継続中漫画:リンク33P34P


平成23年(2011年)5月大学病院退院時のMRI画像CDです。
画像は本日FC2ブログで公開しているものと同じです。

側面
H23.5MRI側面


正面
H23.5MRI正面

今年の平成26年4月で、

脳幹部神経膠腫G3を発病してから丸3年(平成23年4月生検・病理確定したので)。

平成24年4月に画像上から上図の神経膠腫が消えてから、丸2年が経過する事になります。








タイトルですが、今朝は時間に余裕がありTVをつけましたら…

深海魚【リュウグウノツカイ】が生きて捕獲されたとの事。


私はリュウグウノツカイには…昔から、ただならぬ関心があります。

今朝のTVでも紹介されていたのですが、古来より【リュウグウノツカイ】の外見と、
伝説の生物【人魚】が酷似している事などが取り上げられていました。


古くは『日本書記』『古今著聞集』『甲子夜話』『六物新誌』、
他には寺島氏の『和漢三才図会』にも人魚の生態が詳細に書かれています。


暗く赤い髪、ぬめるような白い肌、大きな瞳…


古代の闇の海で漁師たちには…偶然網にかかったリュウグウノツカイが人魚に見えたのでしょうか。

それとも本当に人魚は存在するのでしょうか?

そして、その姿を見たものは心身ともに虜にされてしまう魔力、
不老不死伝説といい、ゾクゾクと浪漫を掻き立てられます。








竜宮…



今からほんの…800年ほど前、1185年(元暦2年)の壇ノ浦において―


平清盛の母、二位ノ尼は幼い安徳天皇を胸にかき抱いて入水します。
二位ノ尼の腰紐には…帝位の印・三種の神器の一つ、草薙の剣が結わえられていました。


「いまぞ知る御裳灌川のながれには浪の底にも都ありとは」


4月下旬の関門海峡、船上を吹きすさぶ風は冷たかった事でしょう…

東武士どもの手に堕ちるよりは黄泉の竜宮へお供すべしと、
安徳天皇に続いて女房装束が次々に翻り、船から海中へ身を投じていきます。

ところが、身は沈んでも意に反して彼女たちの丈成す黒髪は海面に浮いてしまい、
源氏方の熊手によって、女房達は荒々しく髪ごと海上の現世に引き戻されます。



人魚は…壇ノ浦の海底から一部始終を窺っていたかもしれません。



深海の帝都まで、悲運の幼帝を…この竜宮の使い達は導いてくれたでしょうか…。

海の男達にはかなり手厳しい人魚も、8歳の安徳天皇には優しく従ったような気がします。






それではまた。


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