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子どもが欲しい大人グッズ

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041118-00000146-kyodo-soci

携帯電話をほしがるなんて、現代っ子はおませさんだなぁ。
そう思う人も大勢いるだろう。しかし、僕は一概にはそうはいえないと思う。

僕らがまだティーンズだったころ、
好きな女の子と受話器越しにお話をするためには、その子の父親という、ベルリンの壁並みに絶対的な障害を必ず乗り越えなければならなかった。
誰もがその小さな脳みそをフル回転させて、その壁を乗り越えようとした。西側にいるあの子に会うために。
ときにはその子の母親や兄弟を味方につけたり、ときには巨人が負けてその子の父親が早めに寝てしまうことを利用して、タイミングよくダイヤルを回したり。
僕らはその行為を通して、知恵を学び、勇気を身につけ、そして大人になった。

大人になった今思うのだが、考えてみれば当時の僕らが考えた「好きな子の親父攻略法」。その究極こそがまさに携帯電話だったのかもしれない。
携帯電話があれば、その子の父親と遭遇することもないし、自分の部屋で思う存分家族の目を気にせず意中の子とおしゃべりができるのだから。
だから携帯電話というものは、子供のころ誰もが夢に描いた便利ツールであり、そしてその子供たちが大人になり自分たちの手でかなえた夢、ロマンであると言っても過言ではないだろう。

確かに僕らが子供のころほしかった大人グッズといえば、間違いなくエロ本、エロビデオがワン・ツーフィニッシュだったと思う。放課後に近くの山までエロ本を拾いに行った思い出があるのは、何も僕だけではあるまい。

しかし本当にほしかったもの、今考えてみるとそれは、まだ見ぬ携帯電話だったのかもしれない。相手の家族も、自分の家族も気にせずに、大好きなあの子と思う存分話をすることだったのかもしれない。
そう考えると今の子供も昔の子供も、ほしいものの本質というものはたいしてかわらないような気がする。

それにしても0~2歳の子の7割が携帯電話をほしがっているということ、この結果がこの調査そのものの信頼性を著しく下げているような気がしてならない。