蹴れない子が多い | もらんごの少年サッカーコーチのブログ

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少年サッカーは面白い!駆け出しサッカーコーチの親バカブログは第2章に突入。
東京の端っこのほうで、強豪チームと揉まれながら、中央大会目指して日々奮闘中。

とある強豪チームの必要最低条件は、強くて正確に蹴れることらしい。

どんなに巧みなドリブルを持っていようと、どんなにフィジカルモンスターであろうと、蹴れないと試合に出られない。

なるほど。

リフティング出来ないと試合に出さないというのより理にかなっている。

息子くんは今でも相変わらず蹴れないので、そのチームにいたら永遠に試合に出してもらえなかったに違いない。いや、そういうチームだと努力して蹴れるようになっていたかもしれない。分からない。

強く蹴れると、強いパスが出てくる。日々の練習や試合でのパスが強けりゃトラップも上手くなる。クリアボールだって蹴れた方が良い。隙あればどこからでもシュートも打てる。それも8人全員が。

他のクラブのコーチが蹴れない子が多いとボヤいていた。

それはうちのチームも同じだ。

よく考えれば、うちのクラブは週末の活動だけで、多くの子は平日スクールに通っている。

スクールでキックに多くの時間は割いてないだろう。小学校の校庭のような広い場所ではないだろう。ちなみに息子くんのスクールは幼稚園の園庭だ。めちゃめちゃ狭い。

じゃあどうする?

理想は、子供たちが勝手に早く来てグランドで練習するのがベスト。

でも一部の子を除き、クラブをスクールと勘違いしている親も子供も多い。
クラブに入れたらサッカー上手くなるんですよね。市のトレセンくらいは入れるんですよね?
アホか。そんな子は学校の授業のサッカーでも活躍できんわ。

おっと脱線してしまった。

蹴れるに越したことはないが、それが全てではないのはもらんごの考え。蹴れないからいいやではなく、蹴れないのなら何ができるのかを子供もコーチも考えなきゃいけない。

それは選手一人一人違うので、大変なこと。でもそこに町クラブの良さがあるとも思ってる。