、視聴者を巻き込んで、壮大な「遊び」を拵えた。
遠くから観ていて「何やってんだろう?あいつら面白そう」と思わせる。
間近で観ていて「ナニコレ、最高!」と思わせる。
これが一番のエンターテイメントだ。
制作陣・スタッフは一流。
脚本はもちろん大先生。
キャストはキャリアの浅い鮮度のある若手を中心に。
スーツアクターは腕利きのアクション俳優が並んで。
ゲストは若手からベテランを揃えて。
特撮と言う言葉だけでは語れない。
ジャンルを超えた、超一流の最高傑作。
最高の「遊び」。
人を惹き付ける生活というのがある。
それは派手でも綺羅びやかでもセレブでもなくて。
人間が人間を惹き付けること。
それは些細で温かくてユニークなものだ。
そういう生活を送ること。
それが生きている甲斐というものだと教えてもらった。
終わってしまってとても寂しい。
頭が空っぽ。