中国企業の待遇とローカルの借家住まい~~ | nun0523のブログ

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当時、私に適した仕事は上海に無く、江蘇省南通市でローカルの繊維製品の検品工場や貿易公司で働いていました。南通市なら上海北駅からバスで2時間半で行ける為、頻繁に上海へ戻れるなら南通市がベストと思い決めました。業務内容は検品会社なら検品監督と翻訳、指導、顧客対応、苦情処理、顧客勧誘。貿易会社だと顧客勧誘、翻訳、苦情処理 いずれも拘束時間は朝8時から夕方5時までが基本でしたが、夕方5時終業は年数度で特に出荷前は朝方も良くあり、給与は7000元~15000元(プラスコミッション)で給料日に給与が出たのは1軒だけでした。その他すべて責任者に詰めないと給与遅配は当たり前でした。

聞く所によると有るローカル企業がベトナムに会社を作りましたが、責任者の日本人は4年給与を受け取っておらず総額150万元ポーンを受け取れず会社は倒産しました。笑い泣き笑い泣き笑い泣き 恐らくベトナムで日本人がお金を建て替えも相当有ったとか。。

 

貿易会社の社員は皆若く責任者(所長)でも40歳くらいでした。仕事内容は殆ど新規顧客の開拓でした。なので、ホームページを作ったり、メールを個別に出したり、商材集めや工場のリサーチ、獲得した新規口座の生産管理でした。一度本社に通訳が要るので人材市場(面接会場)へ行き、日本語能力を診て欲しいと言われ面接官もした事も有ります。また生地プリント工場が倒産したので、お客様の資料を引き取りに行って欲しいと言われ現地で公安(何故か公安が監督)に事情説明して資料引き取りつつ、倒産した工場の社員の泣き言を聞かされました。ニヒヒ

 

お昼ご飯は会社で用意する場合(食堂におばちゃん)が居ましたが内容は粗末な食事でした。近くに店が有れば食べに行くのですが、衛生の懸念が有り出張で来られた日本人は連れてはいけない店ばかりでした。因みにオーダーする時は厨房に行って注文する事が多かったですね。南通でローカルのお店は70%?位の店は客の残した白飯を又ジャーに戻して別のお客に出すのを目撃しました。笑い泣き笑い泣きガーン

 

住まいは殆ど会社が用意してくれました。一番待遇が良かった住まいですと3LDKでしたが、一部の部屋は家主の荷物が放置してあり使えない状態でした。自分で探す場合は引っ越し希望地域付近へ行き、最寄りの不動産屋に行くのです。南通市だと自分で探した家は800元2軒と1200元1軒で、800元は车库と呼ばれる部屋で、内装前は倉庫で風呂(シャワー)トイレは完備されいてました。1200元は1室のマンションを仕切り、入口別にして完全独立ですが、仕切りは部屋のドアをロックだけなので、生活音は筒抜けでした。

 

ローカル企業から提供された部屋では自炊が出来るキッチンも有りました。都市ガスは1軒を除いて給湯の多くは電気温水器で、お風呂の場合は30分~50分前に加熱するのですが、小型なので一度お湯を使うと再度沸く迄は使えません。またプロパンガスの場合は熱量は中々で調理、給湯に使えます。プロパンが切れれば電話すると持って来てくれますが、ガスボンベの配達、交換は宅急便屋でした。大体が職場で顔見知りの運送屋さんです。

 

ガスは都市ガスは1軒だけ、都市ガスで一番困ったのは排気が悪く熱が逃げないのと給湯器の温度設定が春夏用と秋冬用の2パターンの設定で僅かに温度を変えれる事が出来春から秋までは何とか春夏用にして使えるのですが、秋冬で温度を一番低くしても47~48度有るので熱くて使えません。冬にお風呂はどうしていたか言えばお湯をバケツに貯めて洗面器に水入れて薄めてましたが、それが面倒なので一番姿勢を低くして落水する位置で熱湯が冷める状態で使ってました。それとガスとコンロは基本コンロの下でガス管とコンロを下で繫ぐのでゴムホース劣化に気づき難いと思います。

 

自宅はシャワーのみが基本で銭湯も有るのですが、お湯がぬるい事と不衛生な上、中国人は水虫が多くて銭湯の足マットで確実に染ると聞いたので銭湯は4~5度行ったきりでした。当時銭湯は2元の個室シャワーから一般的な湯舟が有る銭湯で休憩室が有る10元が一般的でした。

 

次回はローカルでの生活(買い物、繊維市場)等をお話しします。