浄化システム 27日の本格運転再開へ調整 | 福島第1原発 情報発信

浄化システム 27日の本格運転再開へ調整


 トラブルが続く福島第一原子力発電所の汚染水浄化システムについて、「東京電力」は27日の本格運転再開に向け、装置の調整作業を行っている。

 福島第一原発では、原子炉内の燃料を冷やす際に生じた大量の放射性物質を含む高濃度の汚染水が増え続け、問題になっている。この汚染水を処理するための浄化システムは、17日の本格運転開始から5時間で停止した後、点検と修理、試運転を繰り返しており、26日も装置の取り換えなど調整作業が行われている。東京電力は、27日午後にも本格運転を再開し、浄化した水で原子炉を冷却する循環注水冷却を始めたいとしている。

 また、大量のがれきが落下している3号機の使用済み燃料プールで、26日午前からホウ酸水の注入が始まった。がれきのコンクリートの影響でアルカリ性になっているプールの水を中和させ、燃料棒を入れる仕切り棚の腐食を防ぐ狙い。

 1号機の原子炉建屋を覆うカバーについて、東京電力は27日から設置工事を開始するとしていたが、天候が悪く、道路の整備などに遅れが出たため、28日にずれ込むという。

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