年始四日目は、ほのぼの人情喜劇を観る。

三越劇場は場内もロビーもコンパクト。

とても居心地が良い。

休憩時には榮太楼のドラ焼きをいただいた。

 

芝居の内容は先述の通りにほのぼのとしたもの。

喜多村緑郎と波乃久里子が夫婦というのが分かりづらかった。

この芝居は随分古く65年ほど前に書かれた作品らしい。

「女の立場」という観点は現在にも語られる。

現在の女性は当時と違う?

いや、性の別に関わらず「人の立場」由来の苦悩は存在する。

それを気楽な「立場」で眺めることの出来るのが喜劇の醍醐味なのかもしれない。

 

後半には神田祭という舞踊で、歌舞伎でも度々出るものだ。

喜多村、河合、流石の御二方で楽しかった。

 

この後昼飯求めてフラフラして結局、蔵前経由で浅草まで散歩した。