月曜日に毎月の恒例儀式MRI造影でした。

お陰様で平成26年1月再燃なし、MRIクリア。
(今回は主治医より即日電話連絡ありました;)







大学病院までは車時速60~70kmで片道約2時間です。

化学療法や免疫療法、照射関係、がん治療についてガッツリ話すこともあれば、
それらと全く関係ない、しょうーーーもない話題を真面目に話し合う事もあります^^;


で、今回はタイトルの通りです;





NHK…今年は戦国時代、黒田官兵衛ですね。


大河ドラマ、バブル期までは失われた父権を懐古するかのように、
雄々しい武将の生涯(男の浪漫;)を壮大に描いたものが王道であったように思います。

日本経済崩壊後は、女性の社会進出に伴って(男性の草食動物化現象に伴って;?)
戦国の世でも女性が内助の功を発揮するものにシフトしてきました。

毛色は多少異なりますが、去年は「八重の桜」でしたね…。



「直江兼続」あたりから、戦国有名武将本人よりも、
その部下・官僚的立場の人物の出世競争的な、

仕える事務方の苦労出世譚が主流になるのは…世相を反映しているのでしょうか。



主人:「…つっても、黒田官兵衛は家老の家柄だから。」

私 :「もともと位の高い家の子息だから、苦労出世よりか才能開花の方向かなあ?」

主人:「大出世的な面白さを求めるなら、そこは秀吉がオーソドックスだろ。」


世界的戦乱史の中でも、一百姓から身を起して天下統一を果たしたのは…
やっぱ、秀吉と朱元璋ぐらいかなー…



朱元璋って誰やねん(;・∀・)

(ご参考リンク朱元璋:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B1%E5%85%83%E7%92%8B



私 :「百姓なら前漢の劉邦はどうよ?」

主人:「あれは百姓だけど、水飲み百姓から成り上がった訳じゃない。」

なるほど。



下剋上って、余り良い響きではありませんが…

ビッグチャンスをものにして弱い立場の者が強者を出し抜き、
ジャイアントキリングしていくのは、傍から眺める分には確かに痛快ではあります。


秀吉にしても朱元璋にしろ、当時の最下層から成り上がって下剋上していくには…
味方を増やし、敵をも味方に変えて勢力を伸ばしていかなくてはならない訳です。


最初は「ふん、身分卑しき者め…」という周囲の視線が尊敬に変化していくには、
手柄を上げ(実績を出し)ていったのは当然のことですが、

本人に何かしら人を引付ける魅力・マグネティシズムが溢れていたのでしょうか。



頭脳明晰であるのは大前提ですが、
自分より更に優秀な人材を部下に登用する、登用できるだけの度量もあったのでしょう。

(劉備玄徳もまた諸葛亮孔明を部下にし得たのは…それ故でしょうか。)


ただ秀吉も朱元璋も、その政権形成期までは寛容な人柄で知られていましたが、
晩年には残虐な君主に豹変するという共通点があったそうです…。

それが政権崩壊への因子、滅びのアポトーシスだったのかもしれませんが。




「黒田官兵衛」がドラマとして成り立つからには…
彼の官僚的出世競争に勝ち抜いていく過程が如何に演出されるか楽しみです。


二世には二世のプレッシャーがあるのだろうし、
良い家柄のボンボン同士の競争にも苦労があった筈だろうし;

その中で頭角を現していくのは、それだけの才があったのでしょうね。



そんな話をずーーーーーっとしながら大学病院へ^^;

語りながらも、お互い腹ではMRIのコト考えてたかなあー…。


職務を全うすべし!


で、

我が家は今回31クール目のテモダール週間ということで;、

戦国時代とは相当スケール違いますが、我が家なりの戦乱史を生き抜く所存であります。


それではまた。

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